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2010年10月

2010/10/31

NOAH7/14,19 そして録り逃がし(+_+)

NOAH7/14岩手県営体育館。

第六試合、杉浦&谷口vs秋山&丸藤。GHCヘビーの前哨戦。

お米30kgの贈呈が、チャンピオン入場前だったのは、ほのぼのしちゃうからでしょうか。

先発から対峙する王者と挑戦者、すごい気迫。前哨戦は様子見の場合もあるけど、そんなことは全くなし。リストロック一つも、簡単には返させない。

最後秋山さんは、リング下の杉浦さんを睨みつけながら谷口君を締め落とす。ほんと、気合入ってる。

メインイベント、GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権、王者石森&マルビンvs挑戦者中嶋&宮原。

宮原君がそろそろヘビー級転向のようで、ラストチャンス。

キャリア短いけど、ほんと伸びたなあ。熱戦に持ち込む。惜しくも敗戦。

7/19秋田市セリオンプラザ。

第四試合、田上&川田&小川vsヨネ&金丸&平柳。

聖鬼軍だ! わーい!

全日本プロレス時代、一世を風靡した聖鬼軍ですよ、田上&川田&小川。

まあ、田上さんは平柳君相手に、現在進行形の楽しいプロレスに走っちゃうわけですが。それでも懐かしい並びを見れて嬉しい。

最後のたたみ掛けがさすがの呼吸だったのも、また嬉しい。

メインイベント、杉浦&谷口vs秋山&斎藤。GHCヘビー前哨戦、もういっちょ。

前回はどちらかというと秋山さんが先手を取った形でしたが、今回は杉浦さんが大活躍。最後はまた谷口君が敗れたけれど、杉浦さんの元気さが印象に残りました。

敗れた谷口君も、かなり攻め込んでいて、良い印象。驀進十番勝負第9戦vs杉浦戦に向け、充実しています。が……。

その試合がある7/24の大阪府立体育会館を、録り逃がしているのでした! すごいショック。ちゃんと録ったと思ったのに……。他にも大一番が目白押しだったのに……。しくしく。

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2010/10/30

今週の雑感記 ネームどたばた日記

今週もお知らせからー。

COMITIA94に出ます。11/14、11:00~16:00、有明・東京ビックサイト西1・2ホール。「K09b かってに応援団」です。

おまけ漫画描いてます。8ページ。打って変わって難しいテーマのない可愛い漫画。ああ、癒される……。

日本シリーズ、地上波放送ない試合があるんだって。コンテンツを手放してしまうとどんどん縮小すると思うんだけど、もう仕方ないね。高コストの旧来マスメディアがしぼみ、空き地に低コストの新メディアが入ってくる流れ。止められないと思う。

これはテレビだけじゃなくて、出版でも同じだ。放送してもらってた、出版してもらってたプレイヤーの側としては、この流れに対応しなくてはならない。新メディアを使って、しぼんだ分をカバーしないといけない。

技術革新は続くし、新サービスはまだまだ出てくるだろうし、こうしとけばいいという答えはまだ定まってない。とりあえず、やる。いろいろ、やる。頭使って、何とかする。作家は基本、身軽だから、それを生かして乗り切ろう。10/10/24

この直前にプロレス見てたんで、ますます思ったのです。

杉浦さんは、絶対王者時代の小橋さんと比べても遜色ない、すごい試合をしていると思うんだけど、観客動員は苦戦。地上波撤退の影響はあると思う。

ここは選手よりもフロントのがんばりどころだと思います。すごい事はしてるんだから、いかに外の人に知ってもらい、会場に足を運んでもらうか。例えばデジタルサイネージ(電子看板)で街頭テレビ的にできたりしないかな。

漫画も同様で、縮小してる影響はある。僕は児童誌少年誌と、少子化の波を食ってるところで活動してるから、特に思う。

今回テレビ局は、採算が合わないと日本シリーズを諦めたわけだけど、漫画も採算が合わないと切られるジャンル、切られるスタイルがあると感じてるのです。

そこで採算取れるようにするために、新たな道具、新たなサービスをどう使うか。描きたいもののためにがんばろう。

さて、最近苦戦するネーム描きの様子を書いていたので、ちゃんとオチを載せないと。火曜日に打ち合わせでした。

おはようございます。今日は打ち合わせ。

間違えて消臭剤を自分に向かって吹く。僕からラベンダーの香り。そんな状態だけど、そろそろ出発。

帰宅ー。全ボツー。振り出しに戻る。半額セールだった寿司パックを三人前買ってきてやけ食い中ー。

やけ食い終了。ふう。さて落ち着いたところで、問題の整理を。今回の振り出しに戻るは、ネームをまた一から描く、ではなくて、そもそもこの雑誌なの?というレベル。ネームは改善されているが、このままではこの雑誌向きにはならないと。じゃあ、どこに持ってったらいいですかねえという話をしたほど。

で、だめだった時用に一つ、代案を用意していたのだが。コーナー一杯に投げないでカウントを取りにいくアイディア、と思っていたのに、話してみたら、ストライクゾーンはもっと狭かったということが発覚。今回の僕はネーム屋として持ち込んでたのだが、この狭さだと、ネームで変化を付けるのは厳しい。

でも、ネームで変化をつけないと、ネーム屋の意味がない。単に人手がかかってコストアップするだけで、使う旨味がない。神のアイディアが降ってこないと無理かな、とここで手詰まり。

今回の持ち込みで分かったのは、そもそもノーブランドの原作企画は描く旨味がないということ。絵師が決まらないままだった。絵で飯を食えるレベルの人は仕事を選べる。もし自分がその立場でも、旨味のない仕事はしないだろう。でも頼むならそのレベルの人じゃないと、原作作画の二人掛りの意味がない。

と、ネーム屋もどうかなーと手詰まり感を覚えつつ帰宅して、机の上を見ると、描きかけのおまけ漫画。絵柄的にはこの辺が合ってる。でも、この手の漫画には商業誌レベルの需要がないのも分かってる。近辺に「萌え漫画」があるけど、僕が描くと、みんな「分かってないよ…」と悲しそうに首を振る。

以上をふまえ対策としては、1.無名原作で描いてくれる心優しい絵師さん求めて持ち込みに彷徨う(運任せ)、2.無名じゃなくすためストーリーテラーとしてのブランドをおっ立てる(すごい遠回り)、3.商業誌レベルの下で商売になるまでがんばる(すごい大変)。近道はないぞ、さあ、どれだ!

風呂上り。心配の電話もいただきました。すいません。立ち直りました。ボツからの立ち直りの速さは、仲間内では随一です。まー、なっちゃったもんは仕方ないですからねー。

湯船につかりながら考えた結果、1はみんなに見せて、お蔵入りはもったいないという話になったら、2は1を採用しなかった時、3はどっちにしろ描くよね、ということになりました。ちなみに4.totoBIG6億円が当たってもう働かない、という選択肢もあります。今週末、勝負だね! 10/10/26

というわけで、結論は「totoを当てる」です!

ちなみに出版不況とか、個人の力ではどうにもならない話をしている時に、よく使われるオチです(^^;;)

さて、次の日の反すう。

昔僕がネーム通せなかったのは、下手だったからだ。昔のネームとってあるけど、要素の相互関係の構築ができておらず、あれじゃ言いたい事が伝わらない。さすがにそこは通り抜けて、最低限読みやすくは描けるようになった。

だから最近のボツの理由は、そういう面白さを描いてもだめですよ売れないですよ、というストライクゾーンの問題が主。昨日一番ショックだったのは、ストライクゾーンぎりぎりと自覚していたネームのボツより、用意していた代案のボツ。ストライクを取りに行ってるつもりだったのに、だめだったこと。

こんなに縮んでるんだとびっくりした。でもそこで、リスクを取ってボールっぽくても試しましょうよと言えなかった。ボールを振らせるつり球を、2-0で投げるのは気楽だが、走者満塁フルカウントから投げるのは厳しい。僕だって打者が振ってくれる確証ないし。

このままストライクゾーンが縮んでいったら、最後には、主題同じ絵柄同じキャラ同じ、エピソードも演出も同じで、キャラの絵の睫毛が一本多いか少ないかで良し悪し語るような世界が来てしまう。微妙な身体の線一本で語られるような通すぎる世界。これが良いことではないと、誰でも思うだろう。問題は。

今の走者満塁が、どこで解消されるのか、ということだ。外してもいいから攻めようぜ、と言える環境がいつ戻ってくるのか。例えば出版社が電子書籍も手がけたら、ぱっと好転するかもしれない。それでもずっと縮むかもしれない。僕はどちらに賭けるべきか。作風を変えて、ど真ん中に行くべきなのか。

また、ストライクゾーンは雑誌によっても違うので、よそに持ち込めばすむ問題かもしれない。でも実は進行度合いが違うだけで、引力の強い場所は同じなので、みんな同じ所に寄ってくのかもしれない。絵の問題は切ったのに他の問題が生まれちゃって、さあどうするのか。それとも一番革新の道へ行くのか。10/10/27

僕に圧倒的な力があれば、150キロど真ん中ドーンという戦い方もあるんですが、ない能力を嘆いても仕方ない。反すうしたところで、具体的に次何しようかと検討に入ります。

