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2011年11月

2011/11/30

雪の女王2

雪の女王第6話。芽が出ないはずのスープに入っていたえんどう豆が芽吹いた奇跡は、ゲルダの優しさが正体。病弱な幼い少女リーネが可愛くて、特に後半に入ってから、どうなっちゃうんだろうと目が離せなかった。人形遊びで出てくるところが秀逸。

上の娘を同じ病で亡くしている母の、身を削るような献身的な愛。そんな母を気遣う幼い娘のいじらしさ。ほんわかさせといて病状が重いと視聴者に知らせてからの緊張感。無垢な優しさに彩られた絶望。それを印象づける、夕日の中、雪原に立つかかし。そして奇跡。引き込まれた。面白かった。11/11/26

雪の女王第七話。雪の女王の鏡の欠片でカイがなったように、別の欠片で作った眼鏡で人が変わってしまった王様の話。女王の城は遠く離れていて、ゲルダの道中とはあまり接点ないんだけど、こうしてちょこっと絡めた。この先どうしていくのかな。

雪の女王第8話。ゲルダを家に招きいれたおばあさんは魔法使い。おばあさんの怪しげな雰囲気が、少しずつ表に出てきて気になる展開。そのままゲルダの記憶を奪って自分の子に。今まで省略技法が多かったので、ゆったりペースだけど終わるんだろうと思ってたら続いてた。すっごい気になる。

もう一本見たら仕事しようと思ってたんだけど、一段落つかないと気になるので続行ー。

雪の女王第9話。夜食のお供に1話だけのつもりだったのに、すっかり見ちゃった。入り込めるようになると時間が早く過ぎる現象。それを引き起こすものはなんだろう。

雪の女王第10話。第9話に引き続き、引っ張り込む要点はなんなんだろうなーと思いながら見てた。ラストシーンに引き込まれる。11/11/27

6話目見て、ちょっと安心。

実は5話目までは、これはどうなんだろうと不安を感じていたのです。面白いよと言われていたんだけど、ちょっと今ひとつ入れなかった。

わりと大胆な演出上の省略があって、ここ描いて欲しいなーというところがナレーションで済まされていたり。こういうのは個人差があって、どれぐらい描いてあれば満足というのは人によって違うのだけど、僕にとっては少し足りない感じ。

それが6話目からすんなり入れた。ゲルダが旅に出て話の構成がシンプルになり説明することが減ったので、不足を感じなくなったのかな? と思います。

出だしの、どこを見せるか、どれだけ描くか、どれだけ省略するか、というのは受け取り手の個人差もあるので、とても難しいですね。

6話目以降も、演出上の省略とか、逆に大胆な強調とかがあり、これも人を選ぶかもしれないなーと思いつつ、僕はもう大丈夫に。

その強調されたところに引き込まれるようになって、この感覚はどういう部分から引き起こされているのだろうと、今度はそちらが注目点。

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2011/11/29

先週の雑感記 コピーのコピーのコピー

コミティア用のネームは何人かにチェックを受けて、GOサイン。

あとはシナリオもう一本書いて、ケッタ・ゴール!のネームを進め。

何かお金にならないことばかりしているな(笑)。

そんな週には、考えさせられるこんな話題。

「今のアニメはコピーのコピーのコピー」「表現といえない」 押井守監督発言にネットで納得と逆ギレ (1/2) : J-CASTニュース http://www.j-cast.com/2011/11/221139… 別に今だけの話じゃなくて、商売するっていうことはそういうものなんだと思う。

以前僕が生まれたころの少年サンデーを古本屋で見つけたのだけれど、川崎のぼる先生が「何人も」いた。手塚先生のどろろが浮いてた。時流に乗った方がハードルが低く、でもそこ止まりだと長くは持たないということ。

作家性を感じさせるところまで行かないと、実は商品としても魅力的ではないということでもある。難しいよね。

どちらの言い分も分かるなあと。

作り手の側からすると、同じようなものを作ってると、チャレンジしないのかという気分になるんですよね。チャレンジしないと新しい地平は来ないぞと。

でも、流行があるのは、それが好きな人がたくさんいるからで、そこを違うと言われればいやな気分になるお客さんがいるのも当然。

作る方も生活があるわけで、チャレンジ、チャレンジと、堅実さ無視してたら干上がっちゃう。

けれど堅く行き過ぎると、バリエーションがなくなって、品揃えの悪いスーパーみたいな状態になって、逆にお客さん減るかもしれない。この場合の品揃えの悪さは、牛肉と豚肉だったら豚の方が売れるから、牛は仕入れないようにしようというレベルだから。

現状は、同じのばかりという不満を言う人もいるわけだから、そろそろバランス考えて、チャレンジしなければいけない時期かもしれない。

ただ、最近はネットに好きなようにみんなが感想書きこめる分、チャレンジしてずっこけてしまった作品には風当たりが強く、手堅くそつなくこなした方が無風で、それが作り手の心理的なハードルになっている可能性もある。

……というようにですね、この問題は考え始めると右に左に話が振れてって、なかなか結論が出ないのです。

そんな時に、買いそびれていたこちらを買って読みました。

愛…しりそめし頃に… 9 10 藤子不二雄A

テラさんがそろそろやばいことに!

ご存じない方に説明しますと、この漫画は藤子不二雄A先生の自伝的漫画、「まんが道」の続編に当たる作品です。

トキワ荘の兄貴分だったテラさん、寺田ヒロオ先生は、人気漫画を描いていたのに漫画の変遷を嘆いて筆を折ってしまうのですが、その展開になってきた巻。この間雑誌で見たら、テラさん辞める回だった。

ちょうどここでも、商業主義と作家性の話になってるんですよねえ。

テラさん「おたくたちもわかっていると思うけど、近頃の少年誌の漫画は…見るにたえない作品が多い!」

「西部劇、探偵もの、未来もの、時代劇、ほとんどの漫画の主人公が銃を撃ち、刀を振り回している!」

「読者である子供たちをひきつけるために、ハデなアクションシーンを描くことはわかるが、終始アクションで終わっている! これが子供たちに夢を与える漫画といえるだろうか!?」

(場面変わって)

満賀「いや~、驚いたねえ。テラさんがあんなマジで漫画批判をするなんて!」

才野「確かにテラさんのいう通り、今の少年漫画はドンパチが多いからなあ」

赤塚「しかし、テラさんのいう良い漫画が子供たちにとって面白い漫画となるかどうか?」

石森「そうなんだ! テラさんのいうことは正しいけど、理想論すぎるよ」「いくら良い漫画描いても、人気がなかったら切られてしまうからなあ」

才野「うん」

満賀「難しいところだよなあ。テラさんのいう子供にとってためになる漫画と、読者にとって面白い漫画を両立させることは…」「読者の興味を引くためには、どうしてもはでなシーンが必要になるよね!」

才野「絵としても動きのない地味な漫画は、その陰に隠れてしまう」「ぼくなんかはでなアクションものを描けないから、つらいとこだよ」

赤塚「いや~、才野氏はその点すごくいい線をいってるよ」

石森「ああ、才野氏はいいよ!」

才野「いや~、ぼくは主な舞台が学習誌なので、まだ好きなものを描かせてもらえるからいいんだけど…」

石森「そうか! 少年誌だったらなかなかそうはいかないよなあ」

『その夜、四人の漫画論はどうどう巡りで結論が出なかった…』『話せば話すほど、子供たちにためになる漫画と、人気の出る漫画とを両立させることはとても難しい…ということを思いしらされるばかりだった!』

9巻p64~p68

ちなみに満賀がA先生で、才野がF先生。漫画内では別名になっています。石ノ森先生は改名前。

テラさんは、「漫画少年」という雑誌の創刊の言葉、「漫画は子供の心を明るくする。漫画は子供の心を楽しくする。だから子供はなにより漫画が好きだ! 『漫画少年』はそんな子供の心を明るく楽しくする本である!!」に心打たれ、漫画を描いているので、「今」の漫画が許せないのです。

テラさんの許せなかったその「今」の後の漫画で僕は育ったので、さすがに行き過ぎかなーと思うわけですが。

だって売れるんだからしょうがない、という構造が、もう50年前から。すごい既視感。

ただ、アクション描けないからつらいと言っている才野氏(F先生)が、このあとそういうアクションなしでものすごい大ヒットを飛ばしまくるわけで、独自の個性を確立して「売れるからしょうがない」というレベルを飛び出していく点は示唆に富むなあと。

トキワ荘の先生たちも、最初は手塚漫画のコピーの部分があって、絵柄も可愛い絵なんですが、どんどん個性を確立していって、まったく別物になるんですよね。

さらにこの巻にはさいとう・たかを先生が出てきて、「手塚先生のあとを追っていったのでは先生を超えることができん!」と言ってたり。

そう考えると、僕の意見としては、やっぱり手堅さはほどほどにして、最終的には個性を出してかないといけないんじゃないかなーと思うわけですよ。

さてそんな話を踏まえて。

自分を省みますと。

個性を出すとして、絵柄を考えたら、可愛くて楽しい話。ただ、自分がいつも考えてることを反映させるから、濃い科学ネタで、ちょいブラックな味付けに。

そんなふうに考えた漫画の、ネームチェックをみんなに頼んだのですが。

変な漫画なので、ナベ先生が、「これに何言えっていうの?」と苦笑いしてた。

何かどんどん自由に開放された気分になっています。

開放されてて、手堅さほどほどどころか、さっぱりないです。

まあ、この漫画はこの調子で。どこまで行けるか、行った先の風景を見てみたい。

ただ、お話を作ることは仕事にしたいので。

そっちには堅実さも必要だよねと、次はそちらの作業開始。

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2011/11/28

U-22vsシリア 国立凱旋!!

