GOSICK Ⅳ 愚者を代弁せよ
千葉戦の感想書こうとしてたんだけど、緊急事態で忙しくなったので、そちらは明日。
今日図書館に本を返しにいったんですが、まあその道中の暑いこと。仕事柄涼しいところに引きこもりな僕は、息も絶え絶え。
読書も命がけですよ、もう(^^;;)
○ GOSICK Ⅳ 愚者を代弁せよ (桜庭一樹 富士見ミステリー文庫)
ヨーロッパの小国ソヴュール王国にある、聖マルグリッド学園。貴族の子弟の教育機関として長い歴史を持つが、その陰にはいろいろな秘密が隠されていると噂される。
その学園にある古い時計塔。それにまつわる怪談話。実際その時計塔では、過去何人もの人が変死を遂げているという。ある朝、一弥は時計塔で瀕死の人を見つけ……。
一弥のクラスメイト、イギリスからやってきた快活な女の子アブリル。各巻冒頭辺りで事件を暗示するような会談をしゃべったりする役回りで、これまでも登場していましたが。
同時に、一弥に好意を持っていて、全く姿を見せない謎のクラスメイト、ヴィクトリカと仲がよさそうなのにやきもち焼いたりしていたのです。ところが一弥はそちら方面にまったく鈍く反応は薄く、一人空回りしている様が可愛らしくて。
一弥とヴィクトリカの関係は、事件を重ねるごとにだんだん深まっていたので、アブリルはどうなっちゃうんだろうと思っていたら。
この巻で、ヴィクトリカがクラスに初登場、アブリルとご対面。
つい意地悪しちゃうんだけど、超然としてふてぶてしいように見えるヴィクトリカが、実は他人に慣れてなくてものすごく緊張していたり、憎まれ口を言う割りに傷つきやすい事に気づいたりして、優しくするアブリル。いい子ですねー。
謎解きも面白いんだけど、この三角関係の行く末もとても気になるのです。
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