この間の作戦で、作戦1で行ってみたい所が一つある。でもこのネームではどうだろう。作戦2で見当つけてたルートを今調べたら、閉ざされていた。あれー? さて、どうするかなあ。下書きはあと2カット。がんばってから寝るかな。10/10/28

ストレス食い発生。今後の作戦をいろいろ考えていたら、こんがらがってきたからです。結局問題の根本は、ボール球で勝負したい自分がいるということだ。そこは違うと言われても、そこで面白さを追求したいのだ。困った人だね。

ちなみにいろいろ探っていたら、長編SFの新人賞が無くなってる事に気付いた。つまりもうSFの需要が少ないので、新しい書き手は要らないということだ。進化の袋小路に入ってしまったのか。確かに僕も最近のは難しいなと感じてあまり食指が動かない。でも描きたいんだよな。需要少ないなんて悲しい。

一方で、ドラッカーさんも本田宗一郎さんも「顧客の創造」を説いてたそうだし。需要ないとかボール球だとか、それでもいいのかもしれない。さて、もうちょっとペン入れしてから寝よう。10/10/29

そして起きて本日。

作戦4を遂行し、その後図書館へ。作戦1と2は、SFに対する需要の少なさを考えると、ボツになったネームじゃなくて代案の方で進めるべきではないかと思い、資料を借りてきた。あのネームは作戦3へ。自分で描く。そして台風に備え引きこもり用食料を調達、任務完了。10/10/29

これで何をするか予定が立ちました。まずおまけ漫画を終わらす(作戦3)。次にケッタ・ゴール!を描く(作戦3)。そしてSpring8本編を終わらす(作戦3)。こうして作画をしている間に資料を読んでエピソードをそろえて、次回作へ(作戦1か2)。すっきり。

ちなみに、ここで「ストライクゾーンが縮む」と例えているのは、この状況のことです。TV番組画一化の考察記事。TVの視聴率、漫画のアンケート。TVの方が進行している感じですね。

ただ、僕は「ネーム原理主義者」で、面白く描ければどんな不利な状況も吹っ飛ばせると思っているし。

お金と人手がかかるTV番組と違って、漫画は小回りがきき、作家の努力がすぐ反映できるので、そこが希望の持てるところです。

○ 今週の絵

作戦3のおまけ漫画から一コマ。

こういう漫画が好き。

Spring7

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2010/10/29

サッカーあれこれ 京都vsG大阪 ここに明神あそこに明神

2010J1第27節、京都vsG大阪、1-2。

京都は成績上がってないけど、監督交代以降、内容は上向き。この試合、G大阪を前半終了間際までシュート0で抑える。

しかしG大阪は後半、選手交代であっという間にペースを取り戻します。特に明神選手の投入。ここに明神あそこにも明神の活躍。

いつものガンバはゆったりボールを回すイメージだけど、最近の前線、平井、宇佐美、イ・グノそして後半投入された佐々木は、縦に運ぶ力、抜け出す力があります。要注意。

磐田vs浦和、2-1。

FWの個の力は大切です。この試合、スタイルのかみ合わせもあるけれど、どちらかというと浦和優勢。そして浦和が先制。そこで同点に追いついたのは前田選手の力。

ゴールライン間際の狭いスペースでドリブル突破。さすがです。そしてゴール前への早いグラウンダーを送り、ジウシーニョ選手がプッシュ。

逆転弾はCKから。そしてそのコーナーを得たのが、ミノル君のシュート。局面絡まってこぼれたボールに素早く反応したもの。両足遜色なく正確なシュートを打てるのは、やっぱり武器だなあ。

J2第31節、横浜FCvs千葉、1-0。

昇格争いに関わる一番は、局面で激しく当たる大熱戦でした。

横浜FCはシーズン当初に比べて、岸野監督の率いるチームらしい、激しく戦い、よく走る、まとまったチームになりました。けが人続出で、この日はベンチ入りの人数が足りないぐらいのピンチだったけど、一点を守り切って勝利。

千葉は次節も甲府戦と大一番だったんだけど、その前に痛い一敗です。昇格争い、熾烈です。

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2010/10/28

真月譚月姫 9

急に寒くなりました。コタツ大活躍。

本日はおまけ漫画下書きの日。

○ 真月譚月姫 9 (佐々木少年 アスキー・メディアワークス)

ロアを倒すため、シエルに連れられ学校へと着いた志貴。回復していない身体、そして直視の魔眼によりもろく崩れ去るように見える世界。弱った身体に鞭打って、志貴はロアの元へと向かう。

たどり着いた先にはロアと戦うアルクェイド。アルクェイドを助けたい志貴、志貴を巻き込みたくないアルクェイド。二人の想いはすれ違い……。

最終決戦の巻です。

文章での盛り上げ方と絵での盛り上げ方は違うので、こういうコミカライズの仕事は大変だろうなあと思います。特に設定的に、概念と概念の戦いになってるので、なおさら。

そこにたっぷり絵を入れた一冊です。

巻末に分冊のお詫びが載ってますが、最後それだけ盛り上げたんだから、むしろよいことだと思います。

というわけで次がほんとに最終巻。

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2010/10/27

読了 街場のマンガ論

打ち合わせでの全ボツから立ち直った僕は、漫画を描いています。

漫画の痛みは漫画で癒す。

○ 街場のマンガ論 (内田樹 小学館)

読み終わりました、街場のマンガ論。

内田先生、ほんとに漫画好きなんだなあと思いました。

頭良くて物知りな人が漫画を誉めそやすとこうなるのかー、という面白さがありました。

現場感覚的には、えっ、そっちに膨らんでいくの? という話もあったのですが。

まあ、「面白い。終わり」じゃエッセイにならないですもんね。僕の感想文は、よくそうなってますが(^^;;)

逆に、そういうふうに膨らませている文を読んで、物事に違う角度から光が当たって見えた、ということもありました。

少女漫画読みのリテラシーについては面白かったですし。

表意文字と表音文字が混じっている日本語と、漫画の関係も面白かった。

さらにオタク論のところが興味深かったです。僕自身その近辺に棲んでいて、そして今、仕事で引っかかっている原因もこの辺にありそうな気が。もうちょっと掘り下げてみようと思いました。

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2010/10/26

vs熊本 日立台への帰還とTMvs湘南

主役は南さんでした。

2010J2第31節、vs熊本は0-0。

前節の大分戦は、完全に良さを消されてて、実は録画を見直している最中に、見せ場がないもんだからうとうとしていたのです。でもこの試合は、相手はガチ引きだったけど、そこでもいい攻撃はできていた。ペナルティエリアに入れてたし、シュートも打ったし。

でもそこで至近弾を止められてるんですよねー。なので0-0だけれど、日立台帰還を果たした南さんが主役の試合だったなあと。

でも、元気なところ見れると、嬉しいですね。

さて、至近弾のどれかが決まってれば、ばっちり勝利で言うことなしだったんですが。他にもシュートをたくさん打ってるんだけど、枠内は少なかった。それを増やせれば。最後の質のところですね。

引かれてもボールを動かして崩せて、最後きっちりシュートを押し込めれば、攻撃サッカー完成です。あと七試合、がんばれ!

この試合一番の収穫は大津君の復帰です。強引に突破できれば、組織的にがっちり引かれても崩せるのになーと思ってたところに、待望のカムバック!

ちょっとフィットしてない部分もあったけど、これからどんどん調子を上げて、昇格への最終兵器になってください! めっちゃ期待です!

そして今日は練習試合、vs湘南、2-0。

最後の所で点を取れればということで、工藤君とホジェルさんが得点。アピールです。

特に工藤君は次の試合の後、U-21代表でチームを離れるので。

その前にどんどーんと置き土産的に得点してっていいんですよー。点取ろうぜ!

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2010/10/25

NOAH6/26,29,7/10 輝ける中年の星

なかなか追いつかない感想。むしろ離されてる?(+_+)

6/26ディファ有明。

ラッシャーさん追悼興行。山本小鉄さんも亡くなったし、訃報続きで悲しいな。

第三試合、金丸&平柳vs丸藤&小川。GHCJr前哨戦。

高度な技の読み合い、両者コンディションよく動きよく、最後は丸藤さんが平柳君をタッチアウトで沈めチャンピオンを挑発と、もう期待感満載。

問題は僕が結果を知ってから見ていることで、ああ、こんなもったいないことをしないように早く追いつかなくちゃと思うわけですよ(^^;;)

第六試合、GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合、王者石森&マルビンvsNOZAWA論外&FUJITA。

ゆるーい感じで挑戦が決まったジュニアタッグ。挑戦者は、強い! という雰囲気じゃないけれど、曲者で、連携をうまく使ってペースを握る。論外選手の超高校級ラ・マヒストラルは、あわや3カウントの決まり具合だったけど、惜しくもカット。

ぽんと決まった唐突なタイトルマッチだと、お客さんが乗り切れないのがもったいないですね。

第七試合、NOAHvs新日本対抗戦、潮崎&青木vs棚橋&田口。

僕は自分がフリーランスな仕事のためか、あまり組織への帰属意識が高くなく。NOAHのファンではあるけれど、棚橋&田口もいい選手なので、単純に楽しいのです。

ただ、選手は対抗意識燃やしてた方が盛り上がるので、どんどんやり合って欲しいですね。

メインイベント、杉浦&ヨネ&KENTAvs高山&佐々木&中嶋。

GHC前哨戦。でも豪華メンバーだから見所はたくさん。そんなに長い時間は絡まず、元気さでは杉浦さん優勢か。

試合後ラッシャーさんの元気な姿が流れた。やっぱり悲しいなあ。

6/29ふじさんめっせ。

第五試合、潮崎&石森&KENTAvs秋山&小川&井上。

それは決着が付く寸前に起きた。

膝立ちになった雅央さんに、袈裟斬りチョップ連打から回転袈裟斬りを決めようとした潮崎君。くるっと回ったとたん。

雅央さんが両手をかざし、「待ったーっ!!」と大声を上げたのだ。「待った」ですよ、タイムですよ。

びっくりして固まる潮崎君に、雅央さんはすかさずスクールボーイ! 惜しくもカウント2!

