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2011年12月

2011/12/31

2011年のかわせひろし

今年最後の記事は今年の僕のまとめ。

今年は大震災がありました。

今年は、というより、いまだ復興は遠く、現在進行形の事態です。

復興の道筋を決めなきゃいけないのに、政争のネタにしてたり、縄張り争いしてたりと感じるニュースを見ると、もうこいつらは駄目だとがっかりする反面。

被災地を支えよう、みんなでがんばって復興しようという、草の根の温かい気持ちが伝わる記事を読むと、人間って捨てたもんじゃないよねと思う最近です。

僕の住んでるところはそれほど揺れなかったので、直接的な被害はありませんでしたが、物事の感じ方には大きな影響がありました。

その中で特に影響があったのは、情報源の選び方についてです。

原発事故の報道で、明らかに基礎知識がないものが見受けられました。

いろんな質のいろんな情報が飛び交い、僕の周りでもデマに振り回される人がいました。

マスメディアにも、正確な情報を伝えるよりセンセーショナリズムに走り、不安感をあおって部数や視聴率を稼ぐ姿勢のところが目立ちます。

本当に危険があるなら避けなければいけないのはもちろんですが。

ストレスによる病気とかは、チェルノブイリでもけっこう大きな問題だったそうで、質の怪しい情報源はむしろ別の危険を招きます。

信頼できる情報源を探すのは大切だなあと思った一年となりました。食事時に見ていたニュースとかは、けっこうがらっと見るとこ変わりましたよ。

お手伝いしていたシェルクンチクが連載終了した年でもありました。

実は苦戦しているなんて、連載が続いている間はちょっと書けない話だったので。

ここに書いてた漫画話にそれの影響があっても、何を見てそう考えたかは書けず、「いきなり結論」になっちゃってたのです。ここ何年か。

ナベ先生もブログで触れてて、書いちゃっていいよーと言ってたので、そこを今年最後に整理しておきたいと思います。

よく「仕事の後に温泉で漫画の話で盛り上がった」と書いてましたけど、実はその盛り上がった通りの展開になったことはほとんどなかったのですよ。それはどんどんひどくなって。

やりたい事であればあるほど通らないので、ナベ先生はそのストレスで体調を崩し持病が悪化。仕事するのも辛そうな時があった。精神的に追い詰められて「おれは自分の好きなこと描いちゃいけないのか!」と叫んで仕事場を飛び出し、帰ってこないということもあった。

仕事だから思い通り描けない事もあるというのは分かってましたが、こんなにすごい修羅場を体験するのは、僕は初めてで。もしかしたらハーメルの名前だけ貸して編集部の望む形で描ける別の人に描いてもらった方がよかったのか、と考えたぐらいでした。

これだけ苦しんでても、出来上がったものはちゃんと自分の色にしてあって、ナベ先生はえらかったと思います。

ただ、逆の視点から見て。雑誌から浮いてるなーとは感じてたし。

それに出版不況が続いています。ピークからもう三割も落ち込んでいるのです。そして、下げ止まる様子がありません。早く結果を出してくれというシビアな注文が来るのは当然で。

あなたの作家性よりもウチの雑誌はこういう読者傾向です、こういう展開にしましょう、という話に。僕だけじゃなくて他の人の打ち合わせを聞いてもそう。

だからこの事態も、そういう部分から生じたミスマッチが、思惑違い、ボタンの掛け違えを生んだんだろうなーと納得はしているのです。

ただ、ナベ先生ぐらい個性がはっきりしていてその実績もある人でもこうだったら、僕の個性なんて掃いて捨てるチリのようなもので、まったく考慮されないぞと、ぞっとするわけですよ。

こういうのが描きたいとか言っててもらちあかない、というのを思い知らされたのです。

確かにもともとあることだったんだけど、雑誌とのマッチングについて、すごく考えさせられました。最初からがっちり合ってるものを出さなきゃ駄目だ、という思いが、とても強くなりました。

でもそれだけじゃ、ちょっと寂しい。描きたいものが描けないなら何で漫画家になりたかったのかなあ、とか思っちゃう。せめて仕事と平行して好きなものが描ける、ちっちゃくても自分のホームになる場所が欲しい。

そこでちょうど話題になりだした電子書籍にすがる気分になり。

商業誌でしなきゃいけないことは分かってるのに対して、電子書籍の方はどうなってくのか先行きが気になるので、ニュースに敏感になって、電子書籍が、電子書籍がという発言が増える。

そういうここ何年かだったのですよ。

考えてみたら。

今年、昔描いた「LITTLE BIT WONDER」を同人誌でリメイクしましたが、あれはリアルタイムで読んだ人に、「すごい変わってる漫画だったので、何でいきなりこんなのが載ってるんだろうと思った」と言われたことがあるのです。

そんなに毛色の違うものを、何でやろうということになったのか、思い出せないんですよね。しかも、会議でみんな見たはずなのに、「まあ載せてみるか」ということになったわけでしょう。

ナベ先生も最初のハーメルは、楽器を奏でる美少年が集まってきたハトを撲殺して食うという、これがシリアス漫画になるわけないでしょというスタートから、のちのちああいうふうに展開してもよかったわけで。

大らかな時代だったなあと。そして、もう遠くなったんだなあと思うのです。

ただ、さっき電話で話した時に。

「漫画楽しいよね」「そうですよね」というところに話が落ち着いているので。

環境が変わっても、なんだかんだで描き続けるんだと思います。無心で没頭している時、漫画描いてるのは楽しいよ(^^)/

さて、最後に恒例、元旦の記事を読み返して、今年の達成率を見てみると。

「ケッタ・ゴール!」進んでねー。死ぬまでに終わるのかな、ほんと。×。

「Spring8」は終わらせて、次にすぐ「LITTLE BIT WONDER」を。これが今思わぬ効果が出ていて、使ってなかった個性を引き出せるかもしれない展開。これは◎。

立ててた企画は「CLONE04」で、結果は出せなかったけど、手ごたえはあった。△。

毎年こんな感じだなあ。ほどほど(^^;;)

自分のホームを探す旅は続きます。

それでは皆さん、よいお年を。

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2011/12/30

U-15vs京都と那須さん加入

第23回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会高円宮杯、決勝戦vs京都は0-1。

優勝おめでとう記事書く気満々で、2011年の総括を昨日にずらして空けといたんですが、準優勝。惜しいー!

でも君たちにはまだまだ先がある。次を目指して、がんばれー!

京都は本日の天皇杯準決勝で、マリノスを延長で下して決勝へ。延長戦で勝利を決定付ける1得点1アシストをした久保選手は二種登録で今季二桁得点。先発のFW宮吉選手は16歳でプロ契約した逸材。4点目を押し込んだ駒井選手もユース出身。

育成上手くいってるんですねえ。負けられませんねー。

さて、本日は那須さんの移籍加入が発表されました。いらっしゃいませー!

ポジションは主にCBとボランチ。今年は左SBもやってました。来年は後ろのポジションの競争が激しそうですね。

そしてこれで去年は清水のキャプテン、今年は磐田のキャプテンを引き抜いたことになります。すごいな。

さあ、残りは来年かな。気になるあの一つはどうなるかな……。

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2011/12/29

移籍情報と2011年のレイソル

Lobo

ロボさん獲得のうわさを聞いたときから、脳裏をよぎっていただじゃれ絵。

ロボさんはロボットのROBOではなく、狼のLOBOですが。

というわけで、栃木からFWロボさん、横浜FCからDF藤田君、北九州からDF福井君を獲得。武者修行に出ていた渡部君が栃木から、川浪君が岐阜から復帰。今年も二種登録していた山中君がトップチームに昇格と、一気に補強が発表されたのでした。

ロボさんは去年は対戦相手として、今年は渡部君のチームメイトとしてよく見ていたのです。とにかくシュート意識が高くて、無理矢理にでも点を取っちゃうストライカー。期待大です。

今年のJ2は去年ほど観戦していないので、藤田君、福井君はあまり見てないのですが、藤田君は、明治大→東京Vと、林君と同期ですね。

渡部君は今年栃木でCBのポジションを取って、がっちり試合経験積みました。武者修行組では一番の活躍。

レンタル武者修行で若手を育てる作戦は、これからのレイソルにとって重要です。出来上がった実績あるベテラン選手ばかり補強してたら、あっという間に人件費オーバーしちゃうから、若手育てないと。

高さを武器に近藤&増島の牙城を崩せるか。注目です。

川浪君はシーズン途中に岐阜に行き、出場機会を得たのはいいのですが、ちょうどその頃岐阜の調子が悪かったようで、大量失点の試合が何度も。吾郎ちゃんの心が折れてしまう、とひやひやしました。1-7とかあったから(^^;;)

デビューから五試合ほど三失点以上が続き、その後安定。辛口の経験でしたが、これを生かして欲しいです。

山中君はずっと二種登録だったから、新入団という感じじゃないですね。U-18日本代表ではがっちりレギュラーだし、二種登録の先輩、酒井君、茨田君のように、すぐ試合に絡めるようになってほしいですねー(^^)/

さて、武富君のレンタル延長も発表されました。

けっこう試合チェックして見てたんですよ。33試合に出場して、ポジションはがっちりキープ。レンタル組では渡部君に次いで試合経験を積みました。

あとは得点力のアップです。今年は1点に終わってしまいましたが、来年は十倍増で二桁得点して、点の取れるアタッカーとして復帰して欲しいですね! がんばれ!

さて今日のもう一つの話題は、今年のレイソル総括。

何しろ史上初の昇格即優勝ですから、そりゃもう満点です!!

