放射線リスクと僕のメタボ
福島第一原発の事故が起きて、大騒ぎになってたころ。
僕は普段から科学の話題を追っかけてるので、わりと早い段階で詳しい話を知ることができてました。
そういう情報を得る中で、僕自身が落ち着くのに一番効果があった情報は、放射線のリスクと喫煙のリスクを比べたデータ。
放射線が自然の何倍、というふうに言われると、うわ増えたどうしよう、という気分になるのですが。
身近な煙草と比べると、冷静に聞ける。
そのデータから、毎日煙草一箱吸うのがどれぐらいの放射線量に相当という数字をとりあえず概算して。
なんだ、土俵際かと思ったら、三桁以上余裕ある。まだ全然土俵中央じゃん、という気分になったのです。
僕自身は煙草を吸わないので、煙草一箱のリスクも無い方がいいんですが、まあそういう人はざらだし、ということは、この程度で騒ぐ前に、他にこれ以上のリスクがたくさんあるはず。それを騒いでないんだから、まあ落ち着くかと。
ところがそういう話を調べていたら。これが今日の本題。
こんな表現に出会ったのです。
「喫煙者の半分は、煙草で死ぬ」
え?
そんなに?
これは同じデータの言い換えですが、初めて聞く言い回しでした。普段、健康番組を見てたりしても、「煙草を吸うとリスクが何倍」という言い方です。
これが実はピンと来てなかった。「そっかー、やっぱり身体に悪いんだなー」ぐらい。
半分死ぬって言われると、すごい危機感ですよ。
で、僕はさっきも書いたとおり煙草は吸わないわけですが、「リスク何倍」が「半分死ぬ」に言い換えられるなら、他のもそうだと思ったのです。
煙草は吸わない、飲酒も普段家では飲んでない。でもメタボがあるよ!
甘い物が好きでご飯とか麺類とか炭水化物が大好物な僕は、「座ってる後姿が熊に似ている」と仕事場で言われるぽっちゃり体型です。そして血圧が少し高めです。
この「リスク何倍」も「何割は死ぬ」になるはずだ!
やせなきゃねーとは思っていたけど、すごい危機感増しましたよ!
ということで、「オレを殺すのは放射線ではなくメタボだ!」と焦った僕は、今月ナベ先生の仕事が一回休みで時間を作りやすいというのもあって、いつもより多めに走り込みました。
結果3kgほど落ちました。
放射線の事を調べていたのに意外な展開。
あとはねー、リバウンドなんですよねー。仕事が詰まるとストレス食いで元に戻して一進一退というのを続けてるんですよねー。
来月は仕事詰まるの確定なので、ここで我慢できるかが鍵なのであります。
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