あしたのジョー その3
ブログの下書き機能をネタのメモに使ったりしているのですが、もう使わないメモを消そうかなと見たら、一番底の方にこんなものが。
あしたのジョー20話。ダウンを喫してKO寸前から立ち上がったジョーの瞳がホントにいい。ジョーがボクシングに対して素直に向き合って、自己流で無様でも防御をするっていうシーンなんだけど、その素直さを表情で表現できているのがすごい。
あしたのジョー22話。唐突な力石との対決は力石の出所が決まったから。油断してる所に殴りかかる。場所を移すふりして時間稼ぎ。グローブの中に石を握りこむ。双方勝つために何でもする執念深さ。さわやかライバルとは程遠い。だから生死を賭けた対決に説得力が生まれたのかもしれない。
あ、さっきのは21話だ。こっちが22。
あしたのジョー22話。力石出所のシーン。みんなが力石を囲む輪から、我関せずというふうで離れていたジョー。しかしいざという時になって気になって、そわそわと覗き込もうとして、思わず大きな声で呼びかける。その後は憎まれ口なんだけど。
力石出所後の決勝戦にはやる気なし。青山に頼まれてリングに上がるも、気合不足か打たれる。そこで相手の姿に力石を重ねると、俄然ラッシュして逆転勝ち。力石の存在がいかにジョーにとって大きいか。憎々しい相手でもあり、どうしても勝ちたい相手でもあり、それでいて気になる相手でもあり。
一言では言い表せない関係に育てたのが、この作品の勝利ではないか。11/5/31
大変な作業は、気を紛らわせながら、ということで、あしたのジョー23話。力石の試合をTVで観戦。ジョーの力石への気持ちは複雑なんだけど、葉子に対する気持ちは虫が好かないという所でずっと来てるんだな。どこで変わるんだろう。
あしたのジョー24話。ジョー、ドヤ街へ帰還。丹下拳闘クラブは一応ちゃんと設備もそろっていて、子供達、西、街の人達に迎えられる。「涙橋を逆に渡る」は、立場をくっきりと見せる名台詞。11/5/31
一年近く前の感想文(^^;;)
24話でとてもきれいにエピソードがまとまったので、何かそこで満足してしまい、なんとなく見るのが止まっていたのでした。
僕はわりと、火がついて一気に見て、急に止まってそのままということが多いんですよね。読みかけの小説のシリーズもけっこうあるし。
最近またアニメを見るシーズンなので、作業中に続きを見ようと思います。
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