シーズン当初、ネルシーニョ監督の6位以内という目標を聞いた時には、どきどきしましたが。

「とりあえず、石さんを首にしてまで上のレベルを求めたのだから、まずそこを上回ることだよな。いやでも未達の目標勝ち点55を達成したら、それぐらい行くのか。それに広島もC大阪も、昇格即ACLだから、そんなに無茶な目標でもないぞ。いやでもしかし……」

ちょっと弱気でした(^^;;)

これがネルシーニョ監督が払拭したかったもの。その僕も最後には、不利と分かっててもサントスに勝ちたかったのにと本気で悔しがれたのだから、成長しましたよ(笑)。

勝因を考えるといろいろありますよね。

MVPレアンドロさんや、代表に呼ばれた田中君、酒井君はもちろんのこと、キタジの活躍も大きかったし、最初フィットしないんじゃないかとひやひやしたワグネルさんは、後半戦は獅子奮迅の大活躍だったし。

そう考えていくと、あの人も活躍したこの人も活躍したとなって。

やっぱり一番大きかったのは、チーム全体で戦えたことだなーと思うのです。

最後は勝ち点差1だったので、どの試合を落としてても優勝はなかった。そうなると、例えば二試合しか出ていないヨンハさんや三試合の中島君だって、あの鹿島戦の活躍がなかったら、優勝してないわけで。

みんなが試合に出て活躍するために、しっかり練習から切磋琢磨していたチーム力の結集が、他チームを振り切る差を作れたんじゃないかなと思います。

来年はACLがあっていきなりハードスケジュール。初体験チームはいつもこれに苦しめられるわけですが、これもチーム力で乗り切りたいですね!

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2011/12/28

U-15vs名古屋 決勝進出!

第23回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会高円宮杯、準決勝vs名古屋は2-1!

勝ち越したぜ、やっほう!

決勝は29日、京都U-15が相手です。G大阪を倒してきています。

京都の育成はトップチームにどんどん選手を送り込んでるイメージ。今年、前線三枚全員十代っていう試合なかったっけ? そう思って京都のサイトを見に行ったら、二種登録が六人もいました! すごい!

去年も決勝出てるんですね。強敵だ。

しかし、ここはばしっと勝って優勝して、今年の柏レイソル大躍進のトリを飾りたいところです! がんばれー!

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2011/12/27

U-15vs大宮 ベスト4

優勝のごほうびがトレーニング棟って、日立さん太っ腹!

こんばんは、かわせです。シーズンオフになった今週、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕はエルゴラ買うときにあったわくわく感がなくなっていることに、オフを実感しています。

ですがそんな時、まだまだ試合は続いてるのです!

第23回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会高円宮杯、準々決勝vs大宮は3-1!

弟分が全国制覇したら、いい今年の締めになるんじゃなかろうか!

今日の準決勝の相手は名古屋。U-18がこないだ全国制覇してました。

夏にはU-12が名古屋を下して全国優勝。U-18は名古屋に負けて準々決勝で敗退。トップチームはリーグで名古屋を抑えて初優勝。しかし天皇杯では死闘の末敗戦。何か今年、すごく名古屋と因縁めいてない?

U-15が勝てば勝ち越しですよ! がんばれー!

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2011/12/26

スター・トレック

ファンのための映画でした。スター・トレック。楽しかった。

あらはね、あるんですよ。艦隊の規律がずいぶん緩いなーとか。エンタメ優先のはちゃめちゃなシナリオで、最初のスタートレックからずいぶん遠くに来たなーとか。

でもなんか、いいんじゃないかパラレルワールドで、と思えたのです。

同じファンを当て込んだ映画として、実写ヤマトは好きな人に謝れという気分になり、斉藤の死ぬところなんて悪質なギャグにしか見えなかったんだけど。

「緑の血の宇宙人め」みたいなマッコイの悪態や、チェホフのロシアなまりには、にやにやしてしまう。

ファン向けの美味しいネタを散りばめるという同じ狙いの技法なのに、この差はどこで生まれてるんだろう。けっこう真剣に考えこみました。

とにかくスター・トレックの方は、終始ニコニコした状態で。

最後に「宇宙、それは最後のフロンティア……」でテーマ曲がかかった時には、諸手を上げてガッツポーズしていたのでした。

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2011/12/25

精霊の木

精霊の木 上橋菜穂子

環境破壊によって地球が人の住めない星になり、人類が広く他の恒星系に移住するようになった未来。そのうちの一つ、惑星ナイラにはロシュナールという先住民が住んでいたが、人類の移住後ほどなく死に絶えていた。

ただ、死に絶えたと思われたロシュナールの血筋は、混血して人類の中に残っていた。もうすぐ15歳の少女リシアは、精霊の力を借りて生きていたロシュナールの「時の夢見師」の力に目覚めて……。

「獣の奏者」「精霊の守り人」と楽しく読めたので、上橋先生の残りの本も全部読んでみようと、まずデビュー作へ。

びっくり。SFだった。

ただ、読んでほどなくして、ああこれは、時代的にSFの形になってるけど、自分の得意テーマで書いてるんだなと分かります。

インディアンのような、西洋からの侵略者に蹂躙された先住民の姿が、ロシュナールに投影されている。

上橋先生は文化人類学の先生でもあって、オーストラリア先住民アボリジニについて書いた著作もあります。

この本は新版なので、あとがきで当時を振り返っています。このデビュー作を書いたときは大学院の学生だったそう。自分の興味がきちんと反映されてて、こうなってるんだなと思いました。

そういう所で学んだ、いにしえからの人間と自然との関係が、このあとのファンタジー作品ではもっとストレートに出るようになってる。そんな流れ。

さらにあとがきには「デビュー作にはその作家のすべての萌芽がつまっている」とあります。

確かにその通り、初々しく、もちっとゆったり書いてもいいのではないかと思うぐらい勢いにあふれた作品ですが、キャラクターを見る視線とか、運命に抗う一生懸命な姿勢とか、その後に通じる面白さはここにもちゃんとあって、楽しく読めました。

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2011/12/24

今週の雑感記 取りこぼし

12月に入ってからの怒涛のレイソル祭りは、天皇杯四回戦のPKサドンデスという死闘で幕となりました。

そしてふうと一息ついて気がついたら、もう今年が終わっちゃう!

多分これが今年最後の雑感記ですが、本日の話題はこちら。

面白さを取りこぼしているのではないか、という話。

先週の雑感記で米アマゾンの電子書籍ランキングの話を取り上げましたが、それに関連して。今度は一位の人の記事。

Amazonの電子書籍部門No.1になった個人作家Darcie Chan氏、ネット上での作品プロモーション法を明らかに

【編集部記事】今年の米Amazonの電子書籍部門ランキングNo.1作品となった「The Mill River Recluse」の著者Darcie Chan氏だが、個人作家としてどのようにして作品をネット上でプロモーションしたのかが米Wall Street Journal紙の記事に書かれている。

同紙記事によると、弁護士でもあるChan氏は政府系職員として働いていたが、2002年頃から医師である夫が夜勤のため帰宅が遅くなり、空き時間をつぶすために小説執筆を始めたとのこと。「The Mill River Recluse」は昔故郷で起った実際の事件をインスピレーションに、2年半ほどかけて執筆。しかし、原稿自体は出版社すべてに相手にされなかったため、そのまま5年間ほど放置。

昨年、ふと電子書籍ブームの噂を聞き、Photoshopで表紙を作り、Amazon・Barnes & Nobles・Smashwordsにファイル納品。価格を99セントに下げた途端に読者からのレビュー評価が上がり始めたため、「プロモーションすればもっと売れる」と直感し、ネット上の複数の人気書評サイトに数百ドル単位で広告料を払い、書評記事を書いてもらったとのこと。結果、電子書籍の販売部数が伸び、新聞社の書籍ランキングにも入るようになり、現在は映画化のオファーまで来るように。

続編も検討中のChan氏だが、本人によると本職はあくまでも弁護士で、現在も小説執筆はホビーであるとしている。【hon.jp】11/12/20

電子書籍を百万部売って話題になったアマンダ・ホッキングさんも、書評サイトに依頼したのがきっかけ。こういうのがこれからけっこう重要になるんだなと。キュレーションというやつですね。

ただ、僕が気になったのは、発表までの経緯の方です。「原稿自体は出版社すべてに相手にされなかったため、そのまま5年間ほど放置」。

一位の人もか!

前回も書きましたが、ますます何かを取りこぼしてるんじゃないかとの思いが強くなりましたよ。

ハリー・ポッターの出版経緯の話も有名です。あれだけの作品が、十社ほどの出版社で採用されず、しかも最後は読んだ子供の面白いという言葉が決め手になっての出版。

あの時、世の中には途中でくじけてあきらめてしまい、埋もれちゃった傑作がたくさんあるのではないかと思ったのですが。

アマンダ・ホッキングさんも、何年も出版社に送って採用されず、電子書籍で自費出版。先週紹介したマイケル・プレスコットさんも、25社でボツになって電子書籍自費出版。そしてこの記事のダーシー・チャンさんも。

やっぱりたくさん埋もれていたということですよ。

そしてこれは、出版界で重要とされているチェックポイントが実は重要ではない、もしくは逆に、もっと重要な面白さのチェックポイントがあるんだけどそこを見ていない、という可能性を示しています。

どこなんだろうなー、気になるなー。ネタの話だったらちょっと読めば分かるかもしれないけど、もっと細かいところだったら僕のしょんぼりな英語の読解力じゃ読み取れないんだよなー。

英米だけの話じゃなくて、ケータイ小説のブームがあったように、日本でも起きていると思うのです。ケータイ小説への批判は文章が稚拙だというものでしたが、要は伝わればいいので、着飾った文章は高級そうに見えるでしょという自己満足だった。

ただ、ちょこっと読んでみたところ実話を下敷きにした悲恋ものが多いようだったので、僕みたいなフィクション描きにはあまり参考にならなかったのですが。

ホッキングさんの作品は、バンパイアものらしいです。日本でいうとラノベっぽいやつ?

ハリー・ポッターを読んだ時には、チェックされたとしたらファンタジーなわりに出だしが地味なところで、実際にはそれよりハリーのキャラクターを身近に感じてもらうことの方が重要だ、ということかなと思ったのですが、さて。

取りこぼしているのは、いったいどこだ?

