NOAH5/22,23,29 そろそろ一年
W杯で、すっかりプロレス溜め込んでしまってるのです。がんばって消化しなくては。
まずは五月分の感想。
5/22後楽園ホール。マイティ井上レフェリー引退記念興行。
第四試合、金丸&平柳vs丸藤&青木。平柳くんはふてぶてしさに拍車が掛かり、ヒール殺法に何か風格が。ロープに振ると見せて後ろからローブローは考えた。いい技だ。
試合後KENTAがやってきて、金丸、丸藤と三つ巴でマイクアピール。役者がそろってくると、やっぱり楽しいですね。
第五試合、杉浦&谷口&斉藤vsバイソン&キース&フィッシュ。GHCタッグの前哨戦。
一番の見せ場は試合後。谷口君がリングに残り、バイソン&キースとにらみ合い。乱闘に。前哨戦ではよくあることだけど、いつもと違ったのは、谷口君の気合。
真面目で不器用で、どこか「気合を表に出せと言われたので、一生懸命出してみた」感じがしていた谷口君。
ところがこの日は、乱闘後、杉浦さんになだめられて控え室に引っ張られていく。作られた気合じゃなくなってきました。これからが楽しみ。
セミファイナル、吉江vs佐野。吉江さん、佐野さんを下す。
着々とNOAH侵攻中のはずなのに、外敵というよりすっかり受け入れられているのは人徳です。なんかねえ、いい感じにNOAHのリングが似合ってるんですよねー。
それにしても吉江さんのボディプレスは見事。ランニングしてのものもダイビングのものも、どんぴしゃのタイミングで圧殺。技もお腹も磨き上げられてるのです。
メインイベント、秋山&高山&佐々木vs森嶋&潮崎&井上。しかしこの試合は井上vs井上でした。
雅央さん出ずっぱり。そしてマイティさんと存分に掛け合い。雅央さんのアピールにマイティさんが突っ込む、あの思わず笑ってしまう楽しいシーンが大好きだった。
それもこの日で見納めです。寂しいなあ。
マイティさん、お疲れ様でした。
5/23新潟市体育館。
メインイベント、AAA世界タッグ選手権試合、森嶋&石森vs潮崎&青木。青木君がんばった。
序盤捕まってローンバトル。終盤にも捕まってピンチ。しかしそこから粘り、潮崎君に繋ぐ。森嶋くんへの意表をついたトペ、カットを防ぐ好プレーも。そして潮崎君のゴーフラッシャーが決まり、ベルト初戴冠。
善戦できるようになってから、結果をきっちり出すまでが、結構険しい道なのです。青木君うれしそう。おめでとう。
5/29広島グリーンアリーナ。あの悲劇から、そろそろ一年。
第五試合、佐々木&森嶋vs佐野&小川。健介さんが小川さんをフォール。
結果は順当なんだけど、バックステージで、健介さん大喜び。生涯初フォールなんだって。
実は昔若手の頃に、全日でいっしょだった二人。前座でよく戦っていたそうな。なんか微笑ましい。
第六試合、杉浦&谷口&相島vsキース&高山&吉江。GHCヘビーの前哨戦で、GHCタッグの前哨戦。
タイトルマッチに絡むみんな、気合十分。勝った吉江さんは人数合わせのカードに不満をもらし、こちらも気合十分。楽しみだなー。
メインイベント、バイソン&斉藤vs秋山&潮崎。三沢さんが亡くなったカードをその広島で。
あの試合、亡くなったという事実を知ってからの放送だったので、録ったけれども見ていないのです。辛くて見れない。
いまだにHDDレコーダーに残ってるけど、見れる日が来るのかな……。
でも、選手たちは、みんな前を向いている。三沢さんが命をかけたプロレスを、守っていくことが一番大切。
みんな、がんばれ!
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