NOAH2/24,28 なぜか反省
2/24小田原アリーナ大会。
メインイベント、力皇&ヨネ&金丸vs佐野&高山&斉藤。
前哨戦のタッグに+1の6人タッグ。+1がジュニアの金丸さんとヘビーの斉藤さんというところで、王者側が押されるだろうなーと思ったし、フォールされるのは一人ジュニアで不利な金丸さんかなーとも思っていたけれど。
実際、金丸さんがフォールされた時には、タッグ王者の二人もほとんどKO状態という大完勝劇。前哨戦としては王者組大ピンチ!
しかし、見るのが遅れたため、結果を知っているのだった……。せっかく盛り上がっているのに、惜しいことした……。
プロレス見る暇もなくなるって、スケジューリングに問題あるだろうと、プロレス見ながらなぜか仕事の反省してたのでした。
2/28日本武道館大会。
第一試合、小川&井上vs中嶋&起田。テクニシャンなヒールが大好きな僕には、そりゃもう大満足の試合でした。
ベテラン二人、完全にペースを掴み、中嶋君ローンバトル。派手な技はないものの、ダメージは確実に蓄積、足を破壊され中嶋君は動けなくなり。
まあちょいと花を持たせといて、最後は雅央さんがアルゼンチンバックブリーカーで起田君からギブアップ。完勝。すてきー!
第三試合、本多&マルビン&石森vs斉藤&エドワーズ&フィッシュ。この前のJrタッグリーグで対戦しているマルビン&石森vsエドワーズ&フィッシュの間に激しい火花が散っていました。
試合も激しかったけど、試合後リッキーとフィッシュ選手の間で乱闘。プロレス上のパフォーマンスというより、素の乱闘ではないかという雰囲気です。アメリカ人とメキシコ人だからだろうかと邪推。
第四試合、佐々木&秋山vs丸藤&論外。谷口君欠場により、論外選手がやってきた! 持ち味を存分に出した楽しい試合。
全部激しい試合だと疲れちゃう。こういう箸休め的試合があるといいですね。
第五試合、青木篤志閃光十番勝負第10戦、vs鈴木みのる。
青木君完敗です。まずグラウンドの勝負で負け、スタンドでは打撃で打ち負け、インサイドワークでも負け。一通りの事はしたけれど、勝負に持ち込むことはできなかった。
多分それは本人が痛いほど感じていたでしょう、負けた後の表情が物語っていました。
でもこういう悔しい敗戦が肥やしになるのだ。プロレスはそこからどう這い上がるかを見せるものでもあるのだ。がんばれ。
第六試合、川田vs森嶋。試合前のあおりビデオで、テリー・ゴディよりも森嶋君の方がもう大きいことを改めて確認。それであれだけ動くんだから、ほんとに怪物ですよ。
その森嶋君の圧力に、ほんとにきつそうな川田さん。しかし最後真っ向勝負の殴り合いから、一発いいのを食らわして、蹴っ飛ばしてのピンフォール。試合時間は10分27秒。
めっちゃ濃かった。タフネスロングマッチだった四天王プロレスと、違う世界がそこに。
第七試合、GHCタッグ選手権、王者力皇&ヨネvs挑戦者佐野&高山。カットに入る王者組にブーイングが飛びます。
かわいそうだなあ。ディス・オベイはキャラ立て失敗してるんですよね、漫画的に言うと。何したいのか中途半端にしか見えなくて、中途半端に試合を壊す。
対するUWF先輩後輩コンビはしっかりキャラ立ち。影の実力者佐野さんの本当の実力が今ここに! そしてまだ未戴冠の佐野さん、それを立てる高山さん。自然とみんなが感情移入。
最後解説の秋山さんまでもが、佐野さんがやられてうめき声。佐野さんまたあと一歩で届かず。惜しいー。
王者は苦しい道が続きます。がんばれ。
メインイベント、GHCヘビー級選手権、王者杉浦vs挑戦者真壁。
試合序盤は基本的な、でも力のこもった攻防。しかしレフェリー誤爆で無法地帯。いすでひざを破壊される杉浦さん。その後花道へのパワーボムで大ダメージ。
ほとんど挑戦者優勢で進んだ試合、最後は一瞬の勝機を逃さず、杉浦さんの雪崩式オリンピック予選スラムが炸裂。逆転勝ち。大熱戦。すごくいい試合だった。
そんな試合後の杉浦さんインタビュー、もっとお客さんを呼びたいと。
お客さんの入りは芳しくなかったそうです。地上波がなくなったからかな、つらいなあ。試合内容はむしろ一時期より上がっているんじゃないかと思うぐらいなのに。
ここをどう乗り切るか、団体の力が問われてる。プロレスに限らず、各所で起きる未来へのケーススタディとしても興味深いです。
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