電子書籍では、こんな話題もありました。違法ダウンロードで作家が断筆。

電子書籍否定派のスペイン有名作家が違法ダウンロード者への怒りで“断筆宣言”、批判でFacebookページが炎上

【編集部記事】現地報道によると、スペインの有名女流作家のLucia Etxebarria氏が、最新作の違法ダウンロード者への怒りから自分のFacebookページで今後“断筆”することを宣言したとのこと。

各種報道によると、Etxebarria氏が3年かけて執筆した最新作の違法PDF版がネット上で出回っており、「これでは生活できない」として抗議の意味も込めての“断筆”を宣言。その結果、ファンや他のFacebookユーザーからの批判コメントが殺到し、Twitterやメールも含め炎上。「どうして私が攻撃されなきゃいけないの」と新聞各紙のインタビューに答えている模様。

英The Guardian紙によると、Etxebarria氏は電子書籍否定派で、「電子書籍で売ると違法コピーがさらに増える」と発言している模様。【hon.jp】11/12/21

日本でも自炊業者を作家が訴えました。日本の場合は、電子書籍の需要があるのに対応が完全に遅れてしまっている問題でもありますが。

多分、この違法ダウンロードに対する恐怖というのは、あまり読者に伝わらないんだろうなーと。ただの方がいいに決まってるから、みんなそっちに行っちゃって、生活成り立たなくなるんじゃないかという恐怖。

実際はただほど高いものはなくて、職業として成り立たなくなった場合、他に仕事をする分発行ペースはずーっと遅くなるし、練習量も減るわけだからあまりクオリティも上がらない。漫画の場合は職人的技能が多いし作業量も多いから特にそう。長期的にはみんな損なんですけど。

でも時間潰しだから別に質にこだわらないという人だったら、ただの方がいいだろうしな。

違法ダウンロードは、売ってる物をただで持ってくのは窃盗だから本質的にはよくないことですが、撲滅は難しいと思います。

そのためにコピーガードをがっちがちにすると、使いづらくなるし。僕もデジタル放送の番組を録画しようとして、フォーマット間違えて録れてなかった時には、ぎゃーってなるし。

まあ、あと紙の本で言うと、もともと読者全員が作者にお金を払ってるわけじゃないですしね。人から借りて読んだら払ってないし、古本は著者にはお金入らないし、図書館やコミックレンタルも大勢にシェアされてた。

なので全員から取りこぼしなくお金をもらうことを考えるより、大切なことがあるような気がします。

紙の本でも万引きがあったのに、違法ダウンロードの方が怖いのは、敷居が低いのでみんなやるんじゃないかという性悪説的な人間に対する不信と、盗んだ物が隣で配られているというその悪意の証拠がネットでは簡単に見えることだと思うので。

逆に善意も見えるといいんじゃないか。

以前個人出版に必要なことを説いた記事を読んで、「クラウド・ファンディング(Kickstarter.comなどを使った制作資金の調達)」というのを見かけました。

今まで読者というとひとかたまりのイメージだったわけですが、実際には入れ込みかたは人それぞれなので。

例えば「これから引きこもって創作にかかるのでその資金を募集、支えてくれた方には特典を差し上げます」的な仕組みができると、「お前の作ったもんに金払う気なんかねえ!」という人ばかりではないんだと、恐怖が打ち消されるんじゃないでしょうか。

作者→読者じゃなくて、作者→作者を支えるサポーター→消費者、みたいな構造。電子タニマチ制というか。

僕もそしたら支えたい作家は何人かいるし。

人と直接つながりやすいという、ネットのいい面も生かされるといいなあと思います。

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2011/12/23

比嘉君が山形に

いろいろ移籍話が出始めている中、ウチはずーっと試合だったので、多分試合が終わったこれから発表されてくんだろうなと思ってたら、本日の発表。

JFLのブラウブリッツ秋田で修行していた比嘉君が、来季はJ2の山形で修行。

ステップアップですよ。

仙石君の時にも書きましたが、とにかく若手には試合経験を積ませたい。じゃないと伸びるものも伸びない。

日本では、U-18の時に日本の中心選手だったような子が、プロに入って出場機会を得られず、数年後に大学を経由してきた子に抜かれるということが、よく起きています。才能の損失だと思うのです。

なので、最近ウチがばんばんレンタルに出しているのは、賛成。帰ってこなかったりするけど(^^;;)、それでも賛成。

実戦積んで大きく育って、帰ってくるときにはズバッとポジション争いに勝てるぐらいになってるのが理想なのです。がんばれー!

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2011/12/22

天皇杯vs名古屋 死闘の果て

第91回天皇杯四回戦vs名古屋は3-3PK8-9。

ほんとに死闘の果てに敗戦。PKサドンデス(sudden death=突然死)までいったんだから。

前半は完璧な入り方だったけど、さすがに連戦の疲れがある中、ばかっ速の永井選手が出てきたらきつかった。特にDFラインはずっと出ずっぱりだったので、三失点目なんかはもう、目いっぱいという感じ。

90分で決めきるチャンスはあったけど、決めきれずに最後PK負けが二戦続いて、これが来季の課題かな。

ただ、延長で先行されたのにPK取って追いついて、PK戦で先行されてもすぐ取り返しての、もう粘りに粘った末の敗戦。

六連戦でここまでやったら立派。

がんばり切ったなという感じです。

本当におつかれさまでした。来季はいきなり過密日程なので、まずはゆっくり休んでください。

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2011/12/21

偵察天皇杯 vs名古屋展望

ちょっと昔の試合になっちゃうからどうしようかなと思いつつ、録っておいた名古屋の試合を見ました。

僕の頭を天皇杯モードに切り替えるのに効果大でした。さあ、天皇杯も勝つよー!

2011J1第33節、名古屋vs山形、3-0。

名古屋は前半、セットプレーで三得点。ケネディ1点、闘莉王が2点。高さ武器だよなあ。

山形は結局最後まで持ち直すことなく降格してしまったわけですが。

つなぎには進歩の跡が見られる気がします。何度かいい崩しがありました。でもそれが結果につながるところまで行ってない。

カウンターのチームにポゼッションを付け加えるのは大変だよなあと、つくづく思います。

モード切り替えに役立ったのは、この中継の途中で、何度も同時に行われている柏vsC大阪に触れていたからです。最終盤の記憶がよみがえりましたよ。だいじょぶ! 引き分けだから! まだトップだから!(←あの時の気持ち)

第34節、新潟vs名古屋は、0-1。

当然負けられない名古屋に、新潟も最終戦がホームで気合が入っていて、激しい試合。

試合途中「新潟は毎年主力選手が移籍して大変だけどがんばっている」という話題が出ましたが、すでに今年も抜かれています。千葉選手が広島に、チョ・ヨンチョル選手も大宮に移籍する模様。新潟はけっこう好感度高いのでかわいそうだなあと。

やはり試合途中に柏vs浦和の得点経過が流れます。よみがえってきますよ、ワグネルさんのシュートとか、橋本君の初得点とか、茨田君のミドル弾とか。

試合後勝ったけれど優勝に届かなかった名古屋の選手は悔しそう。これで天皇杯がウチと対戦なんて、かなり気合が入っていると思われます!

ということで天皇杯の展望です。

とにかく中二日が続く六連戦目なので、体力的な部分が一番心配。走り切れるだろうか。がんばってー!

守備では。

闘莉王選手とケネディ選手は負傷ですでに帰国しているそうで、高さという武器は弱まっています。

ということで、流れの中で警戒するのは速さ。切り替え速く、スペースを消したい。世界で体験した寄せの厳しさを発揮して、連携も潰したい。

高さが減ったとはいえ、まだまだ背の高いターゲットはいるし、左右のキッカーはそろっています。セットプレーには依然要注意。

攻撃では。

レアンドロさんは休んでる! きっとやってくれるはず!

比較的コンディションはいいはずだという点で言うと、キタジにも期待。三位決定戦で、動きはよかった。ズバッと一発お願いします!

選手層が問われる展開になっているわけで、ここでどーんと目立つ選手が来てもいいです。林君が大活躍したりするとドラマチックです!

まだまだ今シーズンを終わらせない!!

目指せ元日国立決勝!!

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2011/12/20

仙石君の完全移籍とパクさんの大連入り

クラブワールドカップも終わり、さあ天皇杯に切り替えなのですよ。

とりあえず録っといた名古屋の試合を見ています。

さて本日はクラブワールドカップの間にあったニュースから。

仙石君が完全移籍に。

岡山に武者修行に出していた仙石君は、そのまま完全移籍となりました。

でも、若い選手は絶対ゲームに出た方がいいと思うので、これはこれでいいこと。

シーズン前半は試合に出られなかったりして、これでは修行に出した意味がと心配していたのですが、最後はボランチのポジションを獲得。あの年でキャプテンマークまで巻いてたそうで、天性のキャプテンなんだなと。

バルサのカンテラ育ちのセスクは、アーセナルで大きく育ってから帰ってきたわけで、そういう日が来ることを夢見ます。がんばってー!

パクさんの大連入団もニュースになってました。

まだまだやれるので、がんばって欲しいです。

中国には岡田監督も行くし、アネルカも来るらしく。どどんとお金がある感じになってきましたね。

ACLでは中国王者ともやる組み合わせだけど、どれぐらいのレベルなんだろう。

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2011/12/19

vsアルサッド また悔しい

FIFAクラブワールドカップ ジャパン2011 三位決定戦vsアルサッドは0-0(PK3-5)。

結局ポゼッションで勝ってもシュートが入らなきゃ勝てないということだ。

代表でも見かける日本サッカーらしい光景なんだけど、レイソルで見た方がずっと悔しい。

水野君や茨田君は、レアンドロさん、栗澤さんの穴を十分に埋め、自分の良さも出していた。大谷君のボール奪取はこの大会で一レベル上がったような気がする。キタジや田中君の惜しいシュートが何本もあった。

この厳しい連戦で目立って運動量が落ちることがなかったのも特筆ものだ。切り替え早くカウンターも防ぎ、ボールを保持して連動したいい攻撃を仕掛けた。

それでも点を取れなかったことがPK戦での敗戦につながった。

考えたら今季初連敗。

去年も連敗はないから二年ぶり。

一つ以上上のレベルなのだから連敗ぐらい当然あることだけど、本気で勝負する気だったので、ほんとに悔しい。

サントスともバルサとも本気で戦う気だったので、このあとのお祭りの雰囲気がぷんぷんするであろう決勝戦の放送を見る気が起きず、テレビを消した。

「えー、あのバルサにー?」と思うかもしれないけど、レイソルのアカデミーが明日からバルサと同等の育成すれば、最短十年ぐらいで戦うコマはそろうんだからね!

