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2012/05/08

先週一週間 コピー系アプリとコミティアで話していたこと

新しいお仕事が始まりました。

今までのアシスタントの仕事では、何日か連日朝から晩まで働いて、オフはまとまっててそこで自分の活動という形が多かったのですが、今度は別のパターン、連日通勤なのです。

そんな普通の人の暮らし、したことないんだよ(((・・;;)))

早く慣れて、うまく時間を使えるようになりたいです。がんばろう。

さて、本日のお題は、こんな記事を読んだ、というところから。

コピー系。

「iTunes App Storeで繁栄するのはコピー系アプリ」英研究者が遺伝的アルゴリズムで市場シミュレーション

科学雑誌「New Scientist」最新号によると、英国の研究者がiTunes App Storeのアプリ開発者にとって最も合理的な戦略は何か、コンピュータ上でシミュレーションを行なった模様。

このシミュレーション実験を行なったのはLondon大学のSoo Ling Lim博士とPeter Bentley博士で、人工知能分野でよく使われる「遺伝的アルゴリズム」などを使い、異なる戦略で行動する開発者・購入者を多数生成し、アプリランキングなどへの影響も加味したもの。それによると、開発者でもっとも優勢となったのは「他者のアプリを真似たアプリを開発する」戦略をとった集団で、もっとも劣勢だったのは「独創的なアプリを開発する」戦略の集団だったとのこと。

なお、研究を行なった2人は、同手法を用いたマーケティング・コンサル会社「AppEco」も設立している。hon.jp12/4/27

そしてこれを読んだ感想。

hon.jp DayWatch - 「iTunes App Storeで繁栄するのはコピー系アプリ」英研究者が遺伝的アルゴリズムで市場シミュレーション http://hon.jp/news/1.0/0/330… アプリだけではなくクリエイティブな作品全てに言えるような気がする(-_-;;)

遺伝アルゴリズムのシュミレーションなので、「優勢」とは売り上げではなくて数だと思うんだけど、それにしても寂しい話。

この人たちの作ったコンサルの会社は、パクリを推奨するのかなあ(^^;;)

クリエイティブな作品全てに、と思ったのは、例えばこういうことです。

韓流の氾濫。

昨年の韓流騒動の時、こういう記事を書きました。サッカーのACLに例えたわけですが、あれからだいぶたって。

飽きました。

作業中にCATVで音楽番組をかけ流しているのですが、韓流チャートがあって韓流アイドルバラエティも流れてて、さらに邦楽チャートでも流れるんですよ。すごい量ですよ。日本のバンドが英語で歌ってても洋楽じゃないんだから、せめて分けてくれたらいいのに。

それでいて、似たような顔のイケメンと美女が、同じような曲で踊ってるのばっかりなんだもん、と言うと、多分好きな人から「全然違うよ!」と怒られそうですが。

こういうのって好きな人なら見分けつくけど、そうじゃないと細かいところには目がいかないから、分かんなくなっちゃうんですよね。

日本のアイドルグループも狙いどころはだいたい同じなので、見分けがつかないことが多々あり。おっさんになったということかと思ったら、スピンオフのグループで、似てるんじゃなくて本人だとほっとしたり。

さらに言うと、音楽に限らず、マーケティングがあってプロデューサーがいてという構図だと、漫画だろうが小説だろうが映画だろうがアニメだろうが、やっぱり似た感じになりやすい傾向があるなあと感じます。

そこでコンピューターシュミレーションでもそれが優勢という記事を見ちゃうと、ちょっと寂しくなっちゃうのでした。

さて、この前の記事では音楽の感想もついているので今回も。

このとき触れているPerfumeは、ちょうど今「Spring of Life」がチャート入りしています。

動きに見とれるだけでなく、今回のPVはSFドラマ仕立てなので、そちらも気になります。アンドロイドの女の子が、人の心、恋心に目覚めていく展開なんですが、なぜか最後がどんでん返し。見るたびに、えー、ここまで来たらベタでいいのにー、と思うのです。

Perfumeの音楽プロデューサー、中田ヤスタカ氏はきゃりーぱみゅぱみゅも手がけているそうです。個性あるプロデューサーなら変化があって楽しい。

動きに見とれるという話で言うと、E-Girlsという女の子グループが、「One Two Three」という曲のPVの前奏で、女子高生の制服姿ですっごい切れのあるダンスを披露しているのです。そのギャップが楽しくて、よく手を止めて見ています。

