vsサントス ほんっっっとに悔しい!
FIFAクラブワールドカップ ジャパン2011準決勝、vsサントスは1-3。
2点目取られた時。
自分が薄ら笑いを浮かべているのに気付いた。
それは「サントス強いなー、やっぱり上手いよ」というあきらめの笑いじゃなくて。
むくむくと闘争心がわいてきたからだ。
なんとなく、まあ仕方ないねという空気が漂ったのに対して、「ふざけんなよ。遊びに来てんじゃないんだ。格下なのも日程不利なのも分かってる。でもそれを全部飲み込んで、勝負に来てんだ。絶対一泡吹かせてやる」と、強く思った。
だから酒井君のヘディングシュートが決まった時、ほんっっっとに嬉しかったし。
大谷君のシュートが外れて試合が終わった時、ほんっっっとに悔しかった。
本気で、勝つところが見たい。
CFモンテレイ戦でも、やばい、いつもよりレベルが上だと感じたけれど、今日はさらに上のレベルで、失点は全部想定外だ。
大谷君のスライディングブロックは、いつもならさすがのタイミングだが、このレベルではもっとぎりぎりまで足を出すのを我慢しないと、ああして逆を取られてしまう。
近藤君は多分コースを切ってると思っていただろうが、ボール一個分のコースと足を振り抜く一瞬の隙があれば、このレベルなら決められる。
菅野さんはきちんと壁を作ったと思っていただろうが、そこをさらに上回る世界がある。
逆にウチにはそれがなかった。中盤では確かに個人技に押し込まれる場面はあったものの、それは高い献身性と集中力でカバーできていた。連動性も高く、攻めの形も作れていた。
だが最後のシーンで相手を上回れない。ゴール前、プレッシャーのかかる土壇場で、どれだけ高い技術を発揮するか。それを高めていって欲しい。
そしてそれは常に日本の課題でもある。この試合を見たアカデミーの子供たちは、将来それができる選手になろうと強く思って欲しいし、クラブはそういう選手を育てて欲しい。
また、このレベルも慣れればもっと対応できるはずだ。そのためには、こうして年に一回一部のチームがその舞台でやれるとか、海外移籍した一部の選手がそういうレベルを体験できるとかでは駄目で、Jリーグ自体が、そういうレベルのリーグでなくてはならない。
そのために、レイソルの予算が十倍ぐらいあって、それこそネイマール選手がウチにいるぐらいのことがあってもいい。スペインやブラジルの経済規模を日本と比べたら、野球というライバルがあるとしても、それは不可能な数字ではない。サッカー人気の拡大を本気で考えれば、道はある。
また、経済という点で言えば、日本はなにやら、少子高齢化は止められず衰退する運命を甘んじて受ける空気に支配されているが、やるべきことをまだ全部やってない気配なので、もっと本気で勝つつもりでやって欲しい。この国にはそれこそ勝者のメンタリティーが足りない。
……というように。
ほんっっっとに悔しかったので、話がどんどんでかくなっていってしまうのです。
だってね。
みんながんばってたし。
最後まで走り続けたし。
身体を張って戦う姿に、ほんとに心を打たれたのですよ。
だからこそ、グッドルーザーとかそんな慰めじゃなくて、勝ってみんなが報われるところが見たい!
来年ACLを制覇して、アジアチャンピオンとして再挑戦して、その時にはこの思いを晴らしたい!
そして目の前にはもう一戦、三位決定戦!!
勝って終わろう!!
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