ストレステスト
原発事故はどうなったのかなあとTVをつけたら記者会見。食品からの放射能検出ということで、気になってそのままつけてたら。
菅首相の発言の揚げ足取りみたいな質問をしつこくしている記者がいて、「今知りたいのはそれじゃねえ! そんなのこれが終わってからいくらでもできんだろ!」と腹立てた僕はTVを切りました。
一人仕事中なのでその勢いでつぶやきましたが、お見苦しかったらごめんなさい。
会見たまにつけますけど、的外れなこと聞いてる人がいると、ホントいらいらしますねえ。
ストレステストという、わざと負荷をかけて金融システムや機械部品の信頼性をテストする手法がありますが、今の日本は国中そんな状態です。特に混乱の中、だからこそ正確な情報が欲しいわけで、メディアの信頼性にはかなり注目。
昔は検証はマスメディアの独占事項だったのですが、今ではネットでマスメディアも検証される時代。こんな記事が。たまたま今日三つ知りました。
原発事故でアメリカからの冷却材提供の申し出を日本政府が断った、という記事のニュースソースが怪しいのではないかという検証。
そもそも冷却材は水ではないのかという話もあり、また、あるんだけど規格が違うから使えないという話も聞きましたが、ほんとのところはどうなんでしょう。
会見でも質問あったし、郡山市長が多分この記事を元に抗議してたし、ガセだとしたらかなり問題。
原発事故の対応のまずさでアメリカに反日感情が、とあるけど、反日感情なんかないよという検証。
ZAKZAKは夕刊フジのサイト。まああそこはサッカー記事でも煽りばっかりだからな。
朝日新聞の事故報道を中心に、日本のマスメディアが信用できないと。
三つの中ではこの記事が一番手厳しいんですけど、このコラムの過去の記事を読むと分かるように、この人はもともと日本の現行メディアに辛口の立場です。
ネットのこういう記事は個人にひもづいていて、しかも過去の記事もすぐに読めるから、立ち位置分かりやすくて、その分差っ引いて考えられるからいいですね。
さて、気になる食品から放射能問題ですが、僕が頼りにしたのはこちらです。東大病院放射線治療チームのツイート。
個人にひもづいてて顔がある、ということで、この事故に関してはもうすっかり専門家の人を頼っています。
専門家の人が無用なパニック起きないように本業の傍らがんばって正確な情報を流してて、報道の専門家がパニックあおっているというのはどういうことなんだろ(+_+)
あと頼っているのはNHKです。ネットも活用して情報流しているので、とても便利。
ずっとつけっぱなしだと情報被曝でめろめろになりそうなので、節電もあるしなるべくTVは切ってるのですが、そうするとつけた時、欲しいニュースは終わってたりいつ来るのか分からなかったり。
そこでフォローしたのがNHK報道局科学文化部のツイート。ツイッターのタイムラインだと簡単にさかのぼって一覧できるので、見落としても概要は分かる。
む! 外部電源つながったみたい! もうちょっとだ、がんばれー!
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