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2011/05/16

全身が眼

ウニは全身が“眼”だった

Charles Q. Choi
for National Geographic News
May 4, 2011

ウニは“足”の付け根からトゲの先端まで、体の表面全体を巨大な“眼”として使っている可能性が明らかになった。

この海生無脊椎動物は、はっきり眼とわかる構造を持たないにも関わらず、光に反応する。ここまでは以前の研究で判明していたが、どのように見ているかは謎だった。

アメリカムラサキウニ(学名:Strongylocentrotus purpuratus)の遺伝子解析を行った際、網膜の発生に関連する遺伝子がいくつも見つかっていた。網膜は光を感知する組織で、ヒトなど脊椎動物の場合、眼球の内側を覆っている。

この研究などから、ウニの視覚は皮膚に不規則に散らばった光を受容する細胞に依存し、これらの細胞が集合的に網膜の機能を果たしている可能性が示されていた。

大部分の動物は、眼の中に色素細胞がある。網膜の光受容細胞は全方向の光を吸収するため、色素細胞が後ろと横からの光を遮断する。そのおかげで、前の景色を見ることができるのだ。ウニの場合、トゲが光を遮る色素細胞の働きをすると理論づけられていた。

ところが新たな研究から、ムラサキウニの1400本以上ある管足の付け根と先端に、それぞれ異なる光受容細胞が密集していることが明らかになった。ウニの体の下側にある管足は、先端が吸盤になった長い管で、移動に使われる。

「ウニは管足を網膜として使い、他の部位で余計な光を遮っているのではないか」とイタリア、ナポリにあるアントン・ドーン臨海実験所(Anton Dohrn Zoological Station)の発生生物学者マリア・イナ・アルノーネ(Maria Ina Arnone)氏は研究チームの見解として述べる。

過去の研究から、トゲの数や配置が視力に影響を及ぼすことはわかっていた。「今回の発見は、この事実と整合性がある」とアルノーネ氏は言い添えている。

この研究結果は5月2日、「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌のオンライン版で発表された。

Eye

目玉が生えているわけではありません。

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