ロンドン五輪アジア最終予選、vsシリアは2-1!!

大津祐樹国立凱旋!! 試合を決めた!!

試合後インタビューで、国立で大津君を送り出したあの試合について触れてくれたので、うれしかったのです。

前半は日本のペース。大津君も酒井君もゴリゴリ突破していて、先制点も取ったので、大満足だったのですが。

後半、攻勢を強めたシリアに、若い選手たちが引っ張り込まれます。放送席で解説の岡田、長谷川両氏も言ってたのですが、先制した有利を使って、リズムを変えて自分たちのペースにできる遠藤選手のような老獪な選手がいません。

まあ、フル代表にも代わりがいないくらいなので、難しいのですけれど。

オープンな攻め合いになり、前線からの圧力にクリアしきれず、とうとう押し込まれます。

その後はむしろ、逆転負けするんじゃないのかという、ひやひやな展開。

しかし。

そこで。

大津君の決勝弾が!!

前戦のバーレーン戦では先制点、今回は決勝弾、ヒーロー誕生ですよ!!

スピードありテクニックありフィジカルも強く、これで得点力も見せつければ、このままポジションいただきだ!!

レイソルサポ的には、大津、酒井の活躍を堪能するシリーズとして、大満足の二連戦となったのでした。

「世界を青く」がNHKの代表の中継のキャッチフレーズですが。

ここにさらに得点力向上に工藤君、遠藤選手みたいにパスでゲームを作る役として茨田君が入ってきて、「日本を黄色く」してもいいですよ!!

次は年を越してアウェイのシリア戦。レイソル優勝して、クラブW杯も天皇杯も活躍して、そこでみんな目立ってそうなったらいいなー。

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2011/11/27

vsC大阪 あとは勝つのみ

2011J1第33節、vsC大阪は1-1!

名古屋、G大阪は勝利し、この結果、勝ち点2差の中に3チームが。

大丈夫。首位はウチだ。ちょっと盛り上げてみただけだ。

得失点差では不利だから、もう勝つのみなんだけど。

最終節、勝てば優勝となると、やっぱりあの年を思い出しますねえ。

あの時届かなかったものをつかむんだ。

きっとキタジのあの年以来の二桁得点は、この日のためにとってあるんだよ。

盛り上げるドラマ展開は完璧、伏線もばっちり。

次、勝って決める!!

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2011/11/26

偵察Jリーグ C大阪vs名古屋、神戸とC大阪戦展望

2011J1第31節、名古屋vsC大阪は、3-1。

名古屋強い。完勝。セットプレーで先制、追加点、プレスをかけてミスを誘いショートカウンターでとどめ。

守備でも球際厳しく、C大阪の攻撃サッカーを封じ込めました。次のマリノス戦も見てたんだけど、敵失はあまり期待できないですね。

勝って逃げ切るんですけどね!

C大阪は得意の流動的な攻撃が不発。先に待ち構えられて、スペースを使ってスピードアップできず、足元に入るところを狙われていた感じです。

サイドチェンジから、右SBの酒本選手がいいクロスを上げていたのですが、それも闘莉王&増川の超大型CBコンビに防がれてしまいました。

第32節、C大阪vs神戸は、0-3。

この日もC大阪の流動的な攻撃は不発です。前節と似た感じに守られて、これを苦手としているっぽいです。

2トップにしてから少し改善。縦に入るかどうかが生命線。

対する神戸は好調。守備も攻撃も連動性を感じられます。

ここに上手く補強したら来年面白いと思うんだけど、移籍も噂される大久保選手はどうなるんでしょうか。

さて、C大阪戦の展望です。

偵察した二試合は負けてるんですが、この試合の前に磐田に4-0で勝利。前回はウチが大差で負けていて、侮れない相手です。

出入りの激しい試合をしているのは、チームの特徴によると思われ、そこを突けるかどうかが鍵ではないでしょうか。

守備では。

C大阪の流動的な攻撃が発動するかどうかで、がらっと展開が変わります。不発にするには切り替え早く先手を取ること。高い位置で起点を作らせない。スペースを与えない。パスコースを切る。

右SB酒本選手のクロスは鋭いので注意です。

ビルドアップの最初のところが少し不安定なので、狙って引っ掛けられたら面白い。

攻撃では。

C大阪はボランチも攻撃的なので、その裏を取って素早くバイタルにもぐりこめると吉。

好調のレアンドロさんとワグネルさんが、攻略してくれるに違いない。

エルゴラの予想では澤さんの先発でした。攻守ともにあそこは鍵だと思います。そして点も決めてくれれば完璧です!

相手次第では決まるかもしれない、まさに佳境!

でもウチは常に一戦必勝だ!!

勝ちましょう!!

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2011/11/25

リアル 11

リアル 11 井上雄彦

東京ライトニングスのトライアウトに挑む野宮。張り切って早く着き過ぎ、そこで寝こけて受付に間に合わなくなりそうになるなど、一騒動あったが、テストに挑む。

テストは当然のようにレベル高く、苦戦する野宮だったが……。

めっちゃかっこいい。

「これは幸せっていうんだ」

この一言を描くための、話の持っていき方、言葉の選び方、テンポの作り方。

心が震える。

スポーツ漫画が好きなのは、こういう背筋がぞくぞくするような感動を味わえるからだ。

何かすごすぎて、上手く言葉になりません。

野宮はどうなるのかなあ。続きが楽しみ。

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2011/11/24

柏U-18vs千葉U-18と来季の構想

2011Jユースカップ、vs千葉は、1-1で延長戦の末PK5-4!!

千葉ダービーに勝ちました!!

残ってるのは全部Jリーグクラブのユースだから、トーナメント表見ると、負けられない気分がふつふつと沸いてくるんですよねー。

次、名古屋グランパスですよ。今この名前聞いたら、そりゃもう、負けちゃなんねえ! という気分ですよ。

がんばれ! 絶対勝て!

さて、小見さんのインタビューが載ってるというので、サッカーダイジェストを買ってきたところ。

特集が「移籍マーケット最前線」でした。そういう時期ですねえ。その手のニュースも流れ出してるし。

ウチのところを見たら、パクさん以外は印がついてなかったけど、他の人はもう決まりなんだろか。

パクさんも残って欲しいな。来季ACLがあるじゃないですか。特に韓国のクラブは、対日本は戦争じゃないですか。パクさんいたら気合的に頼もしいと思うのです。

みんなで勝ち取ったACLだから、みんなで行きたい。ぜひとも。

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2011/11/23

U-22vsバーレーン W先発!!

ロンドン五輪アジア最終予選、vsバーレーン。

酒井君と大津君が先発です!!

酒井君だけじゃなくて大津君も来たよ!! 海外修行の成果を見せる時が早くも!!

大津君はここでがっちり活躍して、そのままスタメン定着しちゃってください!!

ということで試合中です。後で追記します。

・・・・・・

大津君が点取ったー!!

前半終了、1-0!!

かなり強い向かい風、カウンターを狙ってくる相手。ちょっとヒヤッとするシーンもあり。

そんな前半終了間際、大津君の先制点ですよ! キーパーがCKの処理を誤ってこぼれたところを、右アウトサイドで押し込みましたよ!

随所で高い技術も披露していて、手前側なので大写しも多くて、大津君を応援する分にはうきうきだった前半。

後半は酒井君が手前側だ。がんばれー!

相手GK不安定なので、追い風狙えば入るんじゃないかな。

・・・・・・

試合終了、2-0!!

大津君は交代してしまいましたが。でも大丈夫。今日の出来ならまた出番ある。

後半追い風になればもっと押し込めるかなーと思っていたら、バーレーンがシステム変えて対策してきて、なかなかつなげない展開に。

そんな中、ゴール前に一本放り込んで、そこで点取れたのはよかった。扇原選手は、前をよく見ていて、ああいうシビアな所に蹴れるのがいいですね。

このチーム今年頭ぐらいには、CBがちょっと経験不足であたふたして怖いなーと思いながら見ていたんですが、鈴木選手も濱田選手もチームでスタメンとって経験を積み、今日は落ち着いててしっかり守り切りました。成長している。

さあ、次はホームでシリアと一騎打ち! がんばれ!