あの技ああやって返す人は他にはいない(笑)。あのまま決まったら伝説だったのに。惜しかったなあ。

メインイベント、杉浦&丸藤&青木vs高山&金丸&平柳。GHCヘビーとジュニアの前哨戦。

しかし勝負タイムが10分台と短かったので、四者ともあまり絡まず。最初のところぐらい?

平柳君が、側転からつば吐きとか、高山さんを呼び捨てにして呼び込んでニーを打たせてちゃっかりフォールとか、やりたい放題。杉浦さんにも金的、お返しに強烈なオリンピック予選スラムでフォール負け。やり切った。ある意味主役。

7/10有明コロシアム。

第二試合、バイソン&キース&石森&マルビンvsヨネ&斉藤&平柳&志賀。

この豪華八人タッグで、一番目立ったのは負けた平柳君。力関係的に、捕まって負けるだろうなーと誰もが思っているわけですが、ただで負けたらプロじゃない。

試合の最後、乱闘になってリング上入り乱れ、みんな場外へもつれて落ちたところで残っていたのは、ポスト上で技を出そうとしていた平柳君と、リング中央仁王立ちのバイソンさん。

うわー、とみんなが固唾を呑む中、バイソンさんがくいくいっと手招きして平柳君を呼び寄せる。それに従う平柳君。ポストを降りて、なんとリングに寝転ぶ。えっ、ギブアップでフォール負け選択?

と見せかけて、覆い被さろうとしたバイソンさんに、下から首固め。惜しくもカウント2!

その後バイソンさんの必殺フルコースに敗れるわけですが。でもヤッターマンの三悪のように、負ける方が主役になることもあるのです。プロだなあ。最近目が放せません。

第四試合、KENTA&エドワーズvs田口&デヴィッド。対抗戦。

田口選手も結構好きなので、最初はいい試合になるといいなーぐらいで見ていたのですが。

エディ・エドワーズ選手がNOAH育ちであることを強調されているうち、デビューしてたのにわざわざ海を渡ってやって来て、練習生からやり直すってえらいよなーと感情移入。最後はすっかり入れ込んでた。

エディ負けちゃった。しょんぼり。

第五試合、森嶋vs吉江。空前絶後の超肉弾対決。

あのサイズでがっちり動ける二人。もう当たる音は違うし、受身の音も違うし、弾み方も違うし。

一挙手一投足にどよめく会場。これぞプロレスって感じ。普段見れない非日常。あんなでっかい人がぼんぼん投げられたり飛んだりは、なかなか見れないよ!

すっごい面白かったです。大満足(^^)/

第六試合、GHCJrヘビー級選手権、王者金丸vs挑戦者丸藤。

金丸さんめっちゃ強い。

試合終盤、むしろ丸藤さんが押してた。いつものフィニッシュへの流れにも入って、勝ちパターン。

しかしそれを断ち切った金丸さん、ポスト上の五分の状態を雪崩式DDTで制すると。

そこからが速い! 怒涛のたたみかけ。あっという間にタッチアウトでフォール勝ち。

勝機を見定める目がさすがです。すごい。

第七試合、潮崎vs棚橋。こちらも対抗戦。

以前新日のリングで対戦した時には負けた潮崎君が、ホームでリベンジ。

ラリアットからゴーフラッシャーだったんだけど、ラリアットの時点で終わっていたような……。倒れ方が変だった。

どんどん師匠を髣髴とさせる威力になっていくなあ。

メインイベント、GHCヘビー級選手権、王者杉浦vs挑戦者高山。

もうすごい打撃戦。壮絶。

ひざ蹴りで滅多打ちにされ、一撃必殺のエベレストジャーマンを食らった杉浦さん、それを返して、オリンピック予選スラム二連発で完璧なフォール勝ち。

この後のタイトルマッチを見てても思うんだけど、杉浦さんの防衛ロードは、小橋さんの絶対王者時代に匹敵するんじゃないでしょうか。みんな見るべき。みんなに見せるべき。

杉浦さんは40歳の団塊ジュニア。僕も含めて今その世代は、社会情勢的にいろいろ苦しいじゃないですか。

そこで杉浦さんは、目の前の敵とすごい試合をするのはもちろん、上の世代の築き上げてきた物とか、社会情勢的に苦しい環境とか、そういう物に対しても真っ向から戦っている。

プロレスって、特に日本ではレスラーのがんばりに自分を投影して感情移入してみる部分があると思うんだけど。

そういう意味で杉浦さんはすごいチャンピオンです。昔、遅くにデビューした自分のことを揶揄して、中年の星と言ってたけど、今はほんとにそうなった。輝ける中年の星、同世代に勇気を与えるチャンピオン。

特に苦境に真っ向から立ち向かう姿に、僕はすっかりやられています。がんばれ!

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2010/10/24

今週の雑感記 ネーム苦戦日記

まずはお知らせからー。

COMITIA94に出ます。11/14、11:00~16:00、有明・東京ビックサイト西1・2ホール。「K09b かってに応援団」です。

短い漫画を描く予定。ネーム引っ張っちゃってるから、早く取り掛かりたいなあ。

さて今週の僕は、先週に引き続き苦戦していて、つぶやきはネーム苦戦日記になってました。

おはようございます。揺らぎに揺らいでいるネームですが、解決策も定めたわけだし、いいかげん終わらせたいです。10/10/16

エピソードを一つ増やして、ネームを改善する作戦なんだけど、5か7かで考えた結果、7ページ増やすことに。さてこれで、明日全部終わるといいなあ。10/10/17

既存プロット分のネームようやく終了。食べてなかった朝ご飯食べた。後は付け加え分。戦いは続く……。10/10/18

打ち合わせ予定がずれてすごい緩みそうになったが、明日来るナベ先生にもチェックして欲しいので、やっぱり終わらせないと。10/10/19

頭に一エピソード加えれば完成だぜ、と思ってたら、そのシーンが意外に長かった。いっこうに終わらない、終わる終わる詐欺状態(+_+)10/10/19

終わった! 長い戦いだった。10/10/20

だめ出しが出たー(+_+) まだ終わらない、このネーム……。10/10/20

も~れつバンビの感想にご本人がコメントしてくれたんですが、僕はこんな状態なので、ほんとにえらいなあと思いました。

仕事が切れないということは、いろんな編集さんと打ち合わせを順調にこなしているということ。僕は定型は嫌だと言う事聞いてないのに、自分でもポイントつかめてないんだから、ほんとにもう……。

敵を知り己を知れば百戦危うからずと言いますが、僕はまだその境地に達していない。自分が何をしたいのかさえ、きちんと掴んでいないのだと、今回のネームで知りました。やっぱり定型に引っ張られている。こういう雰囲気で、こんな感じでしょと思い込んでた。細かい所まで洗い出し。10/10/21

風呂上り。ネーム直しは一晩寝かせて明日もう一度検討。10/10/22

おはようございます。朝八時過ぎまでネーム。真ん中の2ページ削るかどうするか、時間おいてから考える。10/10/23

というわけで、磨く作業に。このシーンはいるのかいらないのか、じっくり考える。

さて、そんな作業の中、こんなことも考えてました。

日本もう終わってる……という気分になる時がある。今回のは昨日の晩、ETV特集「再建は可能か 社長たちの正念場」を見たせいです。深刻だったから……。

しかし、船が沈むとただ嘆いていても、穴の空いたその船に乗ってるのに呆然としてたら一緒に沈む。何ができるか考えないといけない。穴をふさぐ仕事ができればみんなが助かって一番いいが、それは政治家、官僚、ジャーナリスト、あとは有識者と呼ばれるような人のお仕事。僕はまず、己の身を守る。

目の前の仕事を何とかするのは当然として、その先どうするか。少子化、若者の貧困問題があるうちは、国内市場は尻すぼみ(誰か止めて)。すると海外。英語と中国語で描ければ、世界人口の半分ぐらいはカバーできるよな。市場が一気に20倍! 英語だったらアマゾンの電子書籍ですぐ売り出せる。

