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2012/04/23

先週一週間 一対一と一対他

空いてる時間にひたすら漫画を描く一週間。

ページは少ないんだけど、試行錯誤してるので、なかなか進みません。今も原稿眺めていて、背景一コマ描き直しを決意。

そんな漫画はコミティア用。COMITIA100、5/5東京ビッグサイト東4・5・6ホール、11:00~16:00。「も59b かってに応援団」です。

さて、現在僕はこの漫画以外も試行錯誤モードなので、こんなことを考えてました。

一対一と一対他。

自分が書く物語をどこに届けようと、ジャンル分けについて考えていて、SFやファンタジーのような舞台分けや、ミステリーのような話の主題分けの他に、主人公とヒロインの関係でも分けられることに気づいた。一対一と一対他。これは単なる一要素じゃない。

キャラクターをどこまで掘り下げるかが必然的に決まってくる。一対一だと人間関係に焦点当たりやすい。一対他は掘り下げると泥沼愛憎劇の特殊ジャンルになるので、深く突っ込まなかったり、都合よく回避したりする。そしてそれは全体の雰囲気に影響する。

一対一で掘り下げないと、多分単に見所ない話。一対一で掘り下げると、バランス取るために、人間の書き方が全体的にそうなり、その近所にテーマが。一対他はやはりバランス取るために人よりエピソードやネタで見所を作り、掘り下げた場合はもうそれだけで手一杯なので泥沼愛憎劇限定。

そして、そこで実は読者層が分かれているような気がする。恋愛要素がない話を含めるためには、もっといい名付け方がありそうだけど。12/4/17

この間書いたのと今から手をつけるのは、完全に子供向けなんですが。

もうちょっと上の年齢向けにも書いてみようかなと思い、そしたら恋愛要素をもっと掘り下げた方がいいかなと考えていたのです。その時に。

恋愛要素を入れるとしても、まるまる全部ラブストーリーな話を書く人じゃないので、他のエピソードがありつつその合い間で、という形だろうな。まあラノベとかでそういう話はよくあるので、あの形かな。

そう考えてたら、主人公とヒロインが一対一のパターンと、女の子のキャラクターがたくさんいる一対他のパターンとで、話の種類が違ってるのではないかと感じたわけです。

その要素が独立してなくて、全体の雰囲気を決定しています。そこでのキャラの扱い方が他の部分と違うと、ちぐはぐになってしまうので。

そうすると例えば舞台は同じファンタジーでも、話の転がり方が変わってきて、そしてあーなってこーなって。

……と考えていくと、面白どころがはっきり違ってくるので、きっと読者層も違ってくるぞ、と思ったのでした。むしろSF、ファンタジーなどの舞台分けや、ミステリーなどの展開分けよりも、読者層を分けるところでは強力かもしれない。

むかーし昔はヒロイン一人が当たり前だったけど、女の子で戦うキャラクターが当たり前になり、全ポジションに配置できるようになって生まれた傾向なのかもしれません。今思ったけど、ゼロ対多だとまたちょっと違う感じ。

書いてみたけど、文章で説明するのは難しいですね。感覚としては、今までよく引っかかった部分もこれで説明できて、すっきりしたんだけど。

さてじゃあ自分はどこに行くといいのかなと考えると、感覚合う方がいいから多分あの辺という見当がつくんだけど、試してみるのは多分夏以降。

iPSで発毛。

発毛:幹細胞移植で何度でも生える…マウスで実験成功- 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/select/news/20… この間自分の漫画ではオチに使ったけど、実用化しそう。

SFネタって時代に追いつかれるから怖い。旬があるよねえ。

発毛ネタでもう一個思いついた。メモしといてそのうち描こう。さて、まずは目の前の原稿。12/4/18

iPS細胞の研究のニュースを見ていると、十年ぐらいしたらいろんなものが治せるようになっていそうです。壊れたり衰えたりした臓器は全部取替え。

そうすると、容姿も寿命も金次第という、超格差社会になるのでしょうか。これもSF的なテーマ。

ただ、思いついたのはLITTLE BIT WONDERのシリーズなので、相変わらず博士の珍発明で騒動が起きる話ですが(笑)。

さてさて、次の次ぐらいの話の前に、やっぱりまずは目の前の原稿ですよ。背景描き直しー。

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日記・つぶやき2012」カテゴリの記事

コメント

先生、こんばんは。
恋愛モノ…昨今流行の日常モノはともかく、
SFやファンタジーにあまり取り入れるのは…
そういう作品が多くなっていますが…
現代の皆が望む標準的なベクトル(他者の話でもそういうところで話が一気に盛り上がっている感じがしました)であると思いますから仕方の無い事だとは思っておりますが…
あまり取り入れすぎると
作品自体が破綻する、もしくは形を変えなければ
ならないといった事態に陥るというのを
数多く見てきましたが…

やはり、古典SFやファンタジーに見られる様な
硬派か王道な路線の作品がいいなぁ…と思う自分は
知り合いの方々の、よもやま話についていけない
人間なんでしょうか…?


でも、どういう物語を創るかは先生の自由なんです。
先生なら斜め上の新しい漫画を描けると
信じております。原稿、どうか頑張って下さい。


iPS細胞…なんだか、映画の「TIME」を思い出して
しまいました…こちらは遺伝子操作らしいのですが…
超格差と言う点でも、似たような状況らしいですし
(まだ見てません…)寿命何年とか
時計の数字の様に表される時代が来るのでしょうか…?

投稿: あかさたな午後のロードショー | 2012/04/28 21:12

いえ、そもそも発想のスタートが「恋愛要素の入ってる話を書くとして」だったので、それ抜きの硬派な話も全然ありなんです。
ただ、僕はここでの感想文でもよく書いているように、けっこう好きなんですよ、そういう話。今だとRDGで、泉水子は深行の態度が少しずつ変わってるのに気づいてないけどどうなるのかなーとか。
なのに書こうとして上手くいかないのはなぜだと考えていて、話の種類が違うのだと気づいたのでした。変な混ぜ方すると、破綻しますよね。

投稿: かわせ | 2012/04/29 00:12

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