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2011/11/22

雪の女王1

ご飯のお供は雪の女王第1話。幻想的な映像。自分だったら動機付けの所をもっとこってり描くけれど、印象付けるためには絵を優先かなあ。キャラ立てするためだけの1話というのは、最近なかなか味わえないじっくり感で好感。11/9/13

夜食のお供に雪の女王第2話。事件の種がまかれたよ。大きなストーリーと小さなエピソードを絡ませていく構成。これが後々どうなるか。11/9/14

ご飯のお供は雪の女王第3話。雪の女王の不思議な鏡のかけらが目に入って、心が凍り付いてしまったカイ。雪の女王に連れ去られる。止め絵を使う時間をはしょった演出が漫画的なんだけど、そのはしょり方についてしばし考える。話に必要な要点とその雰囲気を作る間のバランス。11/9/16

夜食のお供に雪の女王第4話。カイの失踪をみな知らず、氷の張る冬の湖に落ちたと捜索。話のテンション上がってきた。こうなってくると、感情を揺さぶられる。

ただ、ナレーションの使い方は難しい。「誰も信じてくれないのならそれでもいい。自分が信じるだけだ」というゲルダの心に小さな希望の灯がともるシーンは、旅立つ動機なのだから、心の動きをきちんと描いて細かに伝えた方がいいような気がする。

でもナレーションの落ち着いた低いトーンで、ちょっと物語を俯瞰する位置からしゃべってる方がかっこいいという部分もあって、どっちだろうか。11/9/19

ご飯のお供に雪の女王第5話。カイを追うゲルダの旅は初日からお金をなくしてピンチ。優しいホテルのオーナー夫妻に助けられる、まずは基本の人情話。11/9/26

いろんなものに手を出しているので、気付いたら止まってるものとかがよくあるのですが、これも。下書きの中に埋もれてた。

出崎統監督のアニメ作品、雪の女王。

今、僕の話作りの課題は、出だしでどうやって引っ張り込むのかというところなので、その辺をかなり注目して見ていました。

続きも見なくちゃ。

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2011/11/21

vs清水 強さを示す逆転!!!!

強いですよ!!!! 逆転勝ちですよ!!!!

2011J1第32節、vs清水、2-1!!!!

清水はシーズン後半になってどんどんチームがよくなってて、かなり警戒していたのです。そんな清水に前半は押し込まれる展開。そして先制点を取られます。

FKになった時、あれ、あのぐらいの距離だとボスナー選手はこないだ決めているけど、壁きちっと作んなくてもいいのかな、でも裏取られるのもまずいか……と見ていたら、ホントに決められてしまいました。僕は真っ青です。

しかし、今はホントに強い。心技体がそろってる。

先制されてもあせらずに、それを跳ね返すメンタリティ。交代選手がきちんとチームの中の役割をこなし、かつ自分の特徴を出せるチームの成熟度。

そして最後に相手よりも多く走れたこと!

前半はお互い守りあいみたいなところがあって、けっこう行ったり来たりしていた。体力的にきつかったと思うのです。そして後半清水は少し間延びし始めます。そこを突いてウチが反撃しはじめるのですが。

ウチも、同点にしたあと、田中君の左サイドから放ったシュートが流れてきた時に、レアンドロさんがあと一歩詰めきれず。その前から時おりきつそうにしていたので、「やばい、もうレアンドロさんが疲れてしまった! あと1点欲しいのにどうしよう」と心配していたら。

直後、ワグネルさんのシュートのはね返りに、そのレアンドロさんが身を投げ出すようにヘディングシュート!

鍛え続けた強さが、こういう土壇場で出るのです!

ライバルたちに対して一日遅れの試合を見事な逆転勝ち!!

プレッシャーなんて、ありきたりの質問はよしとくれ!! ウチには今、勝つために必要な全てがそろってる!!

次も勝とう!!

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2011/11/20

今週の雑感記 守り人のすべてと金融危機

カットの仕事は仕上げ終わって提出して、特に問題なく無事受け取ってもらえたようで一安心。

本日はまず、この間の感想で触れた、「「守り人」のすべて」を読んで考えたことから。

守り人のすべて。

本編を読み、外伝も読み、でもまだ短編載ってる本があるよと教えてもらって、手に取った本。

お目当ての短編をまず読んで、さて、他の記事も読んでみるかとめくってみると、けっこう面白くて、いろいろ考えさせられたのです。

その中から、まず上橋先生の一文から。

この物語の草稿を担当の編集者さんに見せたとき、「あのね、児童文学って、子供が主人公に心を乗せていける物語なのよ。子供のお母さんみたいな年代の女を主人公にして、どーする!」と怒られましたが、私にとっては、主人公のバルサは、どうしても三十歳以上でなくては、ならなかったのです。

p8より

「怒られた」が冗談めかして書いてあるのか、逆にがっちり反対されたのを柔らかく書いてるのか、そこは分かんないのですが。

どこでもある話なんだなーと。これ、落とし穴があると思うんですよね。

児童文学が子供主人公の方がいいのは確かだと思います。児童漫画もそう。少年漫画は少年が主人公の方がいいし、青年漫画は大人が主人公の方がいい。

読者と立場が近い方が、想像させたり共感させたりするのが楽だからです。

年齢だけじゃなくて舞台設定もそうだったりします。離れれば離れるほど難しくなり、上手く伝えられないリスクが高まる。

だからそのリスクを念頭に置くのはいいとして。

ただ「不利」と「してはいけない」は違うと思うんですよ。

「こういうものだから、こうしちゃいけない」だと、チャレンジがなくなって、どんどん狭くなっていっちゃう。

こだわってないところなら別にリスクをとる必要はないけど、それを書く意義を感じているのなら、あえてリスクをとる気概が、作品にエネルギーを注入するのではないでしょうか。

上橋先生はリスクを取る胆力と筆力があるから、これだけのものを書けてるんだなあと思いました。

自分の場合は筆力が問題。

さてこの本の記事の中で一番興味深かったのは、英語版の翻訳をした平野キャシーさんと上橋先生の講演録でした。

その中に、アメリカでもかーと思った一文が。

上橋 『精霊の守り人』の最初のページに、主人公のバルサが三十歳だと書いてあります。日本では、私の本の読者層は幅広いので、さして問題にならないのですけど、翻訳にあたってキャシーさんから「アメリカの編集者は、主人公の年齢が二十代以上になるとヤングアダルトでなくなるので困るといってきますよ」といわれてびっくり。アメリカで新しい児童文学が出るときは、強力な推薦者たちがあらかじめテスト版を読み、その人たちが推薦してくれることが大切なのだそうです。ところが、その人たちが最初に主人公の年齢で引っかかると続きを読まないのでストーリーの評価をしてくれないというわけなんです。

p98

「○○でなければならない」式の障害がここにも。

アメリカの方が大変そうだなと思ったのが、推薦者の部分。児童文学だけなのか、他のジャンルもそうなのか分からないけど、多分この人たちは、専従じゃないと思われ。

それでご飯食べてるわけじゃないから、「読まない理由」を探しているんですよね。メンドクサイから。

ちなみにこれは僕が今いきなり思いついたことじゃなくて、以前向こうの編集者が書いた小説の書き方の本を読んだ時に書いてあったのです。

投稿してくる新人の小説なんてメンドクサイから、読まない理由を探しながら読んでる。一つでも見つけたら、喜んで読むのをやめる。だから原稿に傷があってはいけないと、細かい作法について逐一指南してありました。

これ目的の主従が逆転してると思うのです。面白い作品を発見するのが目的で、すると全体を読んで面白いかが一番だから、細かいことはそれに影響しているかどうかで、直したり直さなかったりすればいいはずで。

まあ確かに、漫画の持ち込みは短編だから目の前ですぐ読める長さだけど、小説一巻分は何時間もかかるので大変だというのはありますが。

こういう姿勢だと、当然「荒削りな才能」は取りこぼすわけで、それをキンドルの個人出版に拾われているんだと思います。

平野 アメリカでは、すでに充分、よい児童文学はあるので、外国語、とくに、実際に編集者などが読んで判断することが難しい日本語などの作品をわざわざ翻訳・出版する必要はない、と思われているのです。

p95

文化って優劣つけるものじゃないけど、でも経済力の高いところから低いところへ流れていく傾向が。アメリカ→日本→アジアみたいな。

でも逆に日本はチャンスあるんじゃないかと思うのです。日本はこれとはまた別に、アジアの端っこに昔から位置しているため、外のものを取り込んで自分のものにしてしまう文化があって。

つまりアメリカの作家はアメリカ人とだけ競争しているけど、日本の作家は外国のベストセラーとも戦ってるわけで、その分鍛えられている。

注文待ちの姿勢じゃなくて、どんどんこっちから翻訳してもいいんじゃないでしょうか。体力的に大変なら、何社か集まってでも。

韓流のアグレッシブな姿勢は見習うべきだと思います。

上橋 アメリカでは児童文学の枠が日本よりきっちりしているようで、学校関係者がこの本を図書館に置くか、置かないか、とネットで評価していたりするのもおもしろかったですね。「この本には少し暴力描写がある。少しラブ・アフェアー(love affair)が入っている」などとあり、そんなふうにチェック項目があるような書き方をしているのが、ある意味意外であり、興味深かったです。