つまり漫画家が英語、中国語を勉強して海外に打って出れば、外貨も稼いで日本が救えるというわけだ。漫画のセリフなんて日常会話だしな! 完璧! ……問題は、その日常会話レベルがおぼつかないという事だ。がっかりorz 20年ぶりぐらいに、勉強するかなー。10/10/18

ネームに絵を入れている時に、深刻なドキュメンタリーを流して真っ暗気分に。何しろ自分のネームも、これでいいんだろうかと不安を抱えながらやってるもんだから、妙に気持ちが同調してしまうのです。

漫画家は下請け中小企業みたいなところありますからね。過当競争だし。発注元の一存で仕事なくなるし。もうどうしよう。

しかし番組の中でもそうでしたが、じっと我慢してれば事態が好転するわけではないので。空元気でもいいから出すために、打開策を考えてみたのがこれ。

英語を時間ない中で効率的に、かつ楽に覚える方法ないかなあ。とりあえず、なんとなくニュースを流すなら、CNNにしてみたり。

だいたい一応帰国子女なのに、英語もろくにしゃべれないのが問題だ。ちゃんと勉強しとけばよかった(^^;;)

○ 今週の絵

いい顔描けたのに、ボツになってしまったコマ。

Clone04_5

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2010/10/23

サッカーあれこれ G大阪vs大宮 偵察開始

浦和vsC大阪、2-0。

今季昇格組のC大阪。それでいてしっかり上位で戦ってます。いいなあ、ウチも来年こうなりたいな。

ただ、快進撃すると対策を練られるのは常で、この試合はボールの出所マルチネス選手を抑えられ、攻撃的MF三人のドリブルも警戒され、不発に。ここからどうかいくぐっていくか。

浦和は柏木&細貝のボランチが機能。細貝選手はもう呼ばれているし、柏木選手の代表召集もそのうちありそう。

G大阪vs大宮、5-1。

天皇杯の次の対戦相手がG大阪なので、偵察開始です。大宮に退場者が出て、G大阪大量得点の試合になりました。

イ・グノ&平井の2トップは、裏を取るスピードがあって、中盤繋ぎながらうまくそれを使っていました。

宇佐美選手はいい選手ですねえ。二人マークされてても、ドリブルで外して得点。要注意です。

広島vs磐田、1-1。

広島FW李vs磐田DF古賀という対決が。古賀さんがいったんボールに触れるも、李キープ。コースないところ技ありループシュートで広島先制。

後半に交代でミノル君登場。すると右サイドのスペースに飛び出してボールを受け、前田選手に鋭いクロスを送ってアシスト。

レイソルゆかりの選手が活躍した試合でした。この両者はナビスコ杯決勝での対決が待っています。前哨戦は引き分け。激しい試合になりそうですね。

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2010/10/22

vs大分 サッカーは甘くない

今季二敗目……。

2010J2第30節、vs大分は0-1で敗戦……。

はあー。

今年は勝ってばかりで贅沢になって、負け慣れてないから、こたえますねえ。

サッカーはやっぱり甘くないですね。

天皇杯で神戸に勝利。特に人数そろってた前半はウチが押し込んでいて、わはは、J1相手でも通用するのだよ、と僕はすっかり浮かれていたわけですよ。

そしたら大分に、徹底的に良さを消された。

厳しいマークになかなかボールは前に進まず、サイドも空かず。

そして、そういう展開だとありがちな、カウンターから失点。

レアンドロさんも一発赤紙退場で、追いかけなきゃいけないのに攻め手なく、いい場面は数えるほどで終わってしまったのでした。

東京V戦の敗戦は、事前に見たヴェルディが調子良かったので警戒してたんですが、大分はここ6戦勝ちなしだったしけが人も出てたし、すっかり油断してた。ほんとこたえる……。

さて、この試合のダメージは単に敗戦だけにとどまらず。

レアンドロさんは退場、栗澤さんが警告累積で、次は二人欠場。

相手の急所にボールを運び決定的な仕事をしていたレアンドロさんと、巧みで素早いポジション取りでボール回しをスムーズにしていた栗澤さんという、うちのポゼッションの要が欠場ですよ。大ピンチですよ。

中盤どうなるのかなー。

こういう時に、誰かがどーんと殻を破る大活躍をして、ピンチをチャンスに変えてくれるといいんですけどねー。

僕の希望は茨田君。最近は前線への飛び出しを見せていたけれど、本来はレアンドロさんに似たタイプと思われます。

穴を埋める大活躍をして欲しいです! がんばれ!

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2010/10/21

シェルクンチク 第50楽章 シェルとハーモニーの狂詩曲Ⅱ

ナベ先生はお昼に帰っていきました。

○ ハーメルンのバイオリン弾き シェルクンチク第50楽章 シェルとハーモニーの狂詩曲Ⅱ (渡辺道明ヤングガンガン)

ナベ先生がブログ始めたので。

僕は裏話的な物を書かずに、単純に好きなとこピックアップします。

それなら今週はここ。

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シェルとハーモニーの関係を聞いて、シェルを助けようと決意するみんなとは違って、涙ぐむブラーチェさん。三角関係!

乙女心は次回どうなるのでしょう。

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2010/10/20

打ち合わせ後の来訪

ナベ先生が打ち合わせ後やってきて、うちでブログをアップして。

千葉ロッテの優勝を見て、プロレス見て。

家が遠いのでウチで一泊。

ナベ先生は寝ましたが、僕は明日チェックして欲しいネームの絵が、まだ何枚か入ってないので、がんばっているところ。

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2010/10/19

読みかけ 街場のマンガ論

負けた試合を見返すのがつらいので、今日はこちらを。

○ 街場のマンガ論 (内田樹 小学館)

この間「街場のメディア論」を読み、それで今度はマンガ論と来たら読まねばなるまい、と思って購入。

まだ読みかけなんですけど。

「街場のメディア論」が、大学の講義をまとめた本で、しかも、メディア志望の学生さんが取るような講義なのに、「もう今のメディア業界に先はない」といきなり一刀両断するという容赦のない内容。

じゃあ漫画はどんな風に斬られるんだろ、と思ってたら。

全然違った。

こちらはいろんな所に書いた漫画の記事を集めた本で、最初が井上雄彦礼賛から始まる、すごい漫画LOVEの本でした。

でも、それで思ったことがあるのです。漫画の取り得について。

業界的に言って、テレビや新聞をあのテンションで斬るなら、漫画も斬られて当然だと思うんですよ。ジャーナリズムは地に落ちてるけど、漫画業界は素晴らしいよ、なんて言えない。たくさん問題抱えてる。数字にも出ている。

じゃあ、内田先生が漫画好き過ぎて、あばたもえくぼだったのだろうか。

違うと思う。

報道と漫画の本質的な違いが、そうさせているのだと思います。

報道は民主主義社会の基盤だけど、漫画はあってもなくてもいいとか、そういう寂しい話じゃないよ?

漫画は作家個人に帰属するからだと思うのです。

ジャーナリズムは質と量が問題になる。社会の全体像を知りたいわけだから。一本いい記事があっても、残り九本がどうにもならない提灯記事では、信用が勝ち取れない。となると、組織の不調はすごく問題。

それに対して漫画は、組織の不調は読者にとって問題じゃない。ある雑誌で一本しか面白い漫画がなかったとしても、じゃあその雑誌は買わずに、面白いやつだけ単行本を買えばいい。

メディア批判をしている人が、そちら出身のジャーナリストだったりすることがあります。個々には問題意識を持っている人はいるのです。でも、組織がでかいと、個々人では動かせない。ずるずるーっと流されていく。そこを内田先生がばっさばっさと斬ってた。

漫画は作家ががんばって、ばんと飛び抜けちゃえば、それで解決。つまらない不出来の漫画は、読者の目に止まらず、記憶にも残らず、なかったことに。内田先生も、好きな漫画と同じ雑誌に載ってただめな漫画を、わざわざ取り上げて斬るようなことはしない。というか、多分読んでない。

……書いてて怖くなった(((+_+)))

とにかく。

作家個人の努力で、問題を解決できるところが、漫画の利点だと思うのです。

この変革の時代に、小回りが利くというのは、なかなかいい利点。電子書籍だったら、一人でも流通まで持ってけるわけで、ほんとに最小限でできる身軽さを持ってる。やる気さえあれば、何だってできる。

よっしゃ、僕もがんばるぞと思ったのでした。今日ネームが終わりそうなのですよ。こいつが飛び抜けてれば全て解決ですよ。

内容をよく読んでの感想は、また今度。

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2010/10/18

も~れつバンビ 5

レイソル負けてやけ食いして身動き取れなくなり。

あんまり作業が進んでません。なんてこった。

○ も~れつバンビ 5 (柏木ハルコ 講談社)

