GOSICK
レギュラーの仕事の他に、今週は単行本作業があるのですが。
思ったより多いようです。がんばらにゃ。
○ GOSICK (桜庭一樹 富士見ミステリー文庫)
第一次大戦後の欧州。スイス、フランス、イタリアと国境を接する小国ソヴュールにある、貴族の子弟の学校、聖マルグリット学園に留学してきた、帝国軍人の三男坊、久城一弥(くじょう・かずや)。大図書館てっぺんの秘密の部屋に入り浸る、謎の美少女で名探偵、ヴィクトリカと仲良し。
ひょんなことから二人は、受け取り主が亡くなったディナーの招待状を見つけ、出かけることにする。会場は豪華客船。そこで二人は事件に巻き込まれ……。
ミステリーには個性的なキャラクターが多いような気がします。例えば、人が気がつかない細かい所まで気がつく人、という基本設定から転じて細かい所にうるさい人になり、偏屈だったり完璧主義者だったり潔癖症だったり。
そういう変な人はよく動くので、見ていて楽しい。
この作品もそこが楽しかった。真っ直ぐ素直な一弥と、謎が多く、頭はいいけどかなり変わった性格のヴィクトリカ。変人名探偵に素直な相棒は黄金パターンで、この二人もいいコンビです。
キャラクターが気に入ると、二人の活躍が気になるわけで。続きも読まなきゃ。
角川文庫から出直したみたいなので、そちらの画像も。
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