平野 そうですねぇ。そういうチェックはかなり意識的になされてますよね。バルサの「くそっ」という言葉を、できるだけ悪くない言葉を選んだつもりで「ダム(damn)」と訳したんですが、編集者からは、「ダム(damn)という言葉を入れると、アメリカでは学校で置かれない可能性があるので、気をつけるように」といわれたりしました。でもその言葉はかなり後に出てきたので、実は残っています。(会場 笑)

p108

アメリカは、本やテレビでなるべく子供たちが有害情報に接しないようにと、けっこう表現規制を入れているのに、暴力的な犯罪があとを絶たず。

そういうのが氾濫していると非難される日本が、近年は少ないという。

社会学の研究でもそういうのがあって、要するに表現規制するよりやんなきゃいけないことがあるんだということですね。

だから都の条例に反対したのです。

ちなみに、でもTVを見てると犯罪多いじゃないかと思った人は、マスコミにコントロールされています。事件がニュースにしやすいから取り上げているだけで、数は減ってるのです。警察利権の温床にもなっている、由々しき問題です。

でも、先の社会学の話で言うと、犯罪の大きな原因は貧困なので、格差が開いて貧困層が増えていくこれからの世の中では、ホントに増加してくかも。そっちの方がまずいと思うんですよ。

格差はグローバリズムの必然の結果。でも鎖国は全員負け組になる悪手。どうなるんでしょうかねえ。

と、どんどん話がそれていったところで、次の話題につなげます。そんな世界経済の話から、でもやっぱり創作につながる話。

金融危機。

クローズアップ現代。世界金融危機は防げるか。イタリアまで来てるんだから、日本だって明日は我が身。

こういうニュースを熱心に追っているのだから、漫画に生かせばいいのにと周りの人にずっと言われているのだけれど、絵柄とのミスマッチがあってイメージつかめずにいた。最近ちょっと見えてきたところ。11/11/14

日本の国債は国内でまかなえているから大丈夫と言われているけれど、団塊世代が定年退職したら預貯金は減っていくわけで、いつか外資のお世話になるはず。

中国はバブルの香りがするうえに、地方の統計は中央にいい顔するために捏造されていて実態が分からないので、やばいような気がする。

そんなことを書いてる記事を追っていると、やばそうな年として2013年がちょくちょく出てくるのが怖いなあと思っているのです。

こんな調子で仕事場で解説係なので、漫画に生かせばいいのにと言われているわけですが。

売り物になるレベルとなると難しいですよね。

難しめのニュースを追ってても、勉強したわけじゃなくてニュースを追ってるだけの耳学問だし。ちゃんと詳しい人がごまんといるわけで。

身近にしゃべってる分にはいいけども世間に出すほどだろうか、絵柄も合わないし滑ったものになるんじゃないかなと、二の足踏んでいたのです。

最近は作家さんが自らツイッターとかで情報発信しているので、普段何見て何考えているかも分かるようになって。そういうのを見ていると、なんか自分程度の知識では、売るには弱いような気がちょくちょくします。

SFも最先端は無理だと思う。ついていってないし。

しかし、ストレートなうんちくものは半端な知識だとかっこ悪いですが、一つ一つが足りないのなら、いろんなものと全部掛けて相乗効果を狙う、という手があり。

現在はミスマッチなはずの絵柄とネタを、上手くかみ合わせて楽しい漫画にしてしまうポイントを探索中です。

少しずつ手ごたえ。当るかどうかはともかく(笑)。

ということで、カットの仕事を終わらせた後、コミティア用の次のネームとその次のシナリオ作った今週なのでした。

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2011/11/19

偵察Jリーグ 清水vs福岡と清水戦展望

まず今日はこれから。

茨田君、結婚おめでとー!!(^^)/

びっくりした。こりゃもう、ぜひとも勝ってお祝いしないといけません。

さて清水戦の偵察は、この間甲府との対戦を見ているので一試合だけ。

2011J1第31節、福岡vs清水は2-2。

福岡は降格が決まり重圧がなくなったのか、のびのびとプレー。プレスもはまってむしろ優勢に。

チャンスは二得点以外にもかなりあって、決定力があともうちょっとあったら、十分勝てた試合でした。

清水は福岡のカウンターに苦労していましたが、先制点、2点目と立て続けに得点。特に2点目のボスナー選手のFKは、壁を突き破りGKの手も弾き飛ばす、ものすごい強烈な一撃。

ただ、福岡はホントに吹っ切れていて、その後すぐに2点取って追いつきます。双方攻め合い10分間の間に4点入るという、面白い試合でした。

というわけで清水戦の展望は。

福岡戦はちょっと受けてしまった感じですが、それでもここ6戦負けなしの清水。特にホームでの敗戦は6/22の第17節までさかのぼります。

開幕戦では、チームが急増だったこともあってウチが完勝していますが、その時とは全く別のチームです。難敵。

守備では。

高原選手はボックス内にどっしり構えるタイプではなく、大きく動き回り、その空いたところに周りの選手が入ってきます。マークの受け渡し、ついていくところ、はっきりさせて浮いた選手を出さないように。

ユングベリ選手はホントに要注意です。若い時のイメージはスピードあふれるアタッカーでしたが、それよりも、周りを生かすプレーが目立ちます。流動的に動きながら高い技術を発揮し、要所で突破も見せるスタイル。短いスルーパスでいやな所を狙っている印象です。

息が合ってて怖いなと思っていた小野選手は欠場のようですが、右ウイングの大前選手とも息の合ったコンビネーションを見せているので、そちらも要注意。

CBとアンカーの所のビルドアップは、プレスをかけたら狙えるかも。

攻撃では。

清水はアンカーを置いた4-3-3なので、バイタルは使えるはず。ここに来て絶好調のレアンドロ&ワグネルの大活躍に期待です。

FW陣も好調なので、バイタルで前向いたレアンドロさんとワグネルさんからスルーパスが出て、それをばんすか決める展開を希望です!

何せ田中君が三戦で五点取るわけだし!

白星を結婚祝いに!!

勝ちましょう!!

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2011/11/18

「守り人」のすべて

「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド 上橋菜穂子 偕成社編集部編

バルサとタンダのその後が載っていると教えてもらって、読みました!

いつもみたいにあらすじのさわりを書こうとすると、全部のすじを書くことになっちゃうぐらいの短い短編ですが。

幸せになっててよかった。

さて、巻末の読み切りを目当てにまず読んだのですが、その他にもなかなか読み応えのある記事が載ってました。

読んでいろいろ考えたけど、長くなるので、それは今度の雑感記にでも。

いやもう、とにかく、幸せが一番ですよ(^^)/

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2011/11/17

vs甲府 見事に大勝!!

第91回天皇杯三回戦、vs甲府は6-1!!!!

僕の希望は全てかなってますよ!!!!

まずレアンドロ&ワグネルのブラジルコンビで中盤を制圧し、ワグネルさんは先制点、レアンドロさんも2アシスト。

工藤君はそのワグネルさんの先制点をお膳立てした後、自分もゴール。

酒井君は4点目につながるクロスを上げて。

さらにキタジも得点、橋本君はプロ入り初ゴール。清水戦に向けて2トップを早々に休ませたら、代わった田中君が2得点と大暴れ。

希望以上の大盤振る舞いです。やったー!

そして大注目は水野君の右SBです。後半30分から。千葉の時にあったような、なかったような……。あれは3-5-2の右アウトサイドだっけ……?

クロス精度は酒井君に引けを取りませんし、ドリブル突破もロングスローもあり、守備をこなせたら面白い。

今季前半ワグネルさんの左SBもあったぐらいだし、十分ありそう。清水戦は右SBに注目です。

さて天皇杯といえば、下のカテゴリーが上を食う、ジャイアントキリングが注目されますが。

三回戦では、山形が京都に、神戸がFC東京に、磐田が千葉に、広島が愛媛に、G大阪が水戸に食われています。G大阪が負けてる! リーグ戦だったらよかったのに!