正月の闘牛大会で、腹に穴を開けられながらも逆転勝ちしたバンビ。さあ次はバンビの先輩、宝龍カブラーの試合。

しかし宝龍の相手は情け容赦ない戦いぶりで恐れられる怪物王者、獄長パンダ。その戦いで、宝龍は……。

も~れつバンビ最終巻。柏木先生、お疲れ様でした。

この漫画の最初の回を読んだ時のインパクトは、すごかったです。仕事場で話題騒然だった。

「食べられたく……―――ない!」で、一発でキャラ立て。最短距離。単行本だとセリフ変わってるんですよね。何でだろ、もったいない。

あと、牛が主人公でしゃべってるのにもびっくりしたのです。

いや、自分の漫画でもじゃが丸さんにしゃべらせてるんだから、漫画で動物がしゃべるのは不思議じゃないんだけど。

ヤングマガジンという青年誌で、だったのでびっくり。

僕は漫画は自由であるべきだと思ってるし、よくここでもそういうこと書いてるし。最近だと定型からの脱出というふうに言ってるわけですけれど。

青年誌の漫画はそういうまんがまんがした感じじゃなくて、もっとリアルタッチで……という定型に、気がつかないうちに自分も囚われていたのです。定型怖い。そこを外したところに、面白さって眠ってると思うんですよね。

この漫画で言うと、牛がしゃべってたのもそうだし、牛の美形キャラっているんだ! というのも意表突かれたし。他にもいろいろ。

そういう漫画らしい自由奔放な雰囲気が楽しい作品でした。

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2010/10/17

徹底研究! 未来少年コナン

数ヶ月前に「子供といっしょに見たい名作アニメ」という記事を書いたんですよね。

そして、名作シリーズ以外の面白かったアニメにも触れようかなーと思ってたんですが。

まとめる暇がないまま月日が流れ。

そのうち考えたのです。

まとめなくてもいいんでは?

むしろ、どばーっと思いのたけをぶちまけた方がいいんじゃないだろうか。

記事中にも書きましたが、仕事柄、面白さとはなんぞやと研究するために、昔好きだったアニメを何度も見直していて。

訴えたいことは山ほどあるのです。

というわけで、新企画を始めたいと思います。題して「徹底研究!シリーズ」。

もうネタばれどころか、そんなシーンあったっけぐらいに細かいとこまで踏み込んだ、もしかしたら普通の人が読んでもちんぷんかんぷんかもしれない感想文。それを一話ごとに。

そしてまず、最初のシリーズには。

「未来少年コナン」を取り上げます。

いわずと知れた宮崎駿監督の冒険アニメです。

なぜこれからかというと、ちょうど今キッズステーションでやってるのです。書いてる今日が15、16話。やっぱり面白いー!

さて、細かい所まで踏み込むと言っても、全シーンにコメントしたらさすがに記事が長くなりすぎるので、いくつか研究テーマを設けたいと思います。それを中心に。

まず一つは、モンスリーの変遷。

最終話、ダイスに「きれいだ」と言われ、恥ずかしがって言う「ばかね」はもう、身もだえするほどのかわいらしさですが。

最初に出てきたモンスリーは極悪人なのです。

何度も見てるけど、最後のイメージが残ってるから、最初のモンスリーの悪人振りには毎度びっくりする。いいイメージで塗りつぶされちゃってるんですよね。いかにしてそこまで持っていくのか。

ここには、物語におけるストーリーのデフォルメ、何を見せて何を見せないか、見てる人の印象を操作する要素は何か、というようなものが詰め込まれています。物語作りの高等技術。

そしてもう一つは、コナンの超人ぶり。

正確に言うと、すごい事が起きているよというリアリティをどう作っているか。

コナンは常人離れした身体能力を誇っていますが、漫画やアニメの主人公として考えると、そこまですごいわけではない。空が飛べるわけでもないし、かめはめ波を撃てるわけでもないし、その他特殊能力があるわけでもない。

でも、その活躍がすごい爽快なわけですよ。その感情を引き出す演出に注目。

以上の2点を中心に、他の素敵なシーンの感想も交えつつ、お送りしたいと思います。近日スタート!

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2010/10/16

今週の雑感記 道明blog

ナベ先生がブログを立ち上げました。道明blog。 ファンの方はぜひどうぞ。

この間の仕事の時、世間話していて、「手書きのブログってあるの?」という話になったのです。

ナベ先生はほんとにキーボードが苦手で、メールもほとんど触らないぐらいなのですが、手書きでいいならできる! と。

自作紹介とかするなら、ブログにした方がいいだろうと、仕事明けにお手伝い。仕事明けもう一仕事と言ってたのがこれだったのでしたー。

○ ゆれる想い

さて僕は今週、ネーム週間です。

いろいろ考えます。揺らいでました。

友人と、ラノベにちょっと食傷気味という話をした。同じパターンの物が増えた。これはエンターテインメントの宿命だ。儲かる所をみんなで消費しつくす焼き畑農業。仕事に隣接してるから読むけれど、ペースは落とそうかな。突然変異的な作品に出会えるといいんだけど。

仕事に隣接という点で、ここでいいのかという疑問もずっとある。打ち合わせしてて、あ、やばいな、と思う瞬間がある。この形じゃないかもしれない。ナベ先生はもっと遠回りを勧めてる。でも持ってるはずだという人もいる。ど真ん中じゃない自覚はあって、じゃあストライクゾーンには入っているのか。

ほんとはど真ん中でカウント取ろうとするのは、剛速球が投げられるんじゃなければよくないんだけど、最近出版不況でストライクゾーンがシビアになっているから、置きにいきたい誘惑があるんだよね。静かな夜中にネームをきってて、ふと弱気になる瞬間。

でもやっぱり、コーナーいっぱいに投げないとな! 弱気で打たれたら後悔するからな! というわけで、作業再開。10/10/12

ナベ先生はずばり、「ケッタ・ゴール!を描いていればいいじゃないか」と言ってます。電子書籍で。とても魅力的ですが、ご飯が食べられません、先生(^^;;)

と言うわけで、飯の種になる仕事をせねばならず、やっぱSFかなと思い、そういうのだとラノベに隣接した辺りかなと。

ところがその辺のジャンルは、SF的に例えるならば、星間ガス雲が集まって星になろうとしている感じっていうか、ちょっと密度の濃い所に引っ張られてどんどん収縮しているっていうか、そろそろ核融合が始まって、太陽風で残りのガスは吹き飛ばされるんだぜっていうか、僕のハビタブルゾーンはどこだろうというか。

ああ、例えを使うと余計混乱する。

要は打ち合わせで「ラノベっぽいやつですよね」と確認しておきながら、ど真ん中に行くのはまずいと思っているジレンマです。

周りの人の意見も、結構ばらばらなんですよねー。ど真ん中に行けるはずと言う人もいるし。

なので揺らぐ瞬間があるのです。

今回のネームのテーマは定型からの脱出です。企画を立て始めた頃からおぼろげに思っていたんだけど、最近本を読んだり他の人の仕事振りを見たりして、強くはっきりしてきました。定型では僕の存在意義がない。しかし違ってればいいという物でもない。ストライクゾーンのコーナーいっぱいを目指します。

野球例えが続いていますが、ちなみに投球パターンで言うと、変化球でのらくらとカウントを稼いでおいて、インコースいっぱいにズバッと直球を投げ込み、見送り三振を取れたら最高。そんな感じのネーム。10/10/12

寝る前揺らいでて、起きたら立ち直り、決意を新たに。

しかしこの後も、何度も揺らいでいます。夜静かな時間になると、考え込んで揺らぐみたい。このネーム大変だ。

何とか今日、解決策と思われるアイディアが閃きました。このネームを救うアイディアと、だめだった時の二段構え。

定型はほんとまずいと思うのです。自分の型を作って勝負しないと。

実は最近、すらすら読めればそれで十分なんじゃないかと思ってる。すらすら読めるということは、先のページをめくる興味も引き出せているということだから。そこからいろいろ欲張って、あれもこれもと詰め込むから、定型にはまるんじゃなかろうか。でも残念ながら、この考え方は異端。

「すらすら読めればいい」には、描きたい主題があるのは必須。本人の熱がないと、ただのつまんない説明だから、そもそも読む気を呼び起こさない。作品世界に没入させるという点で、雰囲気作りも重要。細かい演出から絵作りまで。ネームから考えることはたくさんある。10/10/12

まず描きたい主題があります。主題は、「物語を貫くテーマ」というような立派な物じゃなくても、こんなシーンが素敵、描きたい、で構わない。描きたいエネルギーを持っていること。そうすると、自然といろいろ工夫します。

後はその描きたいものが伝わるように、筋の運びをスムーズに、道のでこぼこをなくして、リズムよくテンポよく。すんなり伝わればOK。

描きたいエネルギーが大きければ、それが伝わって、「なんか面白そう」と思ってもらえます。同じ波長を持ってる人には、特にビリビリ響きます。

さらにそのエネルギーを隅々まで注ぎます。こういう演技した方がもっと伝わるかなとか、こういう絵にした方がいい雰囲気になるかなとか。

描きたい大きなエネルギーがあって、それが隅々まで注がれていて、それで話運びの技術がしっかりしていれば、もう十分面白いと思うんですけど。

そこをネタで何とかしようとすると、雑ででこぼこな物に。

ずっとこの部分でもがいている気がします。

最近じゃ一番悩んでいるかもしれない、このネーム。

コミティアの参加案内書来た! 茶封筒だ、当たりです!w 11/14ビックサイト「K09bかってに応援団」。今やってるネームのため、オフセットの新刊は無理ですが、おまけ漫画的なものを何とか。10/10/13

そんな時コミティアの参加案内書が来ましたよー。

いろいろ考えずに、全部自分で引っ被って、とにかく伝わるまでがんばって描けばいい場所があるっていいよね。

短いのになっちゃうけど、なんか描こう。

○ 今週の絵

大変なネームから一コマ。

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2010/10/15

ザックジャパンの船出

ザッケローニ監督が就任、その船出となる二連戦がありました。

仕事でリアルタイムでは見れなかったので、今日まとめて二つ、感想を。

まずは。

日本vsアルゼンチンは、1-0!!