ダンスを見ると、日本の女の子アイドルグループはかわいさを追及しているのでフィジカルと運動能力では韓流に軍配がと、それは音楽じゃなくてスポーツを見る目です(笑)という感想を持ってたのですが。

子供の習い事でダンスブームが起きてけっこうたつし、基本的に踊れる子って日本でも増えてるんだろうなーと思いました。

というわけで、今回もとりとめなくなってきたので、次の話題。

コミティアでしゃべってたこと。

土曜日のCOMITIA100でしゃべり倒してたと書きましたが、何しゃべってたかというと。

まずサッカーの話題。

そこにいたのは柏サポ(僕)、FC東京サポ、千葉サポ。僕「いいなー、FC東京」FC東京サポ「ACLよりリーグの方が問題ですよ」僕「ウチはどっちも厳しいよ」千葉サポ「J1にいるだけで十分ですよ……」。

みんな最後に笑えるといいねえ。

アニメの話をしてたら、みんなモーレツ宇宙海賊を見てました。

みんなゆるい感じで楽しんでるみたいです。

スペースオペラがありになるといいなー。

あとはやっぱり、僕の近況で。初めて聞いたとか、途中までは知ってたとか、言ってなかったっけ? とか。

整理すると、今僕は、漫画の持ち込みをやめて、児童小説を書いて投稿している状態。

自分の書きたい形で話を進められるのは、どうも読んでいると、今は漫画よりも、児童小説とか、そのちょっと上の辺りとかなのではないかと感じているのが理由です。漫画は描く内容をがらっと変えないと仕事にならなそうなので、表現形式と内容と、どっちを捨てるのかと考えました。

ただ、「もう漫画は描かないんですか?」と聞かれたのですが、そこら辺も説明しづらい微妙な感じで。

例えばそもそも漫画がこのままの形なのか、というのも、どうなんだろうと思ってるんですよ。出版事情が変わることも、描き方そのものが変わることもあるかもしれない。小説だって、このままなのだろうかとも思うし。

例えばスマホだったら、その中間の絵物語みたいなものが一番見やすいってことも、あるかもしれないじゃないですか。

未来がどうなるかよく分からないので、とにかく形はこだわらず、描きたいお話を追求しようと思うのです。

そこで今、児童小説に行こうとするのは、ここで感想文を書いた本で言うと、「テレパシー少女 蘭」のような、キャラクターが愛しい、ちょっとへっぽこ風味のSFで最後いい話みたいなお話はとても書きたい! と、はっきり見えるからなのでした。

描きたいと興奮していた記事。

そしてもうちょっと上の年齢向けにも書きたいと思うのですが、ここで少し考えてて。

友達は僕の黒いところ、手厳しく口悪いとか、どこかからか未来が暗くなるようないやな話を探してくるとかも使うべきと、以前からアドバイスをくれてるのですが、どう混ぜたら上手くお話しの形になるのかなと思案中。

今回もそんな話をしてました。対象年齢上げたら恋愛要素も入れたい気がするのです。切ない系?

で、漫画の方もコミティア向けには描くし、個人出版もあるかも知れず。ただ、今まで常識だと擦りこまれたことを洗い流そうとしているので、手探り状態。

「LITTLE BIT WONDER」は、へっぽこSFだけど、いい話にはなりそうにないですよ。次のネームも見てもらったのです。どこ行くのかなあ、この話(^^;;)。

で、一緒にやってるやまさんと梅木君の漫画が、ちょうど展開的にもう一段深まる場面を迎えているのを見て、いいなあと。

なんだかんだで、やっぱり読む人が気になる要素っていうのはあるもので。僕は一番アピールできる絵柄でもそういうのがない上に、手探りしていてお話にも分かりやすいフックがない状態。

ここで、先に出たコピー系の話がまた出てくるのです。誰かが成功しているところを自分もやれば、小さな成功はあるかもという誘惑。

でも二人は自分の好きなもの描いてフックがあるわけで。ほどよい感じがいいのです。どんどん描いてれば、僕にも何か湧いて出てくるかなあと希望。へっぽこSFを極めてもいいんだ(笑)。

というわけで、最後にCOMITIA100イベントのペーパーラリー用に描いたチラシにリンクをはって、今日はお終い。

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