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2012/04/16

先週一週間 ハリー・ポッター電子書籍その後

次の商業作品に移る前に漫画も描くですよ。コミティア用。

COMITIA100、5/5東京ビッグサイト東4・5・6ホール、11:00~16:00。「も59b かってに応援団」です。

今回は5600サークルだって。すごい。

今度の漫画は前回の続き。地球はブラックホールに吸い込まれ消滅したはずなのに、さあいったいどうつなげるのか。

今回はたまたまネタを思いついたので描いたんですけど、SFショートコミックを積み重ねていく方式は、考えてみれば、科学ネタ、ネームの構成、伏線の張り方使い方と、得意なことを生かせる形式です。意識的に強化してってもいいなと思いました。

その前にちゃんと間に合うかなんですが(^^;;)

さて本日は以前取り上げたニュースの続報。

ハリー・ポッター電子書籍続報。

電子書籍版「Harry Potter」、発売3日間だけで約1.3億円を売り上げる

【編集部記事】英出版業界ニュースサイト「The Bookseller」によると、作家J K Rollins氏の電子書籍出版社Pottomore.comが先月28日に発売した「Harry Potter」シリーズ電子書籍版が最初の3日間で100万英ポンド(約1.3億円)の売上を突破した模様。

これは現地ラジオ番組でPottomore.com関係者によって明らかにされたもので、関係者たちの予想を上回るペースで売れているとのこと。中でも一番売れているのは価格が10%割引となる全巻セット版だという。

なお、電子書籍版「Harry Potter」は現在英国版と米国版のみが販売中。近日中にもドイツ語・イタリア語・スペイン語版が随時発売される予定だ。【hon.jp】12/4/5

すごいなあ、ハリー・ポッター。さすがです。

関係者の予想も上回る大成功。めでたいかぎり。

そしてローリングさんは新作も発表。

「Harry Potter」シリーズ作家のJK Rowling氏、大人向けのブラックコメディ小説を9月に発売へ

【編集部記事】電子書籍版「Harry Potter」シリーズを発売したばかりの英作家JK Rowling氏が新作を発表した。

新作は、ある小さな町の選挙を前に起こるドタバタ劇を描いた大人向けブラックコメディ小説で、題名は「The Casual Vacancy,」。Harry Potterシリーズで多くの子ども読者を獲得したRowling氏にとっては、まったく新しいジャンルへの挑戦となる。

出版社は英Little Brown社で、今年9月27日に電子書籍・紙書籍として全世界で発売されるとのこと。【hon.jp】12/4/13

こちらは普通に出版社から。

自分で出す場合と、出版社を通す場合と。こうして成功例が出来て、選択肢が増えていくといいですね。

こちらの選択肢もアメリカでは順調。

米国の電子書籍ファンサイトがKindle個人作家トップ50を発表、そのうち47人がひと月10,000DL以上を記録

【編集部記事】米国のKindleファンサイト「KINDLE REVIEW」が、Kindle上で作品を販売している個人作家の上位50名のリストを発表した。

同リストは、Amazon社のSales Rank情報などを加味しつつ個人作家のみを対象に独自算出したもの。実際の数字とはそれなりに誤差があるかもしれないが、トレンドはわかるとのこと。それによると、先月1ヶ月間で60,000DL以上を記録した作家は3名で、10,000DL以上は47名(ただし、誤差を考えると100名以上の可能性も あるとのこと)。

1位はBarbara Freethy氏で30作品を販売中。昨年1年間で合計100万DLを突破しているので、2億円前後の年収を稼いでいる計算になる。【hon.jp】12/4/6

もうアメリカの個人作家業は軌道に乗った感じ。

100万DLで2億円ということは、一冊200円、3ドルぐらい? 1万DLもあったら、けっこうな収入です。

そろそろ日本にもキンドル来るみたいだけど、お手軽に購入できるプラットフォームが出来たら、日本でもこういうことが起きるでしょうか。起きてほしいなあ。

ニュースだから売り上げの大きさの方がインパクトを持って報じられてるけど、選択肢が増えて、作家に自由度が増すことが重要だと思うのです。

売れ線は、実はそんなに従来と変わらないんじゃないか。売上データはちゃんと読者傾向を表してると思います。でも、読者個々人は好みがばらばらだから、品揃えをよくしないと全体をカバーできない。

そして全体をカバーする一番簡単な方法は、作者が好き勝手書くこと。読者の中から作者が育つわけだから、需要と書きたい物は実は一対一で対応しているはず。需要の少ないジャンルにも、少ないなりに作者がいるはず。

今僕にスペースオペラブームが再燃してますが、今の主流じゃないから、なかなかないもんね。昔のを再読するばかり。

でも出版のハードル下がって勝手に書けるなら、もうちょっと書いてくれる人がいるんじゃなかろうか。

作者としてだけじゃなく、読者としても、そういう世界の方がうれしいなあと思うのです。

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コメント

前回は夢オチ!なんて
サザエさんのSPでタイムマシーンで25年後の世界へ、カツオはなんと苦手な女子が妻に!?・・・と思ったら夢でした(この間の「あなたが選ぶアニメのヒーロー・ヒロイン」で)という感じで(^0^)
またあのシリーズですが、結婚メーカーというのがありまして、
ケンちゃんとナミちゃんの結婚は
あたたか婚
結婚パワー:15494コーン
結婚漢字:凡・愛・怠
名称はいいかな・・・
あと奈緒子先生と森山先生の結婚は、
前人未踏婚
結婚パワー:44923コーン
結婚漢字:浮・乳・暇
でした・・・(^^;;)A

投稿: みゅー | 2012/04/16 21:17

ちゃんと科学ネタで、夢オチではないです。
先端科学をいかに力抜けた感じで使うかが腕の見せ所。
 
ケンちゃんとナミちゃんが結婚して、平凡になるかなあ。
ナミちゃんが知らず知らずのうちに、おじいちゃんの影響を受けているので(^_^;;)
奈緒子先生と森山先生は「浮」の字が気になりますね。浮かれたカップルか、まさか浮気か。

投稿: かわせ | 2012/04/17 02:35

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