このレベルの堅い守備陣の中でも通用する技術精度と引き出しを持った、すごい選手の育成をお願いします!

もちろん、キタジや田中君や林君が、この悔しさを来年晴らす展開も希望です!!

本気だよ!?

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2011/12/18

今週の雑感記 贅肉をそぎ落とす

レイソル祭りが続く今週です。

何かたった半月ですごいところまで来たなあという感じ。世界と戦ってるんだよ。

一昨年の今頃は、ああ落ちちゃった、さて来年みんなちゃんと残ってくれるかなとすっかりオフシーズンだったわけで。

それを考えると、人生不可能はないなと思います。

今日も勝ちたいですね!

さて、本日の雑感記のお題はこちら。

hon.jp DayWatch - 「電子書籍の作家には文字数は指定しないほうがよい」米Harvard大学のジャーナリズム研究誌 http://hon.jp/news/1.0/0/296…… こういうところも変わってくんだと思う。

ページに合わせるというのは職人的技能で、これができるようになると全体が見通せるようになる。俯瞰して全体の調節をしながら描けるようになるから。最初のうちは頭から描くのが精一杯で、前が膨らんで後ろが尻すぼみとか、バランスが悪くなることが多い。

また、無駄を省かなければ入らないので、部分部分の重要度を比較する習慣もつき、構成力は上がる。なのでページ内に収めるトレーニングをすることは悪いことではない。

ただ、面白さの追求につながるとは限らない。ホントはここは大きく取った方がいいんだけど、ページに入らないからほどほどの大きさでとか、ここ膨らましたいけどやめとこうとか、妥協が必要になるから。

ページ制限は紙面の都合とかスケジュールの都合とか、紙である制約から生まれているのだから、とっぱずせるならない方が面白くなると思う。要所をついたぎゅっと詰まった密度の高い面白さを保ちつつ、それでも最適なページを模索しながら描くのが一番。

描き始めの人にお勧めの練習は、12pぐらいでオリジナルの漫画を描くことです。スパッとキャラを立てなきゃいけないとか、説明は最小限とか、それでいて大きな見せ場を取るにはどうするとか、すごい頭使うから。11/12/15

プロの記者に比べて長くなりがちなブロガーの記事を、試しに電子書籍として売り出してみたところよく売れた。紙媒体時代には常識だった文字数の指定は、電子書籍時代になったらいらないんじゃないかという記事。

漫画の場合もそうなるんじゃないかな、その方が面白いから、と思うのですが。

ただ、ページ制限の中で描く苦労をするうちに、身につく構成力というものは確かにあって。

これができないと、ただ無意味にだらだらーっと長くなるだけで、面白くなんないんだよなとも思うわけです。

そんなことをツイッターでつぶやいてたら、高山瑞穂先生からリプライをいただきました。

高山先生はボンボンやガンダムエースでガンダムの漫画を描いてらした方です。

高山先生は、京都精華大で講師もなさっているそうで、許可いただいてやりとりをご紹介。やっぱり有効な練習法のようですよ。

(高山)@kawasehiroshi ですよね。ウチの大学でも通常課題として8ページや16ページの読短編み切りを描かせています。それでキャラや世界観や物語を描き切れるようになれば、長い作品になってもきっと大丈夫。

(かわせ)@mizpi 僕は昔ショートコミックの企画で、二十何本描いて採用は二本というとてもつらい打ち合わせをしましたがw、あれの前後ではっきり自覚できるほど構成力が上がりました。一エピソードに絞って大ゴマも可だと12pぐらいかな、という感覚です。長い話でもそれの繰り返しで作れますよね。

(高山)@kawasehiroshi 基本的な構成は長い連載作品でも短編でも同じですもんね。作品を面白くする方法の基本は「削ること」だと思っています。盛り込むことなら誰だってできるけど、削るのは本当に技術やセンスが必要になって来ると思うのです。

(かわせ)@mizpi 思いついたこと全部並べたらわけ分かんなくなりますもんね。ほんとに伝えたいこと見極めて、要素同士の関連性を考えて、贅肉そぎ落とす作業は必要ですよね。ただ「その余分なお肉がぷにぷにして触り心地がいいのに」ということもあるから、面白くするのって難しいですよねー。

削るのが大切というのはよく言われることです。僕がそれをお肉に例えたのは、高山先生の言うセンスを含めたかったから。

美しい身体と言ったとき、脂肪分ゼロがいいわけじゃないじゃないですか。ゼロだとむしろ気持ち悪い(^^;;)

言葉の意味にけっこう幅があって、体脂肪率一ケタ台のアスリートのようなシェイプされた身体を美しいと言う時もあるし、ぷにぷにした柔らかい曲線を美しいと言う時もあるわけで。それでどこを目指すかが個性。適切な所を削ってきれいな形に整えるのがセンス。

例えば、セリフもなるべく削った方がいいと言われるんですが、荒木飛呂彦先生は、削るどころか、一つのフキダシの中の言葉の量も多いし、フキダシもたくさんある。

でも、荒木先生にはきっと面白くするための取捨選択の基準があるんですよね。セリフめっちゃ多いんだけど、むしろそれが楽しい。

セリフの削り方一つにも、寡黙な漫画から饒舌な漫画まで幅があって、自分はここだ!という場所を見つけるのは、けっこう大変なのです。

そのためにも描いて練習だと思います。

ただ、最近は長い連続物の漫画が多く、コンパクトにまとめる時のお手本が、なかなかないかもしれません。

今僕のとなりの本棚にあるやつだと、そうですね。藤子・F先生がすごく上手いです。

子供向けのドラえもんだとそんなに感じないかもしれませんが、SF短編集とか、あとエスパー魔美は、難しいお題をコンパクトなサイズでバシッと描き切っていて、匠の技を感じます。

SF短編のミノタウロスの皿がすんごいインパクトなんだけど、ちょうど全集で出てた。未見の方はぜひどうぞ。

さて、最初のツイートと同じサイトで、こんな記事も見ました。

米Amazonの2011年の電子書籍販売ランキング、トップ10作品のうち3作品は実は個人作家

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースブログ「eBook Friendly」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間の12月14日に公開した2011年度の書籍売上ランキング表で、Kindle部門トップ10のうち3作品は、出版社を介さない直接出版による作品であることが判明したとのこと。

紙書籍と人気評価を含めた総合ナンバー1はおおかたの予想どおり「Steve Jobs」(著:Walter Isaacson)。しかし、このランキングをKindle部門だけに絞ってみると、1位は個人作家Darcie Chan氏の「The Mill River Recluse」で、2位もやはり個人作家Chris Culver氏の「The Abbey」となっている。【hon.jp】

「まさにゴールドラッシュ状態」米USA Today紙、電子書籍市場を牽引する個人作家たちを取材

【編集部記事】米国の全国紙USA Todayが現地時間の12月14日、米国の電子書籍市場を席巻している個人作家たちの取材記事を掲載している。

米国では、2年前にAmazonがApple対抗策として個人作家向け電子書籍出版サービスの支払ロイヤリティ率を大幅引き上げした頃から、電子書籍の執筆に参入する個人作家が急増。すでに年収1億円以上の“ミリオンセラー個人作家”も数名登場しているが、今回USA Today紙が最初に取材したのはMichael Prescott氏というベテランの個人作家。そのPrescott氏は、最新作の原稿が出版社25社にボツ扱いされた後、もったいないのでそれを今年電子書籍で発売してみることを決断。結果、30万ドル(約2,100万円)の収入を獲得したとのこと。

記事中でPrescott氏は、「電子書籍を発売したときはどうせ数百ドルくらいの売上にしかならないだろうと思っていた」「まさにゴールドラッシュ状態」と現在の電子書籍市場を表現している。【hon.jp】

11/12/16

個人出版でも、出版社を通すのと同等のちゃんとしたビジネスにできる可能性があるのだ、というのは分かって。

最近気になっているのは、二つ目の記事なんですよね。プレスコットさんは25社ものボツを受けたそうですが、それが成功。

このパターンを何度か聞く。つまり今までの出版の常識の外に、重要なポイントがあるということですよね。

編集者がついてきちんとチェックして、クオリティとしては上と思われる作品に勝つのだから、すっごい重要なツボなはずですが、それはいったい何か。とても気になる。

でもなあ、英語で読んでも、あらすじ理解するのが精一杯なんだよなあ(^^;;)

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2011/12/17

借りぐらしのアリエッティ

借りぐらしのアリエッティも借りたのですよ。こちらも見ようと思ってるうちに終わってしまったパターン。

と思ったら、テレビ放送の予定がちょうど来て。借りないで待っててもよかったのかなーと思いつつ、感想を上げる日としてはちょうどいい感じに。

というわけで感想でございます。

ちょっと気になったのは、脚本が少し甘くて、何でそうなったのかがよく分からないシーンがいくつかある、ということでした。

翔が小人の存在に驚かず、なかよくなろうとしたのはなぜかとか、アリエッティが何で翔とコンタクトを取ろうと思ったのかとか、ハルさんがなんであんなに執念燃やしているのかとか、気持ちの動きが分からない。

ハルさんの動機はロマンアルバムには解説されてるらしいんですけど、それは例えばドールハウスのシーンでちょこっと会話入れてリアクション取れば解決できたような。もったいないなーと思いました。