初勝利!!

やりましたねー!

メッシが止まらないのは、W杯でもどこも止められなかったんだから、想定内。そこで集中して、連動して守れたのがよかった。

W杯躍進の原動力となった守備力が、引き継がれていると分かって嬉しかったです。

先に結果だけ知って、アルゼンチンがゆるゆるだったのかと思ったらそんなことはなく、かなり本気。それで守り勝ったんだから、ほんとに胸張れる。えらい!!

そして。

日本vs韓国は、0-0でドロー。

日韓戦にフレンドリーマッチという言葉はない。常に本番。激しい試合。

後半開始から押し込まれていった時、選手交代とシステム変更で対応し、試合を五分に戻した用兵に、ザッケローニ監督やるーと思いました。

さて、この二試合、ザックジャパンの船出としては最高だったのではないでしょうか。

契約の遅れから、試運転なしでいきなり難敵と対戦でしたが、アルゼンチンから初勝利という快挙、W杯前には連敗していた韓国に五分以上。

さらに結果だけでなく、岡田ジャパンからの継続性を感じられるのもいいなあと。

今まではW杯が終わり監督が代わると、コンセプトががらっと変わってた。せっかく積み上げた物を捨てていた。

でも今回はいきなり大変革ということはなく、W杯メンバーに、新顔が加わった感じ。まず守備からというところも変わってなくて、日本中を感動させた献身的で組織立った守備はそのまま残ってる。

さて、ここから今度は、攻撃をどうしようというところですね。今回は縦に速くをすごく意識していたけれど、多分これは最初の意識付け。

アジアだとがっちり引かれちゃうこともあるわけで、そこでどうするか。

楽しみですねえ。うきうき。

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2010/10/14

のだめカンタービレ 24

ネームを描いております。

しかしべたっとした微妙な暑さが、集中力をそいでいます。ああもう、漫画読んでごろごろしたい。さっきそうなりかけて、ちょっとピンチ。

そんな本日のお題は。

○ のだめカンタービレ 24 (二ノ宮知子 講談社)

オペラとは、音楽と絵画美術と演劇の総合芸術。オペラの指揮をしたいと願う千秋に、念願のオファーがやってきた。

依頼先はなんと日本。あのR☆Sオーケストラが、市民オペラのオケをやるのだ。久しぶりのメンバーに加え、歌手の面々もなかなか濃いキャラで……。

のだめカンタービレ番外編第一巻。

でも、例えばスポーツ漫画のようにクライマックスの大一番がある形の物語ではもともとなくて、キャラクターで引っ張るお話だったので、違和感のない続きです。楽しいです。

菅沼沙也主催の白い薔薇歌劇団を峰龍太郎が演出と、どうなっちゃうんだこれという所から始まって、変な事してると思ってたことに意味があり、なかなかやるじゃんとひっくり返っていく。盛り上がってく期待感。わくわく。

ターニャと黒木君がすごい進展してた!

番外編だからとはしょらないで、そこをたっぷり描いてくれてもよかったのにー。番外編第二弾でも可(^^)/

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2010/10/13

TMvs東洋大 経験積み中

練習試合vs東洋大学は、3-1。

古賀さんがレンタル、パンゾー君は今季はがっちり右SBということで、現在ウチのCBは4人。その中で、酒井君が最近伸びてるんじゃないかという気がします。

昨日も近藤君退場の穴を埋めました。そのため今日は前半のみ。

さて、昨日といえば、U-19が指宿君の2得点で先制したにもかかわらず、3点取られて逆転負け。世界への切符を逃がしたわけですが。

ニュースでゴールシーン見ただけなんだけど、2-0からあんなにあっさり逆転されるのは、ちょっといただけない。マッチレポートを見ると、ロングボールの処理がまずかったみたい。

このチームだけの問題じゃなくて、ユース代表とかオリンピック代表とかで、いつも気になるのはCB。CBは試合途中の戦術的交代もめったにないし、なかなか若い選手が育ちづらいポジションです。

今度のU-21のメンバーでも、プロの試合にはあんまり出てないんですよね。

そうすると、三番手CBとして、J2だけどちょこちょこ経験つんでいる酒井君は、結構いい位置にいるんじゃないかなと。試合に出てもきちんとやれているし、スピードあるし、キックもいいし。

近藤君出場停止で、次出番だから、がんばって欲しいですね!

追記:エルゴラでも酒井君がプッシュされてた。わーい!

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2010/10/12

vs神戸 下克上!

下克上第一弾!!

第90回天皇杯三回戦、vs神戸は2-1!!

いやー、やりましたねー。J1食いましたよ。

というか、去年ネルシーニョさんに代わってから、落ちるまでしっかりと戦えていた。そのまま選手流出も特になかったから、勝つことは戦力的には不思議じゃない。

よかったなあと思ったのは、今年ずっと磨いてきた攻撃が、きちんと機能したことです。J2には神戸同様ブロックをしいて守ってくるチームが多いのですが、当たりは神戸の方がずっと厳しい。

その神戸に対して前半、きちんといつも通りの攻撃をして、押し込めていた。成長を確認できて嬉しかったです(^^)/

後半近藤君が退場して、10人になり、逆に押し込まれる展開になりましたが。まあ、これも今年、散々勉強したので(^^;;) 落ち着いて対応できたんじゃないかと。

そして延長の決勝弾。キタジとレアンドロさんはがんばった!

録画中継が、延長戦を時間内に収めるために、途中カットしてたじゃないですか。時間が飛ぶたび、二人の疲労度が増していくのがよく分かって。

けれどあのカウンターの時、疲れた身体に鞭打って、ゴール前まで走りきる。シュートに持ち込んだキタジも見事、ゴール前つめていたレアンドロさんも見事!

さあ、これで次はG大阪ですよ! この試合で第89回の敗戦相手にリベンジしたんだから、次は第88回の敗戦相手にもリベンジですよ!

続けるぜ、下克上!!

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2010/10/11

今週の雑感記 街場のメディア論

Superflyヘビーローテーション中。♪スタンドアップ! モンスター 頂上へー♪10/10/2

この記事を書いている今もかかっております。♪戦いの歌 未知の世界へ タマシイレボリューショーン♪

公式応援ソングはEXILEのVICTORYだったけど、NHKでかかってたから、僕にとって南アW杯と言えばこの曲です。ダイジェスト映像でかかってると、かっこよかったもんなあ。本田や川島の雄叫びにタマシイ震えたよ。

さて、今日のお題。

この間書きましたけど、仕事場への移動の時に、内田樹先生の「街場のメディア論」を読んだんですよ。

テレビ、新聞、出版という、マスメディアの危機について書かれた本。すごい面白かったです。

普段僕も、現在のマスメディアのあり方については、いろいろと考えるところがあるのですが、そこの何かもやもやとしていた部分に、ぴったり当てはまる言葉がばしばしと与えられていく、そんな爽快感がありました。

もともとは電子書籍についての考察が書いてあるというので、それの興味で買ったんですが。

その部分よりも、報道の危機について書かれた部分で、「あれっ、これ漫画に置き換えても当てはまってるんじゃない?」と、考えさせられました。

マスメディアの凋落の最大の原因は、僕はインターネットよりもむしろマスメディア自身の、マスメディアにかかわっている人たちの、端的に言えばジャーナリストの力が落ちたことにあるんじゃないかと思っています。

きびしい言い方ですけれど、ジャーナリストの知的な劣化がインターネットの出現によって顕在化してしまった。それが新聞とテレビを中心として組織化されていたマスメディアの構造そのものを瓦解させつつある。そういうことじゃないかと思います。

なんと言っても、メディアの威信を最終的に担保するのは、それが発信する情報の「知的な価値」です。古めかしい言い方をあえて使わせてもらえば、「その情報にアクセスすることによって、世界の成り立ちについての理解が深まるかどうか」。それによってメディアの価値は最終的には決定される。僕はそう思っています。

(太字は本書では傍点付き)

内田先生はこういうスタンスで、報道すべき事をしがらみの中で報道しなくなっている例や、視聴者に迎合して論じるべき点を論じていない例を挙げていきます。素晴らしい切れ味です。

僕もテレビや新聞の報道は、実はそれほど一生懸命見なくてもいいんじゃないかと思ってたんですが、それはどういう部分が原因かという所に、ぱあっと光が当たったような感じです。まさに「世界の成り立ちについての理解が深まった」。

