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2012/01/16

雪の女王4

雪の女王第17話。働きながら酒をあおってばかりのろくでなしとみんなが噂するヘレーネは、実は酒で死病の痛みを散らして子供のために働く母親だった。食べてたラーメンが涙味になった……。

雪の女王第18話。赤ん坊の頃に両親を亡くしたゲルダは、旅先で出会った船長に父の面影を見る。船長もまた、ゲルダに久しく会っていない娘の面影を見る。優秀な船長が遭難必死の進路を取ったと思えばそれは…という波乱の展開を、優しい気持ちがまとめてるいい話。

あと、とうとう嵐の中雪の女王に遭遇。ちらりとだけど、このじわじわ進んでいく感もたまらない。12/1/7

雪の女王第19話。マッチ売りの少女。話は有名で当然オチは知ってるんだけど、マッチを売る幼い少女マリアがけなげすぎて、涙が止まらない。ゲルダの慟哭が心に刺さる。

なんか自分も死んじゃうような気分になった。12/1/9

雪の女王第20話。総集編。でも第6話の回想シーンだけでも、涙が出てくる破壊力。12/1/10

雪の女王第21話。願いが一つかなう胡桃が、子供三人に一つずつ。人のために使ったゲルダの胡桃が消えなかったのは、自分の願いもかなう良い知らせかな、という終わり方。ただし、女王の城では怪しい雰囲気。12/1/14

この五話の間に三回ぼろ泣きしたですよ。

第17話「あの女はろくでなし」。同じところで働いているみんなが「あの女はろくでなしだよ」と言っていて、確かに酒はあおってるけどバリバリ働いてる。で、子供を置いて酒場に行ったと聞いて、飲みに行ったのかと思うのは誤解。この辺の伏線はすぐ気付く。子供に厳しいのもだいたい察しがつく。

でもここからの心情の質量。もー、ずしんと来るですよ。嗚咽を漏らしながらラーメン食べてる僕は、多分はたから見てるとすごい変な絵ですよ。

感情が詰まったシーンは心を揺さぶります。断片でもです。総集編で第6話の回想シーンが入っただけでも、泣きました。

そしてなんと言っても、第19話のマッチ売りの少女です。元の話が有名すぎて、むしろオチ変えてくるのかなと思ったぐらいです。

いや、変えて欲しかったですよ。最初に小さなマリアがいかにも貧しい格好で、ぶかぶかの靴はいて、「マッチいりませんかー」と出てきた時に、「えっ、まずいだろ、これ」と思わずつぶやいたですよ。

何がまずいかって言ったら、出てきたその子のデザイン、声、最初の雰囲気一つで、「まずい、この子が死んだらかわいそ過ぎてぼろ泣きする」という予感が走ったのです。

予感は当たりました。いや外れたのかもしれない。思ってたより、追い詰め方がずっとひどかった。

自分が不幸だと理解できないぐらい幼いって、反則ですよ。すごく可愛いいい子だし。そんな子が雪が降る中、住む家を追われ、最後にははく靴もなくなるんですよ。

可愛いマリアの無垢な笑顔とか、他の人の幸せな様子とか、不幸なドラマ展開とのコントラストがすごい。コントラストを作るのはシーンを引き立たせるテクニックだけど、効果絶大。言葉を失うレベル。

いけない、今書いてて思い出しただけでも泣けてきた。

この第19話があるだけでも、雪の女王を見る価値はあると思います。すごい出来栄えだったです。

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