そして一番すごかったのは、J1新潟がJFLの松本山雅に食われたこと。中継見てました。

でもご飯の用意をしていたので、先制点のシーンを見ていません。僕が見てからはずーっと新潟が攻めて松本山雅が守る展開。でも、出足は鋭く、寄せは厳しく、身体を張って守り続けます。最後まで足が止まりませんでした。

次戦次第では準々決勝で当りますね。どうなるかなー。

もちろん僕らは、名古屋を倒すんですよ。四回戦は12/17。

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2011/11/16

日本vs北朝鮮 バックアップの不在

ブラジルW杯アジア三次予選、vs北朝鮮は0-1。

ホームの時にも守備をこじ開けるのは大変でロスタイム勝利だったし、今回は完全アウェイで観客大動員、しかも北朝鮮はあっさり予選敗退でここでちょっとでも挽回しておかないと特に地元選手はやばいと気合が入ってるはず。苦戦は予想していたのですが。

バックアップの不在が目立っちゃったなあと。

まずなんといっても遠藤選手の不在で、中盤でボールが回りませんでした。

今日の代役は細貝選手、ベンチには阿部選手で、二人とも、バックラインでもできますタイプの人。高い位置へ出てパスを配るタイプではありません。

中村憲剛選手のボランチは試さないんだろか。川崎ではやってるんだけど。

もう一つは、CBの層の薄さ。

相手の10番は確かに大きかったのですが、栗原選手は強さで飯食ってるんだから、あそこは勝ちたかった。

前が中澤&闘莉王と高さに不安のないコンビだったので、ちょっと気になります。予選ではロングボール蹴ってくるチームが多いので、何とかしたい。

他のトピックとしては。

ヨンハさんが出場停止で欠場でした。

人工芝のグラウンドは硬いし試合荒れそうだし、怪我怖いなあと思っていたので、本人は出たかったろうなと思いつつ、よかったような気がするレイソル脳なのです(^^;;)

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2011/11/15

偵察Jリーグ 甲府vs清水、Mと甲府戦展望

天皇杯に向けて偵察ですよ。

2011J1第30節、清水vs甲府は3-0。

清水の3点目。自陣でユングベリに預けたところから、ユングベリが持ち上がり、コンビネーションを使って前へ運び、中央の小野へ。さくっとスルーパスが出て、大前がゴール。

ユングベリ&小野の競演は、やっぱりやばいです。技術があり視野が広く、もう自由自在。しかも息が合ってる。非常に危険。

甲府はこの敗戦で再び降格圏へ。

ハーフナー選手はボスナー選手に対しても互角以上に競り勝ちます。さすが。ただ、サイドからなんとなくのクロスが多くて、もったいない。

第31節、甲府vsマリノスは2-1。

甲府は狙い通りのカウンターからFKを得て、こぼれを押し込んで先制点。その後しっかりブロックを作ってうまく守っていたのですが。

波状攻撃で揺さぶられ、中村選手をフリーにしてしまうと、中村→大黒のホットラインにやられてしまいます。逆転されたシーンは、ゴールキックにしようとゴールラインぎわ見送ろうとしたボールを突っかけられ戻された。簡単に切れば防げた失点。もったいない。

ここまで五試合勝利のなかったマリノス。試合終了直前の逆転勝ち。しかしウチが新潟に勝ったため、優勝がなくなりました。

残る目標ACL出場圏内の三位を目指すには、次節の名古屋戦勝利が必須ですが、中澤選手がこの試合でイエローカード。次は出場停止です。ウチ的にも痛い……。

というわけで天皇杯甲府戦の展望ですが。

ウチは一戦必勝で行くみたいですが、甲府はどうするんだろう。とりあえずベストで来る前提で考えますね。

守備では。

甲府の基本はカウンター。ハーフナー選手は休みなので、速い選手に注意です。切り替えで上回って、スピードを殺したい。

まずはパウリーニョ選手。マリノス戦で先制点となるFK獲得の時にも、すんごい速さのドリブルを見せています。一発のある怖い選手です。要注意。

スピードのあるアタッカーとしては、片桐、柏選手が上げられます。ダヴィ選手が最近ベンチにも入ってないのはなぜだろう?

(追記:エルゴラの予想では、甲府はリーグ戦を考えてメンバー落としてくる模様。ただ、ダヴィ選手の先発が予想されていて、コンディションが戻っているなら要注意。)

攻撃では。

ブロックをしいて引いてくる相手。しっかり回して崩したいですね。

レアンドロさん、ワグネルさんが絶好調なので、きっと攻略してくれるに違いない。

工藤君の得点に期待です。最近ポストプレーの安定感が増し、ぐぐっと成長しているのを感じます。新潟戦も全得点に絡む活躍。あとは自分が決めるだけ!

酒井君も、このあと二試合休みなので、その分ここでドンドーンとアシストしてくれてっていいですよ!

天皇杯も全力で!!

勝ちましょう!!

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2011/11/14

先週の雑感記 宇宙戦艦ヤマト

カットの仕事中です。

ちっちゃいカットって、思いのほか大変。仕上げあとちょっと。

さて今日の話題は、宇宙戦艦ヤマトのリメイクのニュースを知って考えたこと。来年4月、劇場版アニメが公開されるようです。

ヤマトがまたやると聞いて考えた。大当たりした物語は、時代背景を取り込んだ要素を持ってる。ヤマトは明らかに、米ソ冷戦構造を取り込んでいる。実態のよく分からない帝国に、ばかすか爆弾を落とされて全滅するかもしれない恐怖。米ソ全面核戦争の構図。

フィクションの設定に、ちょびっと現実を連想させる要素があると、説得力が生まれる。第三次世界大戦設定の物語は当時けっこうあったけど、その中でもヤマトはそれを見事に表現していて、それが「宇宙戦艦かっこいいー!」以上の広がりを生んだんだと思う。

まず遊星爆弾。いつ飛んでくるか分からない核ミサイルの恐怖を表している。小惑星を落として文明を破壊するのはありとして、核爆発じゃないので、あんな放射能汚染はホントはないはずだ。なくても文明は破壊できるし。でも地下都市までじわじわ汚染されてくのが、とても怖かったのだ。

「地球滅亡の日まであと○○日」は、地球終末時計だ。全面核戦争が起きて人類が滅亡する危険性を時計になぞらえて表した。ちなみにヤマトが作られた1974年は23時51分。一度巻き戻ったんだけど核拡散が起きてちょっと進んだころ。

僕らは全面核戦争の恐怖を刷り込まれ、大気圏内核実験の放射性物質を浴びて育ったので、放射能除去装置をもらいにイスカンダルへ行くヤマトは、現実のヒーローだったのだ。あの話、ガミラスやっつけるの結果論なんだよね。たまたまイスカンダルのとなりにあったの。

もしあの話が、放射能関係なくて、昔の戦艦掘り起こして単艦ガミラスをやっつけに行く、伊四〇一の焼き直しみたいな話だったら、軍事オタクでSF者の人にしか受けなかったかもしれない。身近なリアリティないから、他の人には取っ掛かりがない。

銀河鉄道999は行過ぎた文明への批判だし、松本零士先生の二大ヒットは、SFのかっこよさと現実的なテーマを上手く結び付けてる。大勢の人を引き付けるためには大切なこと。かっこよさがコアなファンをまず呼んで、現実に通じるリアリティがその騒ぎに興味を持って覗きに来た他の人を引き止める。

なので僕は、ただ焼き直せば昔のファンが見てくれるだろうみたいな気骨のない作品は嫌いなのです。スタートレックみたいに、そこを取っ掛かりに新しいテーマで面白く作ってくれると好き。さあ今回はどうなるか。放射能は現代的なテーマに戻ったからなあ。11/11/10

補足解説。

世界終末時計は、「滅亡まであと何分」という形で、核戦争勃発の危険度を表していました。午前零時が滅亡の瞬間だったのです。最悪だったのが1953年の「滅亡まであと2分」。次が1984年の「あと3分」。

1989年からは核戦争の危険だけではなく、気候変動などの要素も評価するようになったのだそうで。逆に言えば、そのころにはペレストロイカが起きて米ソ間の緊張は和らいでいて、「人類滅亡といえば核戦争」じゃなくなったのです。

伊四〇一は、第二次大戦時の日本の潜水艦。翼を折りたたんだ攻撃機を三機積めました。アメリカ本土に攻撃を仕掛けるべく出航、途中で終戦。

今考えれば、攻撃機三機ではどうにもならないと思うのですが、潜水空母が日本にあったと知った当時小学生の僕は、かなりときめきました。「軍事オタクでSF者」は、僕のことです(笑)。

さてそしてテーマの話。

別に大上段に構えたテーマがいるという話ではないのです。それよりも力点は「取っ掛かり」の方。フィクションだけどなんかホントにありそうとか、フィクションだけど何か思い当たるなーとか、作り話以上だと感じてもらえる部分。

大上段ということで言うとむしろ、ヤマトは「愛がどうたら」という押しが強くなった辺りから、あまり面白くなくなったという感想。自己陶酔がひどくなって、気配りがなくなった。

最近僕が見た中で、うまい取っ掛かりを作ったなーと思ったのは、例えば「図書館戦争」です。

有川先生は初期作品から、けっこうミリタリーなネタを使っています。でも、軍事ネタ×SFネタだと、やっぱり好きじゃない人は突き放してしまう。それが一般書として大当たりした図書館戦争では。

検閲とか自主規制とか、今でも起きていることを設定に絡めた。だから、ああ、ありそうだなーと感じながら読める。子供に良書をと騒ぐPTAと国家権力なんて、この間あったしね。

さらに、「私の王子様」みたいな、もっと身近に感じられる話も、並行して走っている。

大勢の人に見てもらうには、そういう取っ掛かりが大切だよなと思うのです。

あと最初のヤマトのやってたあの時代は宇宙探査が盛んだったので、宇宙自体も取っ掛かりになれたんですよね。

僕はアポロの時は赤ちゃんだったので記憶ないですが、バイキング1号の送ってきた火星の赤い空の写真が新聞の一面に載ったりしてて、すごいわくわくしてたのです。パイオニアとかボイジャーとか、初めて見る映像がどんどん来た。SFにはいい時代だった。

でも考えてみたら宇宙も、はやぶさだったり、国際宇宙ステーションだったり、一時期よりはぐっと身近なものになってきてるので。

上手く描けばまた取っ掛かりになるのかもしれないと、SF者としては期待したいですね。また宇宙SFのブームが来たらいいのになー。

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2011/11/13

日本vsタジキスタン 三次予選突破!