知的な喜びってそういうところですよね。ほんとに爽快でした。

さて、知的な喜びはいいんだけど、そうやってよその事だけ批判して、自分を省みなかったら片手落ちです。理解が深まったなら、自分に生かさないと。

そんな時、ここの部分が漫画にも言えるんじゃないかと、引っかかったのです。

第四講でこういうことが論じられています。メディアが「定型」に則って語っているため、記事を書いているのが生身の人間ではなく「定型的文体」だということになってしまっている。だから自分に当てはめて考えないし、責任を取らないから言葉に重みがない。マニュアル化しているから言説を制御できず暴走する。

そしてこういう文章で締められています。ここが漫画に当てはまると思ったのです。

だから、ほんとうに「どうしても言っておきたいことがある」という人は、言葉を選ぶ。情理を尽くして賛同者を集めない限り、それを理解し、共感し、同意してくれる人はまだいないからです。当然ですね。自分がいなくても、自分が黙っても、誰かが自分の代わりに言ってくれるあてがあるなら、それは定義上「自分はどうしてもこれだけは言っておきたい言葉」ではない。「真に個人的な言葉」というのは、ここで語る機会を逸したら、ここで聞き届けられる機会を逸したら、もう誰にも届かず、空中に消えてしまう言葉のことです。そのような言葉だけが語るに値する、聞くに値する言葉だと僕は思います。

逆から言えば、仮に自分が口を噤(つぐ)んでも、同じことを言う人間がいくらでもいる言葉については、人は語るに際して、それほど情理を尽くす必要がないということになる。言い方を誤っても、論理が破綻しても、言葉づかいが汚くても、どうせ誰かが同じようなことを言ってくれる言葉であれば、そんなことを気にする必要はない。(中略)

同じことがメディアの言葉についても言えると僕は思っています。メディアが急速に力を失っている理由は、決して巷間(こうかん)伝えられているように、インターネットに取って代わられたからだけではないと僕は思います。そうではなくて、固有名と、血の通った身体を持った個人の「どうしても言いたいこと」ではなく、「誰でも言いそうなこと」だけを選択的に語っているうちに、そのようなものなら存在しなくなっても誰も困らないという平明な事実に人々が気づいてしまった。そういうことではないかと思うのです。

「言葉」を「漫画」に置き換えると、びりびりきますよ。「定型」にはまっちゃった、誰でも描きそうな漫画なんて、忙しいなら別に無理に読まなくてもいいって話ですよ。ぶるぶる。

自分も知らず知らずのうちに「定型」がすりこまれていて、「こういう漫画ならこんなもんでしょ」的な、「どうしても描いておきたい」わけじゃないシーンを描いちゃうことがあるので、気を付けないといけないなあと。

その点、今回仕事場で話題になって盛り上がった「おおきく振りかぶって」は、高校野球が大好きな作者が、高校野球のこういう所が好きなんだっと全力で伝えようとしている、「描くべきこと」を持っている漫画だなあと思います。面白い。何度も読み返した。

内田先生の今月の新刊は、「街場のマンガ論」だそうです。うわあ、より直接的なお題だ。買わないと。

物事は考え方次第だなあと思った。すごい腹の立つトラブルが、前向きに対処すれば、物事を変えるきっかけになる。すごい危機的な状況が、前向きに挑めば、そこから抜け出した時には新しい生き方を生む。10/10/9

一つトラブルが起きて、それに猛烈に腹立ててたんだけど、考えようによっては、ここをいい機会にできるなあと思ったのです。いやむしろ、いい機会にするために起きた?

危機的な状況の方は、僕の回りではなんと言っても出版不況ですが。

そこで「大変だ、どうしよう」と言ってるだけではジリ貧で。

この不況は構造的なもので、一因として、ネットに時間潰し需要を取られたというのがあると思うのです。

そこで、ケータイ漫画の方に活躍の場を求めようとしている人もいます。お客さんが流れた方に行く。それも一手ですね。

僕は時間潰しではない物を描く努力が大切だと思っています。それこそ「どうしても描いておきたいものがある」漫画。少年漫画はこうだとか、今売れてんのはこうだとか、その手の定型に囚われない漫画。

そのためにはまず僕が、なんとなく物事を思っているんじゃなくて、言葉に対して自覚的であるべきだと考えてます。ブログでもツイッターでも、日ごろから心がけていこうと思うのです。

スーパーの前の家は、都内のこの辺の新築がみなそうであるように、手狭な土地にゆとりなく建てられている。その家の駐車場にプランターがずらっと並んできれいな花畑ができていた。この辺車なくても困らない。戸建自家用車という旧来の幸福モデルを捨て、新しい豊かさを得ているような気がした。10/10/10

車を買えない不幸じゃなくて、あえて買わない幸せってあるよね。

あえて一つ捨てることによって、新しい豊かさが得られるというのは、これからの時代を生き抜く視点ではないかと思います。

出版不況も、一つ捨てたらどうにでもなるような気がするんですよね。前向き!

○ 今週の絵

今月はまずネームなんだけど、頭の回転数上げるために手を動かすのは有効。ということでちょっとだけペン入れを。

Spring8_14

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2010/10/10

vs栃木と練習試合と天皇杯vs神戸展望

2010J2第29節、vs栃木は1-1のドロー。

引き分けって、試合展開次第で気分的にだいぶ違ってきますよねえ。

ナベ先生のところで見ました。警戒していたリカルド・ロボ選手に先制弾を食らうも、キタジのゴールですぐに追いついて、その後ずっと攻めっぱなし。

まあこりゃ逆転するなと、二人して心に余裕を持って見てたもんだから、引き分けちゃったら、まるで負けたかのような精神的ダメージ。仕事場のテンションが下がりました……。

ほんと、攻め立ててたんですけどねえ。一番惜しかったのは、レアンドロさんのシュートかな。あれが決まってたらなあ。

キタジが交代したら、うまくくさびが入らなくなって、今の攻撃はキタジの好調が支えてるんだなあと実感しました。

3日の練習試合、vs大宮は3-4。

向こうのHPで先発チェックしたら、かなりいいメンバー。大宮は選手層厚いですね。レギュラー張ってた経験のある選手がずらり。

この相手に競ったのなら、うちの若手にはいい経験だったのでは。

なるべく早く、このレベルの相手にも勝てるようになってください。がんばれー!

8日の練習試合、vs流通経済大学は4-1。

U-19でレイソルユース出身の指宿君が活躍しています。あの年は大当たりで、トップチームには6人昇格。この試合に全員出ています。

やっぱり同期の活躍は刺激になってるだろうなあ。みんな、がんばろーぜい!

一つ上のU-21に呼ばれている工藤君が先制点。やっぱり代表でレイソルの選手が活躍していると、応援するテンションが違うので、工藤君も活躍して欲しいですねー。調子を上げて、公式戦でもバンバン点とって、U-21に行きたいですね!

比嘉君が2点目。3点目のオウンゴールも誘発したみたい。調子上がってきたのかな。もともと二種登録され代表にも行ってた逸材なので、楽しみ。

さて、天皇杯三回戦がやってきます。偵察のために見たのが、J1第25節、神戸vs川崎、0-4。

スコアは開いたけど、それほど差を感じる試合ではなく。川崎はナビスコ杯があって強行日程だったので、コンディションに不安があり、そこまでごり押しではなく、神戸もちゃんと攻めていました。

差が出たのはFWの決定力。特にジュニーニョ選手が大活躍。

1点目は中村選手の縦パスに抜け出し逆サイドネットへ落ち着いて決め、2点目はDFをを抜ききらないタイミングでクロスを供給してアシスト、4点目ではDFの股間をトウキックで抜くシュートでタイミングを外す。

対する神戸はビッグチャンスを決めきれない。

FWの個の力は試合を決定付けるなあと、強く感じた試合でした。

というわけで、大敗したけど、神戸の調子自体は悪くないと思います。それを踏まえた神戸戦の展望は。

守備では。

まずパスの供給源、ボッティ選手を潰すこと。ボランチでゲームを組み立てています。自由にさせたくない。

大久保選手が帰ってくるようなので、要注意。

ポポさんのFKは決められたくないですねえ。

攻撃では。

前節、松田監督の栃木SCに守りきられ、そして神戸はその松田監督がカウンター戦術の礎を築いたチーム。選手のレベルはぐぐっと上がるけど、課題は同じじゃないかなと思うのです。

縦のくさびからダイレクトパスを交えたコンビネーション。中央に寄せたら、空いたサイドをドンと突く。

そして今度は決めきれるか。好調のキタジのゴールをこの試合でも期待します! 高校生のころから見てるけど、今これからがピークなんじゃないかと最近思うのです。がんばれー!

毎年天皇杯は下克上が起きるのに、なんか今年は少なくて。このまま無風じゃ、ナビスコ杯と何が違うのかということになってしまう。

つまりその風を起こすのが、うちらの役目というわけだ!!

勝ちましょう!!

