NOAH3/28,4/10 グローバル・リーグ戦'10その1
5/2の武道館に行って、この目でしかと見届けたグローバル・リーグ戦'10。
感想をぼちぼちと。
3/28 パシフィコ横浜 展示ホールD
第三試合、ヨネ&平柳vs森嶋&梶原。
メキシコで森嶋&石森組がタッグベルトを奪取しました。試合前、森嶋君の持ってきたベルトを奪って放り投げる不埒を働く平柳君。
梶原君をフォールした後、マイクアピールでベルト挑戦表明。気合は入ってるなと思ったら、そういうことかー。楽しみ。
第五試合、GHCジュニアヘビー級選手権、王者金丸vs挑戦者石森。
試合序盤バックドロップを一回転して着地しようとした金丸さん、空足を踏み膝を痛める。石森君は当然そこを攻めますが、攻め切れずに、スーパースターエルボーを外されて丸めこまれ敗戦。
反省しきりの石森君。でも、そこを嬉々として攻められるかどうかは人によります。そして、ルールに即した勝敗一直線ではない、非合理なところにプロレスの面白さはあるのです。がんばれー!
第六試合、グローバルリーグ戦'10Aブロック、力皇vs佐野。
張り手合戦に負けた佐野さん、青息吐息。ほとんどやられっぱなしで、力さんの勝利は目前。そう思われた瞬間。
佐野さんソバット連発、ハイキック、そして必殺の顔面ソバットで、一気に逆転勝利。ほんとすごい切れ味。見ててぞくっとしました。
メインイベント、グローバルリーグ戦'10Bブロック、丸藤vs高山。序盤みずからアップライトに構え、高山さんを挑発、打撃とグラウンドに誘った丸藤さん。
しかし高山さんのヘッドロックでしびれてしまい、大ダメージ。その後炸裂する膝爆弾に、もう敗戦寸前と思いきや。
バックを取られたところから切り替えして丸め込み、大逆転勝ち。これがヘビーと戦える武器。かっこいいー。
二試合続けての大逆転、しょっぱなから目が離せないグローバルリーグ戦でありました。
4/10 後楽園ホール
第五試合、丸藤vs潮崎。潮崎君復帰試合。試合は丸藤さんの腕攻めと潮崎君の逆水平チョップという展開に。
欠場の原因となった潮崎君の右腕の怪我。そこに攻撃を集中する丸藤さん。多彩な腕攻め。
胴を抱えるのではなく、腕を後ろ腕に絡めてのバックドロップなど、随所に閃き。素敵です。
それに対して、どんなに攻められても右腕での逆水平チョップとラリアットにこだわる、潮崎君の愚直さ。これまた素敵。
第六試合、AAA世界タッグ選手権、王者森嶋&石森vs挑戦者力皇&平柳。平柳君の意気込みに、力さんが応えてタッグ結成、タイトル挑戦へ。
この間のGHCJr.ヘビー級タッグ王者決定トーナメントといい、平柳君が普通にタイトルに絡むようになって、感慨深いです。
獲るために、あともう一歩。がんばれ。
第七試合、グローバル・リーグ戦'10Bブロック、ヨネvs川田。
川田利明には、いつもどこか哀愁が漂っています。
小さな身体で無理矢理体重増やしてヘビー級となり、いつも自分よりも大きい相手と真っ向勝負をしてきた。多くを語らず、だがリングの上では雄弁で、体格差があってなかなか上がらないパワーボムを、それでも決めようと力を込める姿に、気概を感じてみんな声援を送る。
そんな川田さんがリーグ戦参戦。正直年齢的に、往年のデンジャラスKの姿ではないです。そこを物足りないと言う人がいるかもしれない。
でも歯を食いしばってがんばる姿を見ていたら、これも川田利明だなあと思ったのでした。というか、むしろ昔より応援できるかもしれない。がんばれ!
メインイベント、グローバル・リーグ戦'10Aブロック、秋山vs佐々木。
とにかく、すんごい試合。
二人ともすごい気合でスタート。まず健介さんの秘密兵器、肘鉄砲が火を噴きます。糸が切れた操り人形のように、がくんと崩れ落ちる秋山さん。ぞっとしました。
しかし秋山さん、一瞬の隙を突いて伝家の宝刀フロントネックロック。
その後もどちらかが有利になれば、一瞬にして逆へ傾く。会場大興奮。ほんと、すんごかった。
この敗戦を見た時には、まさかこの後、決勝へ行くとは思わなかったんですが。秋山さん、がんばったなあ。
| 固定リンク
「プロレス」カテゴリの記事
- 小橋さんの引退とNOAHの凋落(2012.12.26)
- 5/8NOAH有明コロシアム シリアスな闘い(2011.05.24)
- 2/19NOAH 暗雲漂う(2011.03.04)
- 2/16NOAH もう一歩上(2011.02.25)
- 2/11健介オフィス 若いモンに託す(2011.02.19)
コメント