輪環の魔導師 8 永き神々の不在
今日はがんばるぞと始めたけれど、あまり進んでいない日。
そろそろ読書の日が欲しい。
○ 輪環の魔導師 8 永き神々の不在 (渡瀬草一郎 電撃文庫)
反乱軍の傷病兵と難民をかくまっていたシャンヤルル僧院。聖教会のロンドロンド騎士団はその地を強襲し、負傷兵一般人、老若男女の区別なく虐殺に及ぼうとしていた。そこに駆けつけたアルカイン一行は、魔族と対立する立場でありながら、その蛮行を止めるべく立ち向かう。
その頃僧院の奥では、魔族の将南天将デルフィエと六賢人の一人工人ナボールの戦いが行われていた。その工人の技により液状化した地盤に流されたセロたちは、地下で一人の女性と出会う。その女性の名はウィスカ、魔族の主……。
大きな話が盛り上がってくるとわくわくしますねー。
渡瀬先生は以前、「空ノ鐘の響く惑星で」全12巻のシリーズを見事にまとめたので、期待大なのです。
小説一冊に入っている話の分量は、多分漫画なら三巻分ぐらいはあると思うのです。そうすると、10巻ぐらいにまとめられた話は漫画で30巻分。なかなかそのサイズで盛り上がってちゃんと落ちる話には出会えません。
このシリーズも、こっそり張っている伏線があって、それがこの巻でとうとう表に出てきた感じ。いいですねー、どうなってくのかな。
それと、この作品には、以前描かれた別のシリーズ「パラサイトムーン」の設定が部分的に使われているのですが。
クラムクラムとか出てくると、あの時小さな砂粒一つ一つがそれぞれ別の世界なんだという話だったけど、その一つがここなのかなーと、また別のわくわく感がありますね。神群出てくるのかな。どうなるのかな。
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