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2010/10/09

深夜に帰宅

最後駆け足だったけど、もう一つお手伝いを終えて帰宅しました。車で送ってもらったのです。

お手伝いの成果は、多分近日中に。

それ以外では、遊んでてジャンピングボレーを披露して。

年甲斐もなくそんなことをしたら、今、脚が痛いです。運動不足(^^;;)

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2010/10/08

仕事終わってもう一つ

仕事終わりましたー。

今回もピンチ。単純に作業量が多かった。

さて原稿は終わったけれど、もう一仕事。

仕事中に急遽決まったんで、それをやってから明日帰宅。

ちょっと楽しみなお手伝いです(^^)/

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2010/10/07

定形からの逃走

仕事中の日記は、作業ばっかで代わり映えしない日々だから、何の話してたかぐらいしか書くことないですねー。

本日は、定形からの逃走について。

僕たちが学校教育で学んできたことは、ぶっちゃけて言うと、単語や年号や公式の暗記、解き方の習得、それに問題当てはめて要領よく解くことがほとんどで。

でもそのやり方は、創作には向かない。

売れている物を正解として、そこに当てはめて作られた定形の物は、最悪の場合、ただのパクリだ。

創作者は定形思考のくびきから逃れなくてはならない。

逃げ出しますよー。

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2010/10/06

希望の道

仕事に追われて、見たサッカーの感想を書くひまないので、そちらは週末にまとめて。

本日仕事場での話題。

人は希望の道があれば、前向きに生きていける。

達成が容易か困難かはさておき、ゴールがあって、そちらに向かって進めばいいのだと分かっていれば、心は軽い。

ただ、今はその道が用意される時代ではなく、自分で切り拓かなければならない。

今日ナベ先生と話していたのは、そんな希望に関する話。

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2010/10/05

語るべき言葉

「街場のメディア論」に、「語るべき言葉」と「定型」について書かれていて、その通りだなと思った。

そして、これ漫画にも当てはまるなと思った。

語るべきものを持たない漫画は漂流する。

漂い、どこにもたどり着かず、大海原で泡のように消えるだろう。

「おおきく振りかぶって」を読み返している。

語るべきものをしっかり抱いた漫画だと思う。

僕は、そういうものを描く。

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2010/10/04

移動して

ナベ先生の仕事場です。

忙しさにネタを用意できず、普通の日記。

移動中、内田樹さんの「街場のメディア論」を読みました。

すごく勉強になったので、感想を後日。

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2010/10/03

シェルクンチク 第49楽章 シェルとハーモニーの狂詩曲Ⅰ

今回は小ネタではなく、大ネタです。

それも超特大。

○ ハーメルンのバイオリン弾き シェルクンチク 第49楽章 シェルとハーモニーの狂詩曲Ⅰ (渡辺道明 ヤングガンガン)

前回、なぜ一番後ろのいいシーンではなく、伏線のシーンを選んだかというと、まさにその時、僕がこの見開きを描いていたからなのでした。また一歩どころか、直前の伏線だったのです。

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クラーリィに事情を説明して理解を得、さあここで大魔法使いになってみんなを助けるぞと意気込むシェルの前に、突如現れたハーモニー。

実はもう手遅れだったのです、という現実を、突きつけられた瞬間。

それまでの前向きなシェルの気持ちを、谷底へと突き落とす見開きです。

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2010/10/02

今週の雑感記 路線変更

涼しい通り越して寒い。先週前半はまだ暑かったと思うんだけど、何この急変ぶり。作業机が年中出しっぱなしのコタツなので、スイッチ入れちゃおうかと考えてるところ。

この異常気象が温暖化の影響だと考えると、これからもっとすごくなる予想。となると、代替エネルギー開発が焦点になる予想。僕の希望は自然エネルギー。それと、漁業資源が枯渇しそうなことがあいまって、二十年ぐらいしたら、尖閣諸島の問題は自然消滅するのではないかという大胆予想。

10/9/27

僕は発想がSFっぽくポーンと未来へ飛んでしまうことがあります。そんな予想。一応根拠はあるんですよ。そこがSF(サイエンス・フィクション)。

海底の石油とか天然ガスとかメタンハイドレートとかが欲しいので、領土問題になってますが。二酸化炭素削減は上手く行ってないので、温暖化はますます進み、異常気象が頻発するでしょう。そのうちそんな温暖化ガスを出すエネルギーはもう使えないというぐらいになれば、ただの離れ小島。

代替エネルギーは原子力より自然エネルギー希望です。日本の地熱エネルギーは、火山国だけにすごいらしいじゃないですか。そういうのがいいな。

漁業も「イノチのタイカ」を描いた時に調べたんですが、もう持続利用可能な漁獲量を超えているので、そのうち養殖が普通になるのでは。そして生産者の努力で、養殖魚の方がおいしくなるのでは。エース種牛ならぬ、エース種マグロとか。

あとは海洋覇権。どうなりますかねえ。

ナベ先生と仕事の電話。ちょっとそれて、別の話に。ナベ先生は「カスタード君、スフォルツェンドへ来るの巻」を思いついたそうだ。楽しそう。10/9/29

RTされてたのでちゃんと説明。「カスタード君、スフォルツェンドへ来るの巻」補足、その一。楽しい学園物イベントを余りやらないうちに物語が進んでしまったことを悲しむナベ先生が、モブに紛れているカスタード君達で脳内補完していたら、ちゃんとした冒頭からのプロットが出来た、という話です。

「カスタード君、スフォルツェンドへ来るの巻」補足、その二。現在仕事の電子化模索中なので、慣れるための習作を兼ねて描きたいそうです。ただ、仕事の合間をぬう亀の歩みで、どうなるか分かりません。気長にお待ちください。10/9/30

ぽろっとつぶやいたらすかさず反応が。カスタード君たち、愛されてるなあ。

電子書籍の波が結構身近な所まで来ていて、それ用の仕事って出来ないかと模索していたり。

作業のデジタル化を模索してるけど、ぶっつけ本番はあれなので練習が必要だったり。

描きたい学園エピソードが死蔵しそうになってたり。

そんな問題を一気に解決する、一石三鳥のアイディアです。

後は作業時間が取れるかどうか。そこが壁(^^;;) ナベ先生、がんばって!

さて、僕の方はと言いますと。

風呂上り休憩ー。風呂でネタ出し。敵組織がフツーに悪そうなイメージだったけど、テーマを考えたらそうじゃないなと。別の怖さを出さねばならぬ。参考になるものはなんだろうと、しばし考えてた。10/9/27

走りながら考えてたこと。敵の組織をよくある感じにしないのはいいとして、どうやって緊張感出すか、アイディアがいる。あと、仮でつけてある名前を、ちゃんと意味のある名前にしないと。10/9/28

おはようございます。昨日までの進み具合と、来月の予定を考えた結果、ちょいと路線変更せねばならぬようです。10/9/29

僕も同人誌兼電子書籍用の弾として、どんどん描くぞと張り切ってましたが。

10月にネーム一本プロット一本の締め切りがあり。当然そっちが優先なので。

原稿描きながらネタ出ししてましたが、いったん原稿止めてネーム作業しないと。

すると、今描いてる長いのは、どうも間に合わない雰囲気(+_+)

短いのに切り替えます。

○ 今週の絵

ペン入れ途中でストップ。

Spring8_12_2

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2010/10/01

サッカーあれこれ 千葉vs栃木と栃木戦展望

2010J1第24節、京都vs磐田0-1。

古賀さん先発。もう欠かせません。

開始早々の一点を守った磐田が勝利。前田選手の得点。ゴール前の浮いたボールにとっさに反応。

京都も悪くなかったけれど、点が取れるストライカーの有無が試合を分けた感じ。結果論じゃなくて、磐田は前田選手を中心とした攻撃パターンが、きちんと共有できています。

今日も交代出場のミノル君を含め、中盤が激戦区になっているけれど、ここで「いい選手」から一段レベルアップした人が出てくると、すごく強くなるのではという予感がします。

神戸vsC大阪、0-0。

神戸の監督交代は吉と出た模様。同じ守備から入るカウンターサッカーだけど、ずっとアグレッシブになっていました。

C大阪自慢の3シャドーは、さすがの個人技を見せていたけど、どこか窮屈で、上手く守られてたんじゃないでしょうか。攻撃力でJNo.1の座を争うC大阪を完封したことは、神戸にとって光明だと思います。

天皇杯の次の対決は神戸ですが、調子を上げてくるんじゃないかと予想。そういう神戸とどういう戦いができるかは、来年の試金石だと思います。

J2第28節、千葉vs栃木、2-1。

千葉が前半にさくさくっと2点先取。一方的になるかなと思ったら、そこからちょっとばたばたに。昇格争いも、競ってくると平常心保つの大変なんだよねえ。

次に対戦する栃木。展望も含めて感想を。

監督は元神戸の松田監督で、お得意の4-4-2で3ライン作ってカウンターの戦法です。よくまとまったチームです。

パウリーニョ選手が効いているなあと思ってたら、もつれた時に相手を膝で小突いて赤紙退場。監督も抗議してたら退席。次節出場停止。これはウチに有利な情報。

10人になってもがんばる栃木は、リカルド・ロボ選手が得点して一点差に追い上げました。DFの前に入り身体でブロックしながら巧みにシュート。要注意です。

ウチとしては、前節福岡戦で見せたように、ブロックの間にどんどんパスを入れて崩したい。攻撃のレベルは上がってきていると思うので、期待大です。がんばれ!

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