シェルクンチク 第48楽章 学校への帰還Ⅱ
この回は大ピンチでしたよ。僕が。
疲れがたまっていたようで、そいつが決壊。どっと熱が出て寝込み、仕事が遅れ、梅木君に泣きついて、助けてもらったのです。
そんなピンチの中描かれたこの回、紹介するのは最後のページとどちらにするか考えたけど、こちら。
○ ハーメルンのバイオリン弾き シェルクンチク 第48楽章 学校への帰還Ⅱ (渡辺道明 ヤングガンガン)
ピチカー島から帰ってきて、事情を整理する回。そういう回はともすれば、単調な会話劇になりがちです。それを回避すべくナベ先生は知恵を絞っていました。ただしゃべるだけにならないように、説明以上の意味を持たせるように。
その会話の中にこっそり張られた伏線。
事件の核心にものすごく近づいた瞬間ですが、クラーリィはまさかシェルの幼馴染とは知らず、シェルはまさかハーモニーとは知らず。読者だけがああっと気付いてやきもきする仕掛け。
三巻でハーモニーが登場してから、じわりじわりと進んできた事態が、また一歩。
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