まんがあれこれ ピロロの夜想曲
大忙し中ですよ。
↓これの次の回が大変なんですよ……。
○ ハーメルンのバイオリン弾き シェルクンチク 第37楽章 ピロロの夜想曲 (渡辺道明 ヤングガンガン)
今回は直前までネーム変更があって、ナベ先生大変でした。今まで小出しにしながらパズルのピースをたくさんばら撒いていたわけですが、そろそろがちっと組み合わせる時期なわけで。
今までの伏線を回収しつつ、話を盛り上げていくというのは、ほんと、複雑で繊細で、それでいてパワーのいる大変な作業です。
そして、パズルの出来上がりの絵は本人にしか見えていないために、孤独でつらい戦いです。がんばれー!
冒頭、ストリングス姉妹の夜営シーン。
裏返しにした熊皮の寝袋に、水辺のトーンかなんかを貼ったら皮下脂肪にうっすら残ったお肉が表現できるのではないかと提案しようとして、思いとどまりました。それではえぐすぎる