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2012/05/15

先週一週間 追われる生活と生き残ること

新しい仕事が始まった先週。

時間に追われています。

客観的に見て大変な仕事というわけでは、全然ないのです。友達にはもっと大変そうな働き方をしている人たちがたくさんいます。それぐらいで何言ってんの、君は、と言われそうです。

しかし、追われ感がすごいのは、僕には本当。

考えてみれば、漫画の仕事って、大変でしょうと言われるけれど、時間の区切りはルーズなんですよね。月刊だと締め切り月一回とか。寝る時間、起きる時間もばらばらでいいし、最終的に間に合えば、その日どれぐらい働くかもばらばらでいいし。

そんな暮らしを20年。みんなが普通にしていることが、とても大変に感じます。慣れるんだろうかー(^^;;)

というわけで、多分、疲れたーとか大変だーとかよくつぶやくと思います。適当に聞き流しといてください。

さて、売れない作家(僕)があがくさまを追うリアルドキュメンタリーのコーナーですよ。原稿の状況は。

仕事の様子を見ていると、次のコミティアは参加せず、遊びに行くだけなんじゃないだろか。コミティアの原稿、間に合わせる余裕がないような。

すでに小説の原稿が時間に追われているからです。世の中には仕事をしながらの兼業作家がたくさんいるということだけど、本当なのか。どうやって執筆時間を作ってるんだろう。

あと、長さが規定に合ってないので、思い切り削らなきゃいけないのだけど、それをどうするか。

僕がこういう生活になっているのは、内容を譲りたくないという思いがあったからで、そこにまで影響する削り方をするなら、「今」が意味ない。ちょっと考えちゃう。

削るとテンポがよくなるという場合もあるので、その辺見極めながらの手探りです。

一番難しいのは生き残ること。

そんな時にこんな記事を読みました。大塚明夫さんが声優の仕事について語ったセミナー。一番難しいのは「生き残ること」、大塚明夫が「声優」という職業を語る。

その中の一文。

大塚:
月1それで仕事してもご飯は食えないので、沢山やらなきゃならない。沢山やるにはどうしたらいいかって言ったら、売れっ子にならないと飯は食えないんですよね。だからそんなことを考えるよりは、地道に働いてまっとうな人生を生きた方がいい。それができないっていう方、さっき手あげてくれた方の中にいませんか。自分にはまっとうな人生は歩めそうにないなっていう人……あ、何人かいますね。多分その人たちにしか、覚悟は持てないと思います。ただ、食えるか食えないかとは別です。覚悟と運とは別だから。だからさっき手を挙げなかった人の中に運のある人がいるのかもしれない。本当にわからない。まっとうな職業じゃだめですって言う人じゃ無いと続かないかもしれないね。僕も生産社会の人から見ると、ドロップアウトしているというか、アウトサイダーというか。

とても共感。漫画家とか作家も、そういうレベルの覚悟だよなあと思いました。

がんばるぞ。

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コメント

がんばってください!!

投稿: さとみっくす | 2012/05/16 20:40

ありがとうございます。今日もいろいろばたばたでしたが、何とかがんばります。

投稿: かわせ | 2012/05/16 23:41

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