ブラジルW杯アジア三次予選、vsタジキスタンは4-0!

事前のコメントで、ピッチは思ったほど悪くないというのが出てたんですが、TVで見たら、うっそ、これで? という芝のまだらっぷり。いやー、これはパスサッカーはきついんでないかい? と心配して見ていたら。

確かにいつもみたいには回せないのですが、選手たちは落ち着いていて、ほどほどに回すといいますか。

むきになって回してピンチを招くわけでもなく、ロングボール一辺倒になってしまうわけでもなく、上手くピッチに順応していました。頼もしい。

序盤はホームで張り切る相手のプレスも激しく、なかなか怖いロングシュートもあり、難しい試合になるかなーと思いましたが。

ていねいに回しているうちに相手も下がり始め、終わってみれば大差で勝利でした。

そして、この試合のあと行われたウズベキスタンvs北朝鮮が1-0となり、日本とウズベキスタンの三次予選突破が決まりました!

後はバックアップの底上げをしときたいですねー。北朝鮮戦はどうなるかな?

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2011/11/12

U-18vs韓国 またもや

A代表の試合は、他のカードしだいで三次予選突破が決まるので、その結果を見てから。ということで、今日はこちら。

AFCU-19選手権2012予選、vs韓国は0-1。

負けちゃったですよ……。

またもや韓国に……。

悔しい……。

試合レポートを見ると中盤は支配してたけど、シュートが決まらなかったみたい。日本の育成は、ここがなかなか改善されませんねー。海外に行った選手が苦労するのもここだし。

負けるならごり押しから強引なシュートだろうなーと思ってたら、やっぱりその通りみたいで、これがまた悔しい。

本番は来年なので、この一年で決定力を高めて、ぜひリベンジして欲しいです!

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2011/11/11

流れ行く者

流れ行く者 上橋菜穂子

この夏亡くなった風来坊のオンザが、山犬に取り憑いて化けて出たという話が村に広まった。きちんと弔わなかったので恨んでいるのだと人々は口にしたが、「髭のおんちゃん」と慕っていたタンダには信じられない。

そんなに気になるなら確かめてみればとバルサに言われ、二人は連れ立って、山犬が出たという木のもとへと向かったが……。

守り人シリーズの外伝。ちなみに子供のころの話です。大人になった二人の年の差は、本編では気にならなかったけれど、子供のころだと大きいです。明らかにバルサがお姉さん。

タンダは子供のころから不思議な物が見える体質。生き物全てに優しい、素直ないい子です。

バルサは子供のころの方がとんがっていて、追われる生活が影響してたんだなあと感じさせます。ほんとは優しいところがある子なのに、精一杯強くあろうとして生きている。養父のジグロも、少しそれを気にしているふう。

大人のバルサがずっと丸くなっているのは、タンダがいつも待ってたからかなあ。

過酷な旅から帰ってきたバルサを、タンダが迎えるラストシーンを読んで、そう思いました。

文章の背後に、書かれていないことがたくさん隠れていて、じわりとしみこんでくるような読み応え。面白かったです。

ああでもこれで全部読んじゃったー。ちょっと寂しい。

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2011/11/10

酒井君と大津君が召集

ロンドン五輪アジア最終予選のバーレーン戦とシリア戦を戦うU-22日本代表に、酒井君と!

ボルシアMGから大津君が呼ばれました!

五輪代表に入りたいというのが、海外移籍の動機の一つだったので、ここで結果を出して定着したいですね!

A代表に清武選手と原口選手が呼ばれているので、ここは出場のチャンスです。というか、チーム的にも誰かが代わりに活躍してくれないと困るわけで。がんばってー!

それにしてもアウェイでバーレーンに行って、帰ってきてホームでシリアというのは、ホームアドバンテージのない厳しい日程だ。シリアはマレーシアから日本へ移動で、むしろ移動距離は日本より短い。大変そう(・・;;)

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2011/11/09

U-18vs台湾、タイ ほんとに荒れた!

AFC U-19選手権2012予選、vsチャイニーズタイペイ(台湾)は5-0。

そしてその次の試合、vsタイは、0-0!

初戦のグアム戦の記事で、タイが韓国に勝ったので荒れるのではないかと書いたら、ほんとにそうなった!

現在タイが3勝1分で、日本、韓国を抑え、グループトップです!

5チームによるグループなので、タイは一足先に終了。予選突破を決めています。地元開催とはいえ、韓国に勝利したうえに日本相手に引き分けるとは。

9月の親善試合で、日本負けてるんだって。まぐれじゃないんだね。やっぱり経済が上向いてくるとスポーツに力入れる余裕も出てくるってことですね。新興国侮りがたし。

さてこの結果、最終節の日本vs韓国が、ものすごく重みを増してきました。

日本は勝てばグループ一位で予選突破。引き分けの場合二位で、これも予選突破です。

負けるとグループ三位。この予選はグループ一位二位が勝ち抜けの他、東西ブロックから一チームずつ、三位で一番成績のよかったチームが抜けられます。

東ブロックの他のグループは今日で全戦終わっていて、グループGインドネシアの2勝1分1敗が三位のライバルみたいですが、日本はグアム戦の大量得点が効いているので、勝ち点で並んでも、30点ぐらい取られて負けなければ大丈夫。つまり予選突破はほぼ確定。

問題は韓国です。

勝てば文句なし、引き分けでもやはり得失点差で三位抜け。

しかし負けて2勝2敗になると、インドネシアが予選突破です。

世界大会出場を逃すと、「谷間の世代」とか言われちゃうわけですが、その手前のアジア選手権の予選で負けたら、谷間どころじゃないよ!?

日韓戦となった時の韓国は、いつもテンション高いわけですが、今回はさらに高いはず。

そこで受身にならずに、気合負けせずがっちり受け止めて勝ち切れたら、相当大きい経験になります。これは国際試合の生死を賭けたテンションの試合じゃないと積めない。

ぜひともそういう経験を勝ち取って欲しいです! 特に山中君に! がんばれ!

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2011/11/08

HORSE RACE

仕事チェック待ちの間に「HORSE RACE」をアップロード。

パブーで販売開始しましたー。

この間のCOMITIAで出した本。ショートショートを二本載せてて、一本がこの間公開した「愛しのiPS」で、もう一本がこちら。本として売ってるので、こちらは有料公開にしました。

途中まで試し読みできます。よろしければ、ぜひ。

「LITTLE BIT WONDER」は、昔ガンガンに載せた読み切りのタイトル。特にこの「HORSE RACE」は、その時描いた一本で、今回リメイクです。あの時ネームに修正が入って、やりたいことができなかったという思い残しがあったので、本来に近い形で描き直しました。

今のところ僕の同人誌は、思い残しを晴らす作品ばかりなのです(笑)。

すっかり晴れていい気分です(^^)/

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2011/11/07

先週の雑感記 アマゾンに激怒と未来の話

カットの仕事をしてました。チェック待ちでひと段落。

本日の話題は長いですよー。書くのに半日かかったもん(笑)。

まず、この記事が発端。

アマゾンに激怒。

「こんなの論外だ!」アマゾンの契約書に激怒する出版社員 国内130社に電子書籍化を迫る - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス) http://news.livedoor.com/article/detail… 著者→出版社→アマゾンのルートはないかもしれないね。

アマゾンも油断してるなーと思うのは、ネット上では企業の規模と影響力はそんなに関係ないという点。アマゾンのレコメンドはそんなに当てにはならないし、もし著者の営業努力で、自分のブログとかから読者を誘導しなきゃいけないなら、印税率の低いルートを通す必要性はない。

今はキンドルとかiBooksとか、専用装置と販売サイトが一つになった囲い込み戦略だけど、著者と読者のエンゲージという点では、そんなに有効ではないと思う。埋もれるし。販促に力を入れてくれるところがオープン戦略で逆転できる目は十分残っていると思う。

とにかく僕の興味は小さくても回るシステムなので。ぼったくりのプレーヤーはいらない。11/11/1

こんなことをつぶやいたら、ここで紹介した記事を読んだ友達から、アマゾンが55%、出版社が45%というのは、ここで怒ってるほどひどいことなのか、という質問がありました。

電子書籍に関して、日本の出版社はずっと腰が重かったので、また自分たちの都合で怒ってるのではと思ったようです。実は見出しを見たときの僕の感想もそうでした。

が。

読み終わったあと、僕が思ったのはこうです。

「ROSATはベソスの頭の上に落ちりゃよかったんだ」

解説。ROSATはこの間落下したドイツの人工衛星。ベンガル湾に落ちた模様。ベソスは、アマゾンの創始者で会長さん。

要するに大激怒。

なぜかと言いますと。

従来の出版で、取り次ぎ、書店など流通にかかるコストは30%ぐらいと言われています。なので、電子書籍個人出版が出来るようなサイトでは、手数料30%というところが多いようです。そのまんま持ってきたわけですね。