それに対して圧倒的だったのは、アニメーションです。

なんて書こうかなと思ったんですよ。絵が上手いとか、動きがすごいとか、ほめ言葉をいろいろ考えたんだけど。

アニメーションanimationって、ラテン語のアニマanima(霊魂)から、命を吹き込むって意味で使われた言葉なんですよね。

もう、それだと。ほんとに生きてるよ。それぐらいの存在感を画面から感じます。

米林監督を起用するときに、ジブリで一番上手い、という触れ込みだったけど、ほんとにすごいと感心。

走ったり登ったり飛び降りたりするときに、軽いけれどこれぐらいの体重がある、これぐらい力が入ってる、これぐらいの抵抗を受けてる、そういう質感とか力感とか、そういうものまで伝わってきて。シンプルな線で表現された絵なのに、命の息吹を感じます。

お父さんとアリエッティが借りに出たシーン。階段代わりに釘が打ってあったり、エレベーターのような重りを使った装置があったり、まるで登山家のようにロープを使ったり。そういう場面の動きを見ているだけで、すでにもう楽しかったのです。お父さんたくましくてかっこいい。

そして、舞台がまた素敵。趣きのある屋敷、緑あふれる広い庭。実物見るより絵で見た方がきれいなんじゃないかという、素晴らしい画面。

だからでかい画面で(以下略)

すごく実在感があったので、借りぐらしってほんとにいるんじゃないかなと、夢を感じる映画でした。

ああでも、ウチの床下に借りぐらしがいたら、けっこう苦労してるだろうな。片付いてないから(^^;;)

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2011/12/16

バルサvsアルサッド

FIFAクラブワールドカップ ジャパン2011準決勝、バルセロナvsアルサッドは4-0。

ご飯食べながら見るつもりで、それに合わせて用意しようとしていたんだけど、その直前のディスカバリーチャンネルが面白くて席を立てず。遅れて調理しながら行ったり来たりしていたら、先制点が入ってました。

アルサッドもガチ引きで何とかしようとしてたけど、そこを崩してくんだからすごいですよねえ。

ボール扱いが正確すぎて、サッカーが簡単に見えるのが不思議です。姿勢が全然ぶれないから、力が入ってないように見えます。ほんとつくづくすごいチームです。

これで決勝戦はバルサvsサントス。面白そう。楽しみ。

さて、この試合の結果、三位決定戦は柏レイソルvsアルサッド。

ACL王者に挑戦です!

2トップは馬力とスピードがあって、カウンターが強力なので要注意。

世界一は無理だったけど、アジア一は取ろう!!

勝ちましょう!!

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2011/12/15

vsサントス ほんっっっとに悔しい!

FIFAクラブワールドカップ ジャパン2011準決勝、vsサントスは1-3。

2点目取られた時。

自分が薄ら笑いを浮かべているのに気付いた。

それは「サントス強いなー、やっぱり上手いよ」というあきらめの笑いじゃなくて。

むくむくと闘争心がわいてきたからだ。

なんとなく、まあ仕方ないねという空気が漂ったのに対して、「ふざけんなよ。遊びに来てんじゃないんだ。格下なのも日程不利なのも分かってる。でもそれを全部飲み込んで、勝負に来てんだ。絶対一泡吹かせてやる」と、強く思った。

だから酒井君のヘディングシュートが決まった時、ほんっっっとに嬉しかったし。

大谷君のシュートが外れて試合が終わった時、ほんっっっとに悔しかった。

本気で、勝つところが見たい。

CFモンテレイ戦でも、やばい、いつもよりレベルが上だと感じたけれど、今日はさらに上のレベルで、失点は全部想定外だ。

大谷君のスライディングブロックは、いつもならさすがのタイミングだが、このレベルではもっとぎりぎりまで足を出すのを我慢しないと、ああして逆を取られてしまう。

近藤君は多分コースを切ってると思っていただろうが、ボール一個分のコースと足を振り抜く一瞬の隙があれば、このレベルなら決められる。

菅野さんはきちんと壁を作ったと思っていただろうが、そこをさらに上回る世界がある。

逆にウチにはそれがなかった。中盤では確かに個人技に押し込まれる場面はあったものの、それは高い献身性と集中力でカバーできていた。連動性も高く、攻めの形も作れていた。

だが最後のシーンで相手を上回れない。ゴール前、プレッシャーのかかる土壇場で、どれだけ高い技術を発揮するか。それを高めていって欲しい。

そしてそれは常に日本の課題でもある。この試合を見たアカデミーの子供たちは、将来それができる選手になろうと強く思って欲しいし、クラブはそういう選手を育てて欲しい。

また、このレベルも慣れればもっと対応できるはずだ。そのためには、こうして年に一回一部のチームがその舞台でやれるとか、海外移籍した一部の選手がそういうレベルを体験できるとかでは駄目で、Jリーグ自体が、そういうレベルのリーグでなくてはならない。

そのために、レイソルの予算が十倍ぐらいあって、それこそネイマール選手がウチにいるぐらいのことがあってもいい。スペインやブラジルの経済規模を日本と比べたら、野球というライバルがあるとしても、それは不可能な数字ではない。サッカー人気の拡大を本気で考えれば、道はある。

また、経済という点で言えば、日本はなにやら、少子高齢化は止められず衰退する運命を甘んじて受ける空気に支配されているが、やるべきことをまだ全部やってない気配なので、もっと本気で勝つつもりでやって欲しい。この国にはそれこそ勝者のメンタリティーが足りない。

……というように。

ほんっっっとに悔しかったので、話がどんどんでかくなっていってしまうのです。

だってね。

みんながんばってたし。

最後まで走り続けたし。

身体を張って戦う姿に、ほんとに心を打たれたのですよ。

だからこそ、グッドルーザーとかそんな慰めじゃなくて、勝ってみんなが報われるところが見たい!

来年ACLを制覇して、アジアチャンピオンとして再挑戦して、その時にはこの思いを晴らしたい!

そして目の前にはもう一戦、三位決定戦!!

勝って終わろう!!

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2011/12/14

輪環の魔導師 9 神界の門

輪環の魔導師 9 神界の門 渡瀬草一郎

シャンヤルル僧院の混乱の中、神界の門が開いた。そこから出てきたのは神々とは程遠い印象の異形の怪物たち。

その怪物たちは、セロを宿敵の眷属と認識して、襲い掛かる。どうやらセロの引く古代の民の血が呼び寄せるらしい。逃げるセロとフィノは、洞窟の先に開いた、別の異界の門に吸い込まれてしまい……。

一巻を読んで、渡瀬先生の別のシリーズ、「パラサイトムーン」に出てきた迷宮神群という異世界の存在の名前が使われていることに気付いたとき、最初は、ちょっとしたお遊びなのかなーと思ってたのですが。

巻が進むにつれて、本格的に話の筋に絡んできて。

とうとう出てきてしまいましたよ、神群が!

パラサイトムーンでは、神群の影響を受けると超能力が芽生えるという設定でしたが、この世界の人たちの魔力というのもそれだったということか。

思えば前のシリーズ「空ノ鐘の響く惑星で」も、世界の雰囲気は一見どファンタジーだけれど、その世界を包む外側の設定はSFという、ハイブリッドな世界観でした。そういうとこも好き(^^)/

そして、あとがきを読むと、どうやら次が最終巻のようですが。

「パラサイトムーン」も「空ノ鐘の響く惑星で」も、きれいにオチがついていて、読後感がとてもよかった。このサイズできちんと構成されていてきれいに落ちる話というのは、なかなか見れません。

さあ、このシリーズのオチはどうなるのかなと期待大。わくわく。

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2011/12/13

崖の上のポニョと天空の城ラピュタ

「バルス!」によってサーバーが落ちたりしていた日。

僕はその深夜に、ようやく「崖の上のポニョ」を見ました。

見たいなーと思いつつ、なるべく混んでない最後の方がいいなとしりごんでいたら、近所での上映終わっていたという。よくやるんですよね。

なんとなくそのまま見てなかったんですが、DVDを借りて観賞。

なにか変な居心地の映画だなあという感想でした。

どこに軸足を置いて見たらいいのか分からずに、何かふわふわした感じ。

最初は、海の描写でやたらごみが強調されてたり、「人間が海を汚した」みたいなセリフがあったりしたから、ナウシカのように「あらぶる自然と人間」というようなテーマなのかなと思ってたんですが。

途中から人魚姫の話になり。

自然をありのまま愛せよというメッセージと考えられなくもないけれど、それを示唆するシーンがあったかなと首を捻ったり。

あと、宗介は子供だから事態を丸々飲み込んでてもいいんだけど、周りの大人のリアクションが何かこうストンとひとところに落ち着かないので、それもふわふわ感の原因の一つ。

これはおとぎ話なんだから変な事が起きててもみんな気にしないんだよというスタンスなら、見てる方もそういうもんかと気にならないんですが。

気にしてないのかと思ったお母さんが「変な事が起きているけど」と言ってたり、トキばあさんが「人面魚じゃないか!」とホントのこと言ってたり。

街が山のてっぺんだけ残して水没するという異常事態に、みんなけっこうのんきだけど、序盤はジブリらしくリアルな雰囲気だったんだよなーとか。

見ていてなんかもじもじと落ち着かなかったです。オチもばさっと切れてるし、見る人にカタルシスが用意されてなくて、宮崎監督の頭の中をそのまま覗いているような気がしました。私的な映画なのかな。

そういう点でラピュタは、「こういうふうに見ろ!」というメッセージがすごくはっきりしていて、それがあの「バルス!」に向かって一点に収束していきます。

もう全部身をゆだねちゃって見てていいんだーという、すごい安心感があって、だからみんな大喜びでバルス祭りになるんじゃないかなと思います。

ただ、頭の中をそのまま覗いていると言う話で言うと、カーアクションとか、海の大迫力とか、ポニョの疾走感とか、水没しちゃった世界の美しさとか、さすが宮崎監督という見所はたくさんありました。

海原を漂う小船と島とか、木漏れ日のさす緑のトンネルとか、それをぼんやり見ているだけでうっとりというのはすごいです。

でもそこはウチの古くてちっちゃなテレビでは魅力減(^^;;) しまった、やっぱり見るなら映画館、せめて誰かの家のでかいテレビで見るべきだったと後悔しました。

あと特に言っとくと、ポニョがうつらうつらとしているところが良かったです。

とても可愛い。子供が可愛いお話は見てて幸せ。

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2011/12/12

vsモンテレイ 成長している!

