読了 街場のマンガ論
打ち合わせでの全ボツから立ち直った僕は、漫画を描いています。
漫画の痛みは漫画で癒す。
○ 街場のマンガ論 (内田樹 小学館)
読み終わりました、街場のマンガ論。
内田先生、ほんとに漫画好きなんだなあと思いました。
頭良くて物知りな人が漫画を誉めそやすとこうなるのかー、という面白さがありました。
現場感覚的には、えっ、そっちに膨らんでいくの? という話もあったのですが。
まあ、「面白い。終わり」じゃエッセイにならないですもんね。僕の感想文は、よくそうなってますが(^^;;)
逆に、そういうふうに膨らませている文を読んで、物事に違う角度から光が当たって見えた、ということもありました。
少女漫画読みのリテラシーについては面白かったですし。
表意文字と表音文字が混じっている日本語と、漫画の関係も面白かった。
さらにオタク論のところが興味深かったです。僕自身その近辺に棲んでいて、そして今、仕事で引っかかっている原因もこの辺にありそうな気が。もうちょっと掘り下げてみようと思いました。
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