2012J1展望 その1
もうすぐ始まりますよJリーグ!
ということでJ1の展望を、三回に分けて。
最近の日本経済沈下でJクラブもいろいろ厳しくなってきていて、強化の継続性など、フロントの力がクローズアップされる状況です。今年はそこにもふれたいと思います。
まず本日は昇格チームと、昨年の下位チーム。
昨年J2三位、札幌。
石さんが昇格できてうれしかったです(^^)/ ずーっと気にしていたのです。
注目は、まず守備。特にDFライン。
ここがJ1レベルの攻撃をこらえられないと、戦術の前提が崩れてしまい生き残れないと思うのですが、CBがいまいちフィットしていないという情報。河合選手を下げる手もあるかも。
強化費が少ない中、移籍選手を見ると、他チームの眠れる才能の発掘をする作戦の模様。
その中でも特に、大分から移籍の前田選手がJ1で活躍できるかに注目です。ユース代表の時、すごい選手だなあと思って見てたのです。
対戦は第5節、4/7。
昨年J2二位、鳥栖。
鳥栖の昇格も感心しました。僕らがJ2で戦った2010年シーズン、鳥栖には激震が走ってて。岸野監督が主力選手を引き連れて、横浜FCに行ってしまった。
こりゃきついなあと思っていたら、それでもその年、落ち込みを最小限に食い止め、翌年は二位で昇格ですよ。逆に大量補強に賭けた横浜FCの方が崩れちゃった。
ハードワークを基本にという方針がぶれず、そういうチームを作り続けたクラブ力の勝利です。こういうチームは応援したいですね。
こちらもDFラインがJ1の攻撃を食い止められるか、FWの豊田選手が活躍できるかが鍵でしょうか。
対戦は第8節、4/28。
昨年J2優勝、FC東京。
しかも天皇杯には優勝して、今年はACLの快挙です。
ただ近年、ウチも含めて、J2で熟成させてJ1へのパターンが多かったのですが、FC東京は監督交代です。この辺はちょっと複雑で。
城福監督がムービングフットボールを掲げていたけどJ2に落ちた。大熊監督になったけど、やはりつなぎ倒すサッカーをしようとJ2で確認した。なのでコレクティブで攻撃的なサッカーを標榜するポポヴィッチ監督に。
人は替わってるけど、サッカーのスタイルはつながっていると言えて、さてどちらの目が出るか。
そして去年もすごい補強をしましたが、今年も大量補強です。がらっと変わったチームになりそうです。一番のポイントは、G大阪へ移籍の今野選手の穴が埋まるかどうかでしょうか。
対戦は第9節だけど、ACLの都合で第15節の後の6/27。お互いACLはどうなってるんでしょうねえ。
昨年15位、浦和。
監督が交代、広島からペトロヴィッチ監督がやってきました。苗字だけだと去年と変わっていません。ややこしい(笑)。
広島と同様の3-6-1を取る模様。顔ぶれを見ると十分こなせそうな感じです。槙野、柏木と、広島で慣れてる選手もいます。
ただ、1トップがどうなるのか。マルシオ・リシャルデス選手をここで使うという話もあります。
浦和は近年、監督がよく変わりその度にサッカーも変わってるから、フィットするのに時間かかるかもしれません。そこを我慢できるかどうかが一番の鍵かも。
対戦は第2節、3/17。フィットしたら強そうなので、その前に叩いときたいですね。
昨年14位、新潟。
チョ・ヨンチョル選手が大宮、千葉選手が広島にぶっこ抜かれ、酒井選手はドイツへ。毎年選手を抜かれて大変だなあと思っていたら。
G大阪から移籍の平井選手がフィットしそうな気配。かなり決定力のある選手なので、シーズン通して働けば、かなり活躍するんじゃないかと。決定力が売りの若手FWは、日本のためにも成長してもらいたい。
さらに矢野君が電撃復帰で、戦力的にはけっこう充実してきました。3トップがあるのかな。矢野君は元々右でやってたし、ブルーノ・ロペス選手には左から切れ込んでシュートのイメージがあるから、はまりそうな気がする。
対戦は第13節、5/26。ACLのグループステージが終わったあとだ。コンディションがどうかなあ。
昨年13位、大宮。
大宮はけっこう主力級の選手を大型補強です。新潟からチョ・ヨンチョル選手、川崎から菊池選手、G大阪から下平選手。
そして長谷川君が山形からやってきました。新外国人カルリーニョス選手も評判いいみたいです。
さすがに今年は残留争いしないんじゃないかと思うけれども、どうだろう。
対戦は第14節、6/16。
さて明日は、昨年の中位チームです。
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