戦前、モンテレイについて調べていて、顔をしかめていた僕。

強そう……。

テレビは、バルサメッシ、サントスネイマールと有名どころを中心に取り上げていますが、モンテレイもなかなか。

メキシコ代表が何人もいるし、チリ代表のエース・スアソとか、他の国の代表、元代表と、このレベルの人がJリーグ来たら、かなり話題になるよなあというレベル。

開始早々のピンチにかなり肝を冷やします。

不思議なもので、普段プレミアリーグとかも見ているわけだから、このレベルのサッカーを知らないはずではないのに、その相手をレイソルがしているとなると、「やばい! 未知のレベルと対決している!」と警報が鳴り響く感じ。

普段の対戦相手より切り替え早いし寄せ厳しいし、それでプレー精度も高く、攻撃的。ちょっとでも隙を見せたら、そこを突かれて無理矢理こじ開けられるんじゃないかという恐怖感。

でもレイソルイレブンは集中力高く、組織的にカバーしあって、隙を見せません。これで何とかカウンターを決めればーと前半終了。

後半その待望の一点が、レアンドロさんの見事なボレーでもたらされ歓喜するも。

恐れていた一瞬の隙を突かれて、失点。CBとSBの間にポジションを取られマークが外れた所にボールが出て、裏を取られ、そこからの速いクロス。やっぱり簡単には勝てない。

でもここから、すごいなと思ったのです。

どんどんレイソルが主導権を取っていく。

相手のパスの狙いどころが分かったようで、そこを消して、相手のボール回しを苦しくしていきます。

「試合中に成長している!」は、漫画の常套手段なんだけど、ホントにそう感じた。大谷君なんか危険地帯でばんばん寄せてボール取ってるんで、もう感動した。

もうむしろ、「このまま押し切って、点とって勝てー!」と押せ押せ気分に。1-1で延長突入、PK戦。

菅野さんがいきなりPKストップ! 完全にウチが勝つ流れ! 勝利を確信!

いや、田中君が止められた時には、「あれ、まさかぬか喜びして足元すくわれるパターン……?」と、ちょっと冷や汗かきましたが。

林君がしびれる後攻の五番手で、ドカンと豪快に蹴りこんで勝利!!

FIFAクラブワールドカップジャパン2011、準々決勝vsCFモンテレイは、1-1(PK4-3)!!!!

もうこの世に不可能はない気がする!!!!

サントスにも勝つぞ!!!!

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2011/12/11

今週の雑感記 小惑星探査機はやぶさの危機と科学の応用

僕の好きなものの一つの柱、サッカーについてはもう、こんな幸せあっていいのだろうかという今週でしたが。

別の柱、科学については、うれしくない話題が。

はやぶさ2の危機。

あの「はやぶさ」後継機、存亡の危機:日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/2…… 瀬戸際。何とかならないものか。

日本はもともと、その経済規模に対して科学にかける予算が少ない国なのですが。

震災があったので、余計ピンチに。

何か科学予算全般にやばいという話もちらほら聞きます。種まかないと芽が出ないよー。研究にお金出さないと、その応用も生まれないんだよー。

宇宙開発が始まって半世紀を過ぎ、気がつけばケータイにGPSが入ってる世の中ですよ。「ケータイにGPS」って検索したら浮気調査って出たよ(笑)。それぐらい応用されるようになったんですよ。

小惑星探査だって、そのうち地球上の鉱物資源を全部掘りつくしちゃった時、小惑星で掘ればいいじゃんという話になるかもしれない。

そんなでかい話じゃなくても、細かい応用があるに違いない。

どうなるのかなー。

どうも日本社会は科学に冷たいです。

もう、みんなもっと科学に関心持つべきですよ!

ということで今日のお題、科学の応用について。

こういうことを言っていると、それは好きだからじゃないの? とか、だいたいその研究なんの役に立つの? とか言われちゃうわけですが。

科学史を見てくと答えがあるんですよね。

例えばこういう疑問があるとします。

「岩を砕くと石になる。石を細かく砕くと砂になる。じゃあ、ずーっとずーっと細かく砕いていったら、何になるの?」

こういうちょっと変わったことを考える人は昔からいて。

物質はもともとなんでできているのか、ということに思索を重ねてきました。例えば古代ギリシャでは、火、空気、水、土の四大元素からできているのだという説がありました。

この考えは中世ヨーロッパで、錬金術へとつながります。元がそういうシンプルな元素なら、いろいろいじったら物質を変えられるんじゃなかろうか。特に金! 金ですよ! 安い別の物質から金を作れたら、大金持ちですよ!

結局金は作れなかったんですけれど、いろいろやっているうちに、化学実験のノウハウが蓄積されていきました。

近代になると、実証科学の考え方が主流になってきます。それまではどこか、科学と哲学がごちゃ混ぜだったのです。化学実験ができるなら、実際取り出そうぜと研究が進みます。

19世紀になると、だいたいの元素が出揃いました。例えば、水は水素と酸素に分けられますが、水素や酸素はこれ以上分けられない。長年の問題に一つ答えが。

ところがここで新たな謎が見つかります。放射性物質の発見です。このあたりで有名な人が出てきますね。キュリー夫人。

放射性物質から変なものが出てるけれど、これはなんだろうと研究を進めるうちに、世界の大元だと思っていた元素に、内部構造があって、元素を作ってるものがあると分かります。

元素、すなわち原子は、陽子と中性子でできた核の周りを電子が回っている。元素の種類が違うのは、その数が違うのだ。これが分かってきたのが20世紀はじめごろ。

さらに、陽子や中性子もまだ割れるということが分かってきます。素粒子です。日本の初めてのノーベル賞の受賞は、この研究の中から生まれます。湯川先生の中間子の予想。

ここら辺りから話はとてもややこしくなってきます。ノーベル賞で言うと、ニュートリノの小柴先生とか、対称性の破れの、小林、益川、南部先生とか、世間で話題になった受賞がありました。

現在素粒子物理学は、宇宙の始まりまで話が及んでいて、ヒッグス粒子が発見されたんじゃないのかというのが最新の状況。

で、こういうちんぷんかんな話に遭遇して、多くの人が思うわけですよね。「で、それはいったいなんの役に立つの?」

立つのです!

何のかはまだ分からないけど!

例えば、身の回りを見渡します。錬金術の研究で化学実験のノウハウが蓄積と書きましたが。

こういう化学によって、どれだけの物が作られているのか。なかったら、とりあえずプラスチックと、ポリエステルとかの化学繊維が全部消えます。

その次、キュリー夫人の辺りは分かりやすいですね。放射線の研究で、X線が見つかります。レントゲン写真が取れるようになりました。X線CTとか、PET検査とかもこの流れです。身体の中の様子が分かるようになって、どれだけの人の命が救われていることか。

その先、原子の構造辺りから、ややこしいなーと感じてる人がいるんじゃないかと思いますが。

電子が見つかった流れから、今度は半導体が生まれます。電子機器の誕生です。電子機器が入ってない家電って、そんなないですよね。インバータにも半導体使ってるしね。コンピューターもケータイもなくなっちゃう。

明かりも、蛍光灯は放射線の研究の応用、LEDは半導体。

というようにですね。

「物質って何からできてるの?」という研究の流れから、枝葉がどんどんどんどん分かれていって、いろんなことに応用されていったわけで。

基礎科学というのは、いわば開墾して畑を作るようなものです。何の種を撒くかはまだ考えてないけど、とりあえず知の地平を広げておく。その後誰かが「あれ? これ作れるんじゃない?」と気がついて、応用が始まる。

その時間差が、何十年とか何百年とかあるのですよ。

そういう超長期投資なのです。文明を進める武器となる、孫とかひ孫の代への遺産。

ちんぷんかんぷんな素粒子物理学だって、そのうち時間と空間の成り立ちを解明して、「あれ、じゃあ、こうすればいじれるじゃん」と誰かが気付き、ホントにタイムマシンができたり、ワープができたりするようになるかもしれない!

見たいけど、生きてないんだろうなあ。何百年後かなあ(^^;;)

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2011/12/10

クラブワールドカップと最終回

本日2011年12月10日を持ちまして、「ケッタ・ゴール!」の版権契約が全部切れたんですよ。

そんな時にすごいなあと思うのは。

レイソルがクラブW杯に出ていることです!

思い起こすと、ちょうどこの時期ぐらいですよ。初めてブンブンに持ち込みに行ったの。

確か仕事中に創刊号見て、それで行ったはず。

で、打ち合わせしていて、サッカー漫画描かない? という話になり、話が普通だねと言われて、じゃあみんながあまり描いていないユースチームのテストの話にしますと言い。その時、僕の脳内で、もしこれが連載になったら、レイソルを出したいと閃いて。

許諾を取ってレイソル出身の監督を出したり、U-12を出したりしたわけですが。

わざわざ許諾を取るんだからこれぐらいで済ます気はなくて、僕のレイソルサポーターとしての夢を、漫画の中で全部かなえる気だったのです。

なので実は最終回はもうその時考えてて。

ケッタ君がレイソルに入って、クラブワールド杯に出る! というものでした。

ちょうどクラブワールド杯が始まる頃でした。これ当時どれぐらいでかい夢かって言ったら、閃いた2004年は最下位で入れ替え戦でかろうじて残り、2005年には降格してますからね!

自分の理想どおりに進んで最終回になるとしたらだいぶ先だけど、それと現実での実現はどっちが先だろう、いやそもそも僕が生きているうちにそんな幸せがくるだろうか、と思ってた。

それが今出てるんだから。打ち切られず、ブンブンも潰れてなかったとしても、全然間に合ってないよ、最終回(笑)。

もうこうなったら世界一になって、「困ったなあ、現実よりすごいことを起こそうと思ったら、もう宇宙人と戦うしかないよ」と世の漫画家を悩ませてください!

