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2010/03/08

自由主義出版の可能性 その2

最近続けているテーマですけれど。

さらに、どういう作品に可能性があるのか、考えてみましたよ。

ナベ先生と話題になっているのは、じっくり描く漫画。商業誌では今とても描きづらい。

過去の名作で例を挙げれば、分かりやすいのは「がんばれ元気」とか「六三四の剣」とか。ちっちゃい子供の頃の生い立ちから描く大河ドラマは、出だしの幼少期に人気が取れるか不安があるので、なかなか採用してもらえないような気がします。

そこまで極端じゃなくても、冒頭地道にキャラ立てする漫画はつらそうです。

ただ、これは専業で描ける状態じゃないと、営業力の弱さ、お客さんを選ぶ描き方、さらに進みが遅くてやきもきという三重苦になってしまうので、かなりハードルは高いでしょう。

本人にブランドがある人が、ライフワーク的にやるのかな。

ナベ先生はとにかく、思う存分ギャグが描きたいらしいです。

ナベ先生の場合、ギャグをたっぷり描くとその分進みが遅くなるという、シリアスとギャグを混ぜるが故の宿命があり。なのでシェルクンチクでは、前作と同じ、ギャグでキャラ立てて何巻かしたらシリアスモードに、という手法が許されなかった。

ギャグはたっぷりシリアスもじっくり、というのがナベ先生の好みなのですが、今のご時世、商業誌でそれは難しいのかなーと申しておりました。

じっくり型の漫画は、僕も描いてみたいです。そしてそういう企画は、ことごとくはねられてきました(^^;;) やっぱ、難しいんでしょうね。

ほのぼのとした漫画も、大当たりが望みづらいので、商業誌では分が悪いような。

女の子主人公にして萌えを加える、とかになっちゃいますね。そっちじゃないやつも、好きな人いると思うのです。

生活芝居を見せる物も、好きな人いると思う。ちょっといい話的な。

個人的にはSF。基礎知識がいるので読む人選ぶ。腕次第で読みやすくすることはできるけど、それでもどうしても。でも、そこを越えると、すごいシーンとかかっこいいシーンとか描けるので、おもしろいはず。

そういえばこの間打ち合わせで、剣と魔法のファンタジーももう厳しいと言われました。でも、好きな人は好きですよね。

という辺りが、僕の回りで語られる、商業誌では敬遠されちゃうけど好きな人はいそうな漫画なのですが。

他にもまだまだ、ニッチな市場はあると思うのです。皆さんが読んでみたい漫画は、どんなものでしょうか?

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