げっぷとおなら
恐竜の出すメタンガスで地球が温暖化=英学者の研究
かつて地球上を多数の草食恐竜が闊歩していた時代、主食の植物の消化によって巨大な体から大量に放出されるメタンガスのために、地球は温暖化していた。英国の学者が、このような論文を7日発売の米学術誌「カレント・バイオロジー」に発表した。
論文は、現在の牛でさえ食物の消化過程でかなりのメタンを出しており、体重20トンもの草食恐竜が放出するそれが地球の温暖化につながっていた可能性は高いと指摘している。今から2億5000万年前から6500万年にわたる中生代は、今日よりも気温が高かったとみられている。
1億5000万年前には、雷竜などの巨大な恐竜が数多く生息していた。論文は、当時の年間のメタン総放出量は5億2000万トンに達していたと推計し、この数字は現在の動物、産業活動の総計と比肩し得るレベルだと指摘している。
米環境保護局によると、現在、世界の家畜が放出するメタンの量は年間8000万トンで、人間の活動によって生じるメタンの総量の約28%を占めている。
研究の中心となったリバプールのジョン・ムーア大学の研究者デーブ・ウィルキンソン氏は、「我々の計算によると、恐竜が放出したメタンガスの量は現代の自然および人類の活動で出る総量を上回っていた可能性がある」と述べ、当時の恐竜が放出したメタンガスは中生代の気候に重大な影響を与えただろうと分析している。
時事通信12/5/8
この絵を描いててふと、以前にどっかで描いたようなと思ったら、やっぱり。 恐竜で描くべきだったか。でも温暖化の現状が気になるんですよね。
メタンガスというのは、二酸化酸素よりもずっと温暖化の効果が高いのです。
牛が温暖化に関わっているのは知ってたけど、恐竜もそうだったのかー。でかい分たくさん出てそうだ。
もっと詳しい記事はこちら。
シェールガスとかメタンハイドレートの採掘でもメタンは漏れちゃうけど、あれは大丈夫なのかな。
この記事上げようとしたところでこんなニュースも見ました。
CO2濃度、初の400ppm超=1987年から毎年更新-気象庁
気象庁は16日、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)の月平均濃度が、岩手県大船渡市で3月に401.2ppm、4月に402.2ppmを記録し、1987年の観測開始以降初めて400ppmを超えたと発表した。
また、2011年の年平均濃度も、大船渡市を含む国内の3地点全てで観測史上最高値を更新。更新は87年以降連続で、CO2排出に歯止めがかからないことが改めて裏付けられた形だ。
時事通信12/5/16
ストップ、温暖化!
ほんとに止めないと。異常気象の原因だし。
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