今ではケッタ君の方が、僕が生きてる間に終わるのだろうかという感じになってて困りもの(^^;;) 絵入れの途中で中断中。

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2011/12/09

vsオークランドシティ 世界への船出

試合開始前にFIFAのアンセムがかかって、「うわああ~、世界が来た~」とテンションが上がります。だってW杯の試合前とかに聞いてるんだから、これ。

対戦相手が全員外国人、審判も外国人、豊田スタジアムは知っているはずなのに、何かもういつものJリーグと全然雰囲気違います。

心なしかゴール裏の「レッツゴー柏」も、いつもと違う重厚な響きに聞こえます!(それは屋根が閉まっていたから)

そんなこんなで柏レイソル世界デビュー!!!!

 

FIFA クラブワールドカップ ジャパン2011、vsオークランドシティは2-0!!!!

 

勝ちました!!!!

前半はとてもいいペース。激しいプレスで追い込んで、ボールを奪うとしっかり攻めます。

しかし相手も中央が堅く、なかなか点が入りません。困ったなと思っていると。

田中君が、相手を背にして素早いターンで前を向き、角度のないところから弾丸シュートでニアをぶち抜きます!!!!

工藤君もゴール前混戦の中、落ち着いて決めて続きます!!!!

来るのか柏祭り!!!!

しかし後半。

優勝して取材がてんこ盛りでJリーグアウォーズがあって移動があって。練習一日しかしていません。コンディションに不安。

その影響か、攻めにかかったオークランドの圧力をまともに受けて劣勢に。

しかしここで。

守護神菅野さんが。

菅野さんのスゲーのが!!!!

ビッグセーブ二連発!!!! 特にヘディングシュートは決まったと思った瞬間の超反応!!!!

残り時間も守りきって、完封で初戦突破となりました!!!!

ばんざーい!!!!

ただ、途中で膝を怪我した酒井君がちょっと心配です。軽傷だといいが。

次は北中米カリブ海代表、メキシコのCFモンテレイ。メディアはバルサだサントスだと騒いでるけど、ここもけっこう強そうですよ。

スアソ選手は、南アW杯南米予選で10得点、昨年スペインのレアル・サラゴサでも活躍した模様。

しかも向こうは初戦、こっちは三連戦目の中二日。

でも、厳しい試合を全部ひっくり返してきたのが今年のウチだ!!!!

勝ちましょう!!!!

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2011/12/08

クラブワールドカップ

昨日は黄色っぽいベストイレブンを妄想するなど、レイソルが優勝して僕はすっかり浮かれているわけですが。

気がついたら次の戦いが本日です。クラブワールドカップ。

早い! 早過ぎる! あと三ヶ月は浮かれっぱなしでいたかったのに!

だってさ、大谷君もエルゴラで言ってたけど、僕みたいな古参サポは、苦節11年なんですから。その分余韻を堪能したいのに、土日月火と四日しか浮かれてないよ?

三ヶ月浮かれっぱなしでいるためには、クラブワールドカップも勝つしかないですね!!

初戦はオセアニア代表、ニュージーランドのオークランド・シティーです。セミプロなのでさくっと勝ちたいところ……ですが、一昨年は開催国代表アルアハリ、アフリカ代表マゼンベに勝っているそうです。油断大敵。

こっちはスケジュールきついんで、そこがちょっと心配。勝ってくとけっこうな過密日程です。

しかし我々には自慢の選手層の厚さがある!! がんばれ!!

柏から世界へ!!

まず初戦勝利!!

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2011/12/07

Jリーグアウォーズとベストイレブン

2011年のJリーグアウォーズ。

最優秀監督にネルシーニョ監督!

最優秀選手にレアンドロさん!

ベストヤングプレーヤーに酒井君!

そしてベストイレブンには、近藤、酒井、レアンドロ、ワグネルと四人選ばれましたよ! やったー!

いやー、優勝っていいもんですねえ。しみじみ。

さて本日の主題はベストイレブンについて。

以前から思ってることなんですが、ベストイレブンって、チームとして考えたとき守備崩壊してること多いですよね?

今年。

  ハーフナー   ケネディ

ワグネル 藤本 レアンドロ 清武

        遠藤

   近藤 闘莉王 酒井

        楢崎

この3バックは堅そうだけど、中盤守備崩壊。

去年。

     前田  ケネディ

   藤本    リシャルデス

     遠藤   中村憲
      ダニルソン

   槙野 闘莉王 増川

        楢崎

ダニルソン選手がいる分中盤は締まったけど、サイド守る気ない。

一昨年はいい感じ。強そう。

    岡崎   前田

 中村憲       石川

    遠藤  小笠原

長友 闘莉王 岩政 内田

       川島

ベストテンじゃなくてわざわざイレブンなんだから、こういうふうにチームになってて欲しいなあと思うわけですよ。

というわけで考えてみました。

まず、先にシステムを考えます。各ポジションでベストの11人にするためです。

この場合はJリーグで一番ポピュラーな布陣にするのがいいだろうと、各チームを眺めてみると、4-4-2のダブルボランチが一番多い。ウチもそうです。

それを採用して。

どん。

 ハーフナー ケネディ

ワグネル    レアンドロ

   大谷   遠藤

橋本 近藤 闘莉王 酒井

      楢崎

ち、違うよ、もっと黄色くしたくてやったんじゃないよ。

……ちょっとあるけど(^^;;)

攻撃的MF四人を絞り込む時、MVPのレアンドロさんは当確として、藤本、清武も捨てがたい。でも、ワグネルさんが一番点取ってるので、ここは堂々と。

大谷君選出にはサポ心がちょこっとあるのは否めない。ダブルボランチの一枚は、日本代表でも替えがきかない遠藤選手が当然として。だったら相方は守れる人だなと。

事前に選ばれた優秀選手の中には、そういうタイプの人は、大谷、ダニルソン、そしてDFに入っているけどチームではボランチだった仙台の角田選手。

ウチのJ2J1連続優勝もJ史上に残る快挙だけど、震災の年に仙台が復興のシンボルとして快進撃を見せたのも、語り継がれる出来事だと思うわけで。

四位につけた仙台から一人ぐらい選んだ方がと思いつつ、いやでもほらキャプテン入れたいじゃん? と大谷君なのでした。

橋本君はもっと否めない。優秀選手で左SBは清水の太田選手のみ。橋本君入ってない(^^;;)

でもちゃんと根拠あるんですよ? これを思いついたとき、一人よがりすぎてもなと思って、サッカーダイジェストの採点表見たんですよ。橋本君は左SBの中でトップ評価なんですよ。

実際、橋本君は終盤になってワグネルさんとの連携が高まり、ぐぐぐっと伸びた印象なので。優秀選手選んだのが早過ぎたのだ、32節終了時なら初ゴールも決めてることだし橋本君だと入れてみました。

左SBは全体的に人材薄くて、日本代表でも長友選手のバックアップが本来右SBの駒野選手だったりします。

逆に言えば、橋本君はクロスとかシュートの精度がさらに上がってきたら、日本代表あるんじゃないでしょうか!

というわけで選んでみたベストイレブン。

遠藤、レアンドロ、ワグネルでつないで、外を駆け上がった、酒井、橋本からクロス、超高層ツインタワーのハーフナー、ケネディで決めるという、すごい強そうなチームです。

まあそれでも、僕の心のベストイレブンは真っ黄色なんですけどね!

こんなことして浮かれてられるんだから、優勝って本当にいいなあ。しみじみ。

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2011/12/06

藏川さんパクさん契約満了

全然発表ないから、もしかしたら来年はACLでA契約の枠が増えるから補強はそこでするのかなと思ったら、そうではなく。

藏川さんとパクさんが契約満了です。みんなでACLはさすがに無理だったー。

藏川さんは去年一度満了になってるので、僕の覚悟はできてて。

一番苦しい時に来てくれて、ここまで上り詰める6年を一緒に過ごせたことを、かみしめています。

でも、年に一度の大仕事を今年はまだ見てないです。最後までがんばって!

パクさんは、ポジション取られたのが終盤で、まだまだ巻き返しもありそうな気がしてたから、ちょっと寂しい。

でもパクさんはマジでまだ出番ありますよ! クラブW杯と天皇杯で、最大8試合あるんだから!

「え? 世界とあんなにやりあえるのに放出しちゃうの? じゃあウチが……」という大活躍を希望します。がんばれー!

さて本日はJリーグアウォーズがあっていろいろいいことがあったのですが、それについては明日。

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2011/12/05

先週の雑感記 宇宙ロマン

一夜明け、幸せに浸っている日曜日。

レイソル優勝はもちろんのこと。

あの試合の直前に、今週考え込んでいたプロットの問題点が解決したのです。

詰まってたところがすっきり解消して、悩みなく幸せに浸ってていい日曜日でした。

さあ、プロットがスムーズに流れたところで、次は細かいシーンのアイディア。面白さは細部に宿る。がんばろう。

ヤマト。

三週前の雑感記で、今度ヤマトのリメイクがあると触れましたが。

宇宙戦艦ヤマト復活篇と、SPACE BATTLESHIP ヤマトを見ました。未見だったのです。

周りで聞いた評判どおりで、いろいろ駄目だなーと思ったのですが。

復活篇はヤマトだけど実写はヤマトじゃない、と感じたのが興味深かったです。

男のロマンとか、ミリタリなロマンとか、宇宙ロマンとか、そういうところがなくて、名場面だけは取り入れてるから、変な感じ。実写の方がもとの話を踏まえているのに、パロディみたい。

監督とか脚本家とか、そっち方面の人ではないからだなと思いました。

例えば実世界でも、空母から戦闘機が飛び立つ時の甲板作業員の身振り手振りとか、ロケットが飛び立つ時のカウントダウンの最中のやり取りとか、僕なんかはすごくわくわくするのです。

