今週一週間 マスメディアは人から腐る
COMITIA97(8/21有明・東京ビッグサイト東5・6ホール11:00~16:00。「Z10b かってに応援団」で参加)用の漫画を描き進めています。
ページ少ないし、自分で印刷するコピー誌だし、余裕だね! と油断してたら、さっぱりペースが上がらずに、なんかスケジュールが詰まってくるところに、小学生の時から繰り返していた僕の夏休みを連想させますな。(それじゃだめだ)
マスメディアは人から腐る。
今読んだ記事を三連投しますよ。その一。マスメディアは人から腐る - 夢幻∞大のドリーミングメディア http://t.co/lCiDN8f
三連投その二。佐々木氏のRTの誤解の構造 - 夢幻∞大のドリーミングメディア http://t.co/JpvCwGA
三連投その三。検証なきメディアは価値がない(マスメディアは人から腐る・2) - 夢幻∞大のドリーミングメディア http://t.co/Dj3hKg9 引用されてるメディアの中の人のメディア批判に、考えさせられるものがあったのです。
先週一週間 韓流の侵略その後: かってに応援団 http://t.co/4XcPldR 自分でこんな記事書いたじゃないですか。だから、やっぱり中にはしっかりした人いるよなあと思って。そういう人の仕事が表に出るようにするにはどうすればいいんだろう。そういうのが見たいのに。11/8/9
本来、中の人が一番分かってると思うんですよね。これはどんな業界でもそうで、外の素人より、中の人の方がそこの問題点をよっぽど分かってるはず。だって情報量が違うんだから。
ただ、外の人には何のしがらみもないから、こうしたらいいのにとさらっと正論が言える。中の人は日々の仕事に追われ、これで回っているならいいかと流しがち。
そこで自分の仕事の本質を考えて、面倒事にも踏ん張れる人が、立派な人。そういう特別な人の仕事にこそ、見る価値があると思うのです。
そしてネットの時代は、個人の顔と情報がひもづいていくんじゃないかなと思ったので。
本物のプロフェッショナルがいるなら、その人が表に出てる仕事が見たいのです。
韓流の侵略その前。
今更ながらフィギュアスケート世界選手権でのフジテレビの偏向報道を知り、ご飯を食べながら唖然としているところ。散々被災地報道で視聴率稼いでおいて、被災地に向けてのメッセージをカットするなんて、金に魂売るにもほどがある。人のすることとは思えない。
僕みたいに興味あることのニュースしか追っかけてない人でも、こうやってどこかから流れてくるんだから、隠し通せるわけないのにこんなことを続けてるというのは、フジテレビが視聴者を見下している証拠だね。どうせ分かんないだろう、もしくは分かってもたいしたことねーよ。
実際このあいだのデモの時でも、何に抗議してるのか分かってない人が回りにいたそうだから、全員が情報を共有できるわけじゃない。ネットでそういう情報をあさるのは一部のオタクだけで、大多数は情報を鵜呑みにする愚衆、少数が騒いでも影響ないという読みなんだろう。
ただこうやってじわじわ流れていくわけで、どこでひっくり返るかが見物。メディアには権力の監視という役割があるけど、そのメディアは誰にも監視されていなかったから、その機能さえ劣化して今のだめな日本がある。そこがひっくり返って報道関係者が襟を正す時が来たら、日本がよくなるという期待。
すっごい今更知ったので、つぶやくのが恥ずかしいぐらいですけれども(^^;;)
4/24から5/1に開催されたロシアでの世界フィギュアスケート選手権2011のエキシビションで日本の被災地へのメッセージがあり、励ますための演出が行われたそうなのですが。
NHKとJsportsでは流れたのに、フジテレビではカットされてキム・ヨナが流れた、という話。
フィギュアスケートはオリンピックのときぐらいしか見ないので、知らなかったですよ。
フジテレビの韓流押しについては、見てるみんながスポンサーの都合で押してるんだということが分かってて、それでも面白いから見る、つまらないから見ない、ということになっていれば、それでいいんだと思うのです。それじゃ報道はもう全然当てにならないけれど、当てにしなければいいので。
でも、これの詳細を聞いたら、大概の日本人は気分悪くなると思う。視聴者は知らない、どうせ分からない、という判断が前提なんですよね。
このあいだも書いたけど、そういうところに、馬鹿にされてる気分の悪さがあるんですよ。
でも情報がどんどん流れる世の中になって。
情報の上流でだましてごまかして、ということが難しくなってきている。
こういうことがすぐ検証されて、時間はかかりましたが、僕みたいなそっちにアンテナ向けてない人のところにも届くのです。
この一連のフジテレビの騒ぎは、反韓の方に噴き出したら最悪で、何もいいことないですが。
でも、これがまっすぐメディアに噴き出して、他のメディアの人たちも、視聴者をなめてたらいけない、ちゃんとした仕事しないとだめだと襟を正すことになれば。
例えば今メディアに対する不満の一つに、何で政治のニュースが政局報道ばっかなんだというものがあると思うのですが。
その不満ってネットの中では語られてるのに、多分メディアの都合で無視じゃないですか。政局の方が売れんだよ的な。
でも政策よりも政局、を続けてきた結果、いざ震災になったら、復興策は後手後手で、政局争いばっかりの政治になってたわけで。
ペンがちゃんと剣より強くて、鞘からきちんと抜かれてたら、こんなことになってないはずだ。
そういう本来の仕事をきちんとする方向に行けば、日本は良くなる。報道だけじゃなくて、他のコンテンツの劣化も、お客さんをどこかなめるところから始まると思うので。
そういう姿勢が正されるといいなと思いつつ、この騒動を眺めています。
読んだ本。
獣の奏者 外伝 刹那 上橋菜穂子
読み終わったー。
すごくいいラストシーンだけど、この後どうなるか分かってるから、めっちゃ切ない……。
| 固定リンク
「日記・つぶやき2011」カテゴリの記事
- 今週の雑感記 取りこぼし(2011.12.24)
- 今週の雑感記 贅肉をそぎ落とす(2011.12.18)
- 今週の雑感記 小惑星探査機はやぶさの危機と科学の応用(2011.12.11)
- クラブワールドカップと最終回(2011.12.10)
- 2011年のかわせひろし(2011.12.31)
コメント