そして、部数で変わると思うんですが、印刷が20%ぐらいみたい。

アマゾンの55%というのは、これを根拠にしていると思われます。要するに出版社の取り分はだいたい同じにしてやるから、電子書籍になって浮く分は全部俺によこせと。

で、値段は下げろと来るから、取り分の割合は同じでもお金は減っちゃうわけですよ。

ただ、電子書籍だと返本がなくなって、廃棄分がなくなる。戻ってきた本のうち再出荷される物もあるだろうから、廃棄ロスがどれくらいなのか正確な数字は知らないんだけど、それによってはお得になるのかもしれない。

でも、従来の本も全部電子書籍にする場合。これはけっこう手間です。だいたい、既刊がそんなに売れるわけないから、ちょっと昔の本でデジタルデータがない場合、足が出ちゃうかも。

それに対してアマゾンは左うちわです。

そもそも、印刷、取り次ぎ、書店と本が流れる時には、そこでみんな働いているわけです。

印刷所では紙を仕入れてインクも買ってきて、機械に人が張り付いて、出来た本をあっちに持ってったりこっちに持ってったり。取次ぎも、トラックに燃料入れて、倉庫に持ってきたりそこから本屋に運んだり。本屋さんでは店員さんが、あっちの棚に並べ、こっちの棚に並べ。

それに比べてアマゾンは、サーバーちゃんと動いてるかなーと、見守ってるだけじゃないのか。

印刷分寄こせと言ってるけど、電子書籍の形にするのは自分じゃない。

熱心な書店員さんはポップを作ってくれたりするけど、アマゾンのレビューはお客が書き込んでるし、著者ページは著者が自分で書いてたりする。

だいたい流通30%だって、紙本のトラック動かして人手をかけてに比べたら、電子書籍はぼろい商売だなと思うのに、55%だなんて、絶対そんなに働くわけない。

そしてですよ。

出版社の取り分変わらなければ、著者印税も多分変わらないんですよ。電子書籍化のコスト減の恩恵受けるのは印刷流通の部分で、その手前は別に大して変わらないから。

印税10%のまま値段下がるから、著者は減益確定だぜ?

しかも、アマゾンって名前のついたサーバー見守る仕事の方が、まいんち朝まで机にかじりついて、肩痛い腰痛いのに耐えながら原稿描くのより、五倍の価値があるってのたまわったんだよ、あいつら。

おまえの書いた本の価値の半分は、アマゾンのサイトで売ってることだ、と言ったわけじゃろ?

9日ごろに地球に32万4600kmまで接近する小惑星は、ちょっと軌道を変えて、シアトルに落ちたらいいんだよ。(解説。アマゾンの本社がある)

とまあ、最後無茶なことを言い出すぐらい、そりゃもう猛烈に腹立ったわけですけど。

その後、これは交渉術なんだから、自分有利な条件を最初に突きつけるのはビジネスとして当然、日本の出版社もタフに交渉せよという意見も見て。まあそういうもんなのかなと思い。

嘆いてみせてるあの記事の出版社の人も、向こうがリークするならこっちもしちゃえという対抗戦術だったらいいなーと、思ったりもし。

火山大噴火マグマ大噴出的な怒りは収まったのですが。

でも、何か釈然としないものが残ったのです。

ということで、次の話題。

企業の未来。

釈然としないもやもやした感じを覚えてるとき、ふと閃いた。

これがウォール街占拠なのではと。

いきなり何言い出してるんだと思われそうなので、説明しますと。

あの、ウォール街で起き世界に広まったデモ活動。始まった当初、報道するメディアはとても困惑してたそうです。

「ウォール街を占拠せよ」という呼びかけに、人がどばーっと集まったのはいいけれど、インタビューしても要領を得ない。

普通のデモ、例えば反原発デモなら「原発を今すぐ止めろ」とか、明確な主張があるわけですが、それがない。

「ウォール街はけしからん」というところでは一致してるんだけど、他がばらばら。集まってから、スローガン決める話し合いしてたそうですからね。

で、見出しがないと記事書けないから、「反格差デモ」というところで落ち着いたみたいですが。

僕は本質はそこじゃないんじゃないかと思います。

「お前、もう、うざい」が正体では。

何かの行為に反対というより、その後ろ、「ビジネスなんだから」という考え方に、もううんざりという話なのではないでしょうか。

別に違法行為はしてないんですよ。ローン売りつけた代理人には詐欺まがいの人がいたみたいだけど、その後の金融危機は、何か犯罪をしたわけじゃない。金融商品に想定されていなかったリスクがあっただけ。

でも、人としてはどうなの? という部分。

違法じゃないけど、自分の失敗に巻き込まれて、家も仕事も失って公園で野宿みたいな人が大勢いる時に、巨額ボーナスもらって喜んでる奴って、人間としてどうなのと。

その前には、自分のさらなる金儲けのために小麦やトウモロコシを高騰させて、お母さんが子供に食べさせるパンも買えないと嘆いていたけど、それは人間としてどうなのと。

これ、隣にいる奴だったら、かなりやな奴ですよね。

「勝手に巻き込むなよ!」と文句も言いたくなりますよ。

で、ここからさらに話が膨らむんですが。

今、中東では反体制デモが起き、西側諸国で反格差デモが起きている。共通項は、ソーシャルメディアを通して活動が広がったこと。

今グローバル化で物と資本が国境を越えて動き、世界が狭くなっていますが。

ソーシャルメディアによって、人と人とが気持ちを共有しやすくなり、物理的距離が関係なくなっている。そういう意味でも世界は狭くなった。

そうなった時、「お前は良き隣人か」ということが、企業に問われてくるんじゃないでしょうか。

企業にも人格あると思うんですよ。企業体質ということなんだけど、特にソーシャルメディア上では、一人格に見えてくる。一アカウント、一人格。

そういう時、昔なら情報の流路が少ないから、マスメディアに広告どばーっと流していいイメージに塗りつぶすことができたけど、今は情報量が増えてるから、ぼろが出る。

逆にそんなマスメディアがなかったさらに昔、口コミだけが頼りだった昔に、条件としては近くなってくんじゃないか。昔の近江商人は、三方よしといって、「売り手よし、買い手よし、世間よし」ということを気にしたそうな。

「自分だけ儲けられればいい。騙して売ってもばれなきゃいい。世間様に迷惑かけてもいい」だと、評判悪くなって、結局、商いが続かなくなってしまうからです。

心理的な距離が近くなって、まるで一つの街のようになり、そういう世界になっていくような気がしてるのです。

産業革命もその影響で世の中の隅々まで変わるのに何十年かかかったから、多分、ここ何十年かかけて。

そういう文脈で、ウォール街占拠も起きているのでは。

と、ずいぶん話を膨らましましたが、その文脈で、話をアマゾンの突きつけた条件に戻すと。

まあ最終的にはいろいろな交渉によって、八方丸く収まるような条件で落ち着くのかもしれないけど。

相手が間抜けで気付かなかったり交渉で優位に立てたりすれば、相手が損して泣いても気にしないんだよね、と。

そういうのが自分の身近なところで起きて、巻き込まれそうになってることに、もやもや感があるのでした。

だいたいこれ、著者ほったらかしだもんね(^^;;)

というわけで著者にとっての電子書籍の未来についても考えます。

そう言えば、著作権も出版社が買い取れという一文がありましたが、あれどうなんだろうなー。

欧米ではそれが一般的で、日本は版権しか取ってないからプロモーションもきちっとやらない、という意見も見ましたが。でもそれで得するの、一部の売れっ子だけじゃないかな。まさに1%と99%な感じの。下っ端にはどうせ金かけないでしょ。

さらにスーパーマンみたいな例もあるしねえ。著作権取られて会社追いだされたから、大ヒットしても一文も入らずに、貧乏極めたそうだし。

思うにですね。

ソーシャルメディアが広まってくと、ほとんどの作家って、そこでの自分の営業努力で本売るようになってくんじゃないかと思うんですよね。自分のブログとか、ツイッターとか、フェイスブックとか。そういうとこから人に広まっていく。

リアル書店に比べて、ネット書店って一覧性が悪いし、本屋の平積みよりも押しが弱くなると思うんですよ。本と出会う力が弱い。だから売れてますって表示される一部の作品との差が開いて、ホントに売れっ子の1%とその他の99%になると思う。

でさらに言うと、IT企業って入れ替わり激しいじゃないですか。

参入障壁が低いからですよね。最初にあんまりお金がかからないから、フェイスブックのザッカーバーグ氏のように、アイディアとプログラミングの腕があれば、大学生でも立ち上げられる。

アマゾンに対抗して紙本の流通システムを作るには、まずお金がいるから大変だけど、アマゾンに対抗して電子書籍のシステムを作るのはそれに比べたらずっと簡単。アイディアと腕次第でもっといいサービスが出てくる可能性がある。ここはまだ終着点じゃない。

