まんがあれこれ 9回裏2死
この間、試合がクライマックスを迎えつつあるスポーツ漫画について書きましたが。
9回裏2死まで来ております。
○ ダイヤのA 第185話 咆哮 (寺嶋裕二 週刊少年マガジン)
頭部デッドボールを受けて立ち上がる相手選手の咆哮。
このテンションがすごい。確かに勝負にかけている時って、自分の身体なんて二の次になっちゃうんだよねー。
当然主人公も相応のテンションだったので、その分ダメージも大きいわけで。さあどうなる。
20巻が出ました。
○ 最強!都立あおい坂高校野球部 第246球 マサハルの言葉! (田中モトユキ 週刊少年サンデー)
9回2死、最後の打者は相手の超高校級の四番。
相手はこの状況に対してもポジティブシンキング、緊張感すら前向きにとらえている。対する主人公は飲まれちゃってて、相手が大きく見えていて、コントロールも定まらない。
ありますよねえ。高校野球で9回後一人から突然投手が乱れること。
相方の捕手の言葉で平常心を取り戻した主人公。それを一発で表す、見開きの普通に見えた打者の絵。いい絵だなあ。
さあカウントは2-1、こちらもどうなる。
こちらは24巻。
○ ハーメルンのバイオリン弾き シェルクンチク 第39楽章 妖精たちの前夜祭Ⅱ (渡辺道明ヤングガンガン)
この回は大変でした。ネームがなかなか決まらず、ナベ先生の仕事がどんどん遅れていく。梅木君が助っ人に来てくれて助かった。自分の漫画もあって大変なのにありがとう。
今回はグローリア帝国の野望の巻。彼らの狙いが語られる話。
国力の弱ったグローリアは、従来のスピリットアーツから妖精兵器を生み出し、さらに魔族の力を取り入れ一発逆転を狙っているのです。その犠牲者が、シェルでありピロロであり、ハーモニー。
戦う人形のようなハーモニーの奥深くに密かに沈む悲しみを、フルートが気づく。そういう思いを受け止めるのは、やはり聖女フルート。
さあ、この悲しみをシェルは救うことが出来るのか。
4巻今週発売です。
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