波動砲の発射シークエンスがそれにあたるわけですが。

それしかなくて、他のところでは、そういうプロフェッショナルな感じがなくて残念。

宇宙ロマンは、もっと残念。今日の主題。もう力説するですよ。

ちょっと確認しようと思って調べてたら、ウィキペディアにこんなページが。宇宙戦艦ヤマトシリーズの天体。

実在のもの架空のもの織り交ぜて、たくさん出てきています。こういうのに子供の僕はわくわくしてたわけです。

「宇宙の海は、おれの海、おれのはてしない憧れさ」は、ヤマトじゃなくてハーロックですけど、そういうロマンが大好きだったわけで。

松本零士作品は子供のころ大ブームで、ヤマトにしろハーロックにしろ999にしろ、そういうロマンがてんこ盛り。あれでどれだけ夢を育まれたことか。

何でそこを削ってしまうのか。

木星の浮遊大陸のシーンがありませんでした。確かにあれはSF的うそでしたが、今ならもっといろいろ木星については分かっていて。

浮遊大陸はうそだけど、代わりに大赤斑が巨大な台風みたいな渦だと分かってるわけだから、その中心の凪いでる所にガミラス基地があって、大赤斑ごと波動砲でとかできるなあと。

ベテルギウスのプロミネンスを波動砲で吹っ飛ばすシーンもありませんでしたが。

ベテルギウスは最近の観測で、超新星爆発寸前で、内部から湧き上がるガスでいびつな形をしているとか分かりました。

太陽の千倍も大きく、火星軌道を飲み込むぐらいの超巨大赤色巨星で、どーんと形がゆがむほどガスが噴き出しているなんて、すんごい絵なのにもったいない。

どうせ名前頼りの企画なんだから、下手な人間ドラマよりすごい絵見せてくれと。キムタクと黒木メイサの出番を削って(以下自粛)

その点復活篇では、銀河中心の超巨大ブラックホールが冒頭出てきたり、スイングバイを使って加速しワープなどのシーンもあり、宇宙ロマンを感じてちょっとわくわくしました。

そこの差が印象の違いの原因だなと思ったのでした。

宇宙ロマンといえば。

ジャンプで「ST&RS スターズ」という、ファーストコンタクトのために宇宙飛行士を目指す漫画が始まっていて、楽しみに読んでるんですけど。

マガジンでも宇宙飛行士を目指す「STAR CHILDREN」という漫画が。

なんだろう。はやぶさとかのおかげで、宇宙はありになったんだろうか。わくわく。

ところが肝心のはやぶさ2の予算が危ないという噂を聞きました。おおう……。

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2011/12/04

優勝!!!!!!

前半は余裕だった。相手の0トップを機能停止に追い込み、被シュート0。

レアンドロさんの角度のないところからのシュートがゴールに吸い込まれ。

橋本君のリーグ戦初ゴールがこの大一番で決まった。

後半、浦和が選手交代し、FWが定まったことで、攻撃が機能しはじめる。

その中で失点した。

名古屋はリードしていた。

引き分けでは名古屋の優勝だ。

原口選手の強引なドリブル突破に冷や汗をかく。

CKのこぼれ球に反応した茨田君は、コントロールしてキーパーの前に落ちるようなシュートを放った。

キーパーはコースに入ったかのように見えながら、処理しきれず、ボールはゴールに吸い込まれた。

試合時にはやんでいたが、朝からの雨でピッチは水を含んでいて、試合中選手が足をとられる姿が散見された。そのようなピッチ状態だったからだろうか。

僕はサッカーの神様が、最後にご褒美くれたんだと思った。

茨田君もJ1初ゴールだ。

この3点目でゲームは決まった。

試合終了のホイッスルが鳴る。

キタジが泣いていた。

僕も泣いた。

試合途中、ナベ先生から電話がかかってきて、向こうとこっちでテレビを見ながら応援していた。

11年前のあの日、あの試合はナベ先生の仕事場で見た。

あと少しで優勝を逃したチームは、攻撃力を高めようと補強した。これは裏目に出て、安定していた後ろ五枚をいじったため、むしろ成績は下がった。監督の責任となった。

監督を切った責任者も、ほどなくその席を追われた。

目先にとらわれ指針を失ったチームは迷走した。監督は代わり、ベテラン選手は切られ、どんどん悪くなっていった。

そしてとうとう降格した。

一体感を失っていたチームは崩壊。多くの選手がクラブを去った。

だがそこに、この過程で出場機会を失い清水に移籍していたキタジが帰ってきた。

石崎監督のもと一心同体となったレイソル。

フロントも現場もサポーターも、みんなひっくるめてレイソルだ。

J1への昇格。快進撃。

しかし、翌年。停滞を理由に石崎監督の解任。

あの時欲を出して悪い流れにはまった記憶が、脳裏をよぎった。

悪い予感が当たった。

二度目の降格。

だが、シーズン後半に着任したネルシーニョ監督は、すでにチームを立て直していて、一度目ほどの悲壮感はなかった。

J2優勝で昇格。

そして今年、優勝争い。

この中でキタジの功績は大きい。

ネルシーニョ監督の選手起用は果断だ。すっぱりと交代させ、すっぱりと先発を変える。

それに対して、どうメンタルを持っていき、どういう姿勢で臨むべきか、手本を示した。

激しいがポジティブな競争が、チームの特徴となり、チーム力を高めた。

そして今日の日を迎えた。

優勝を争うのは勝ち点差2の中に3チーム。

二位名古屋に、いなくなったエースと、あの時のGMが。

三位G大阪に、いなくなったキャプテンと、あの時の監督が。

対戦相手にも、いなくなった若手期待のDFがいた。

これは長い長いドラマのクライマックスだ。

失ったものを取り戻し、届かなかったものをつかむための。

そして。

僕らは勝った。

キタジが泣いていた。

僕も泣いた。

2011J1第34節、vs浦和は3-1!!!!!!

柏レイソルJ1初優勝!!!!!!

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2011/12/03

偵察Jリーグ 浦和vs仙台、福岡と浦和戦展望

2011J1第32節、浦和vs仙台は、0-0。

浦和は堀監督になって、だいぶ整備された感じ。特にこの日守備はしっかりしていて、あまり危ないシーンはなし。

ベテラン坪井選手の衰えないスピードが目立ちました。

仙台もさすがに守備は堅く、双方守り合いになった試合。

後半になると降り続く雨でピッチが水浸しになり、パスが止まってしまいます。その分必死に走る選手の姿が印象に残りました。

第33節、福岡vs浦和は1-2。

福岡は降格してからホントに吹っ切れていて、この日も気持ちいいぐらいのプレス。岡本選手の先制点はきれい。

その分裏を取られるリスクはあって、そこで落ち着いて対応しきれてれば十分勝機がありました。PK献上が惜しかった。

浦和はこの勝利で、残留ほぼ決定。

試合後インタビューで、柏木選手が「次はホームなので勝ちたい」と言ってましたが。

それはさせませんよ!!!!

ということで浦和戦の展望へ。

とにかく勝てば優勝!!!!

 

トーナメントの決勝戦みたいなもんですよ!!!!

守備では。

個の能力は高い浦和。とくに二列目は、原口、柏木、リシャルデス、梅崎と、実績のある外国人選手とA代表経験者がずらっと並びます。中を締めてしっかり抑えたい。

特に梅崎選手が切れている印象。要注意です。

ビルドアップでわりとワイドにポジション取ってる印象なので、アンカーのところで引っ掛けられたら面白い。

攻撃では。

いつも攻撃は展望というより、僕の希望を書いているわけですが。

最終節だし、てんこ盛りでいいよね!

田中君が切れているので期待大!

工藤君がハットトリックして二桁に乗せてもOK!

レアンドロさんが得点王争ってもかまわない!

ワグネルさんのFKが決まったら泣く!

そしてなんと言っても。

キタジがあの年以来の二桁得点を決め、あの時届かなかった優勝を掴み取るはずだ!!

自分たちで決めよう!!!!

絶対勝つ!!!!

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2011/12/02

アシスト

伊債務危機でサッカー選手がアシスト、国債購入呼び掛ける

イタリアが直面する金融危機に同国のサッカー選手が立ち上がり、サポーターに国債を購入するよう呼び掛けるキャンペーンを28日に行う。

28日は地元紙コリエレ・デラ・セラとイタリア銀行協会が考案した「伊国債(BTP)の日」で、国民は通常の銀行手数料を支払わずに国債を購入することが可能。サッカー選手らはその後押しをする。

同国では過去数カ月、債務危機を報じる新聞紙面上に「スプレッド」や「逆イールドカーブ」など、難解な金融用語が躍っており、このキャンペーンを通してイタリアが抱える債務危機をより身近に感じてもらうのが目的だとしている。

前イタリア代表で選手協会(AIC)会長のダミアーノ・トンマージ氏はANSA通信に対し、「われわれは皆で国を支援する。何より母国の強さを信じている」と力を込めた。

市場ではここ数カ月、イタリアの国債利回りが上昇しており、同国の公的債務は対国内総生産(GDP)比で120%となっている。

ロイター2011/11/28

なりふりかまわない感が。ピンチだなあ。

National_loan

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2011/12/01

勝手にベンチ入り

サッカーファンが相手国ベンチで「観戦」、ユーロ予選で珍事

11日に行われたサッカーの2012年欧州選手権(ユーロ2012)予選プレーオフのアイルランド─エストニア第1戦で、入場チケットを持たないアイルランドチームのファンが、エストニアチームのベンチに入り込み、最高の席で試合を観戦した。

アイルランドのコーク出身のコーナー・カニングハムさんは、敵地タリンの試合会場で、警備の目をかわし会場脇の入り口から内部に侵入。カニングハムさんはサッカー情報サイトのミラー・フットボールに対し、開いているドアを見つけたので中をのぞくと、部屋のなかにエストニアチームのトラックパンツがあったと説明。急いでトラックパンツを着用し、ボールを入れるバッグを肩にかけてエストニアチームのベンチに向かったという。

カニングハムさんは、「正直なところ何をすればいいのか見当がつかなかった。ただ、(エストニアのトラックスーツを着用していることから)エストニアのベンチに行ったほうがいいと思った」と振り返った。

カニングハムさんは、エストニアのマネジャーの隣に座って試合を観戦。試合は4─0でアイルランドが圧勝した。試合後にピッチでアイルランドの選手と勝利を喜んでいるカニングハムさんをテレビカメラが見つけ、「事件」が発覚した。

ロイター11/11/21

気がつかれないもんなんだなあ(笑)。

Bench

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