そう考えると著作権を出版社に渡しちゃうのはどうかな。

多分、アマゾンとかアップルとかが、電子書籍ですよ、未来が来ますよ、という感じでどーんと推し進めてくれないと普及しないと思うので、最初はそうだとして。

でもなんかの時のため、身軽に移れるようにしとくのは大切なような気がします。

パブーなんか、今登録されている本が1万8000ぐらいだけど、一桁増えて10万超えて、面白い本にどんどん出会えるようになったら、いい勝負になるかもしれない。ソーシャルグラフを作ろうとしてるし。

iPadもキンドルの新機種KindleFireもネットにつながるから、パブーもそこで手軽にすぐ読める。出版社ももう自前で何とかしないなら、こっちに出したらいいのに。

ということで、そろそろこの間の漫画をパブーにアップしようと思うのでした。身近なところに話を戻して、本日はこれでおしまい。

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2011/11/06

カット描きの日々とサバイバル

カット描きのお仕事をしております。

仕事中のBGM的に、以前録画しておいたディスカバリーチャンネルの「サバイバルゲーム」をつけています。

過酷な自然の中でのサバイバル術を見せる番組なのですが。

なんかサバイバル食がいつもまずそうです。生で虫食べたり、トカゲ食べたり。味の例えが、「エビを腐らせたような味」とか「皮とうろこの味」とか。たまに焼き魚とか焼きヘビとか作ってると、調味料かけてないのに、とても美味しそうに見えるぐらい。

あと水の確保がとても大変で、象のウンチを絞って飲んだりしてた(((・・;;)))

もう僕は文明の中でしか生きていけないなと、作業中で自炊がめんどいのでコンビニでおにぎり買ってくるのですよ。おにぎり美味しい。

作業一段落したから、今日は何か作ろうかな。

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2011/11/05

TMvs大宮 久々敗戦

練習試合vs大宮は2-5。

大宮のHP行って相手を確認してきたけど、けっこう手ごわそうなメンバーでした。

練習試合の負けってけっこう久々なんじゃないかとブログをさかのぼってみたんだけど、開幕してからは初敗戦で合ってる?

まあ、ナビスコ杯決勝とかW杯予選とかで日程が飛び飛びになってるこの辺で、気持ち緩まないようにこれを生かせば。厄落としみたいなもんで。

転んでもただでは起きない。そんな感じでお願いします。

田中君が二日連発だったり、林君が練習試合で連発してたり、シーズン最終盤に向けての手ごたえもありました。

一番美味しいところもってっちゃっていいんですよ! がんばれ!

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2011/11/04

vs新潟 鬼門四連破!!!!

鬼門四連破!!!!

2011J1第31節、vs新潟は4-0!!!!

カシマスタジアムで初勝利して、山形にJ1初勝利して、広島ビックアーチで初勝利して、ホーム新潟戦で初勝利した! 今年は歴史を作る年!

予想では2トップだったんだけど、ふたを開けたら3トップ。試合前にそれを見て、アンカーの両脇使いたいな、レアンドロさんとワグネルさんの活躍希望、と思っていたら。

まず休み明けのレアンドロさんが2得点で大活躍! さすがニーヤン、頼りになるー!

そして好調ワグネルさんも、1得点1アシストの活躍! アシストのスルーパスは、特にはっきりコースが空いていたわけではないところを浮き球で、しかも利き足と逆の右で通したもの。うーん、素敵。

最近ちょっと調子が落ちてた田中君も、とどめの4点目を取りましたよ!

工藤君が、1点目のPK獲得、2点目ワグネルさんへの落とし、3点目はアシストした橋本君にはたいていて、4点目は胸トラップでこぼれたところを田中君と、全得点に絡んでいます。あとは自分のシュートを入れるだけだった。惜しいー。でも好調ですね!

そしてこの勝利で、4位マリノスと3試合残して勝ち点10差となって、ACL出場が決まりました! めでたい!

でもこの間言われるまで、すっかり頭から抜け落ちてたのですよ、どこかでACL出場が決まるということ。とにかく目の前の一戦一戦を勝っていくのだというテンションだったから。結果があとからついてきた感じ。

優勝もね、優勝のために勝つんじゃない。一つ一つ勝っていくと、結果優勝がついてくる。

そういう、隙を見せない姿勢でこのまま勝ち切っていきたいですね!! がんばれ!!

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2011/11/03

偵察Jリーグ 新潟vs川崎、福岡と新潟戦展望

2011J1第29節、川崎vs新潟は、1-2。

川崎は連敗は脱したけれど、チームを変える過渡期なんでしょうねえ。カウンターに対処しきれず、二失点。

もともと前に強力な外国人選手がいつもいて、攻める人と守る人がわりとはっきりしていたチーム。それを押し上げてコンパクトにしようとしたら、後ろに弱くなってる印象です。

でもこの試合のカウンターが上質だったというのもありました。ミシェウ→ブルーノ・ロペスで二発。

一点目はブルーノ・ロペス選手の左からのカットイン。あれ何回か見てる気がする。二点目はボールを運んだミシェウ選手がお見事。新潟はいつも外国人選手の質が高いですよねー。目利きの力を感じます。

第30節、新潟vs福岡は、3-1。

ミシェウ選手は上手いなあと眺めていたら、黄紙。これで累積四枚、次節出場停止。

それでも新潟はきちんと染み付いてる攻撃パターンがあって、カウンターから追加点。やはり侮れないです。

対する福岡はこの敗戦で降格決定。焦りもあるんだろうけど、攻撃はちぐはぐな感じ。一人一人はがんばってるけど、息が合わない。

去年も対戦した印象からすると、何でチームの形を変えちゃったのかなあと。最後に解説の人も言ってたけど、去年ははっきり個性があって、それを踏まえた攻撃パターンが共有できてた。継続性は大事です。

さて、新潟戦展望。新潟は順位は下の方だけど、それはシーズン前半、チョ・ヨンチョル選手が怪我でいない間に負けがこんでたからで。

前回対戦では勝ったけど主力選手が軒並みいなかった。現在は連勝中、この順位の力じゃない。手ごわい相手です。

守備では。

とにかくカウンターが強力。まず馬力のあるブルーノ・ロペス選手の突進を止めないと。切り替え速く先手を取って。

サイドの攻防が鍵です。向こうの左サイドは韓国代表でU-22年代でもあるチョ・ヨンチョル選手に、U-22日本代表の酒井高徳選手。

こっちはU-22日本代表酒井君が右SBで、栗澤さんの代わりの右ボランチにやはりU-22日本代表に残って欲しい茨田君の予想。絶対負けるなー!!

攻撃では。

で、U-22対決でがっちり受け止めたあと、その空いた右サイドにすっとレアンドロさんが基点を作り、クロス上げたり酒井君を使ったり。

逆の左サイドでは、対面の相手右SBに村上君の出場が予想されてて、ワグネルさん&橋本君とは紅白戦とかでたくさんやってそうだなーと思うのですが。当然そこの対決も勝って欲しいわけで。

とにかく右から左からクロスが上がって、中でキタジがどーんと決めるシーンを希望です!!

あとワグネルさんがさらに爆発しそうな気がします!!

何かホーム新潟戦未勝利らしいんですけど。

その手のジンクス全部破ってきてるからもう怖くない!!

勝ちましょう!!

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2011/11/02

U-18vsグアム 大量得点

AFC U-19選手権2012予選、vsグアムは26-0!

26って、打ち間違えたんじゃないよ。サッカーではめったに見れない大量得点。

ウチからは山中君が、左SBで先発出場。アシストが分からないのですが、これだけ点入ってたら、けっこうありそう。

グアムってアメリカ領だけど、ハワイみたいな州にはなっていないんですね。ある意味ずーっと占領地。それで独自代表がアジア予選に。

でも人口16万というから、きっと競技人口も少なくて、柏市選抜の方が強いかもしれない。

と、いろいろ調べていたら、柏市と姉妹都市だと知りました。グアムキャンプでもお世話になったし、縁がありますね。

さて、予選は順調にスタートです。

ただ、一位二位がストレート抜けなんだけど、二強と思われた韓国がタイに敗れていて、意外に荒れるかも?

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2011/11/01

反ウォール街仮面

メキシコの覆面活動家「スーパー・バリオ」、格差是正訴える

世界各地で格差社会の是正を訴える「反ウォール街」デモが行われる中、メキシコの首都メキシコ市で20日、覆面姿の活動家が証券取引所の前で経済格差に抗議するデモを行った。

マスクとマントを身に着け、プロレスラーのような格好をしたこの活動家は「スーパー・バリオ」と呼ばれ、労働者階級や貧困層、ホームレスの経済状況の改善を目指すとしている。「バリオ」はスペイン語で「地区」を意味する。

地元メディアによると、スーパー・バリオはこの日、格差是正を訴える団体「共に占拠せよ(Occupy Together)」のメンバーと証券取引所の前に集まり、「閉鎖」と書かれたサインを掲げて経済格差に抗議した。

ロイター11/10/20

(引用元で「反格差社会の是正」になっていたのは修正)

プロレス的には訳はスペル・バリオですね。スペル・デルフィンとかスペル・シーサーとか。

ウォール街を懲らしめる必殺技はトペ・デプリシオン(恐慌)。頭上から降ってくるのですよ。

しかも超高層合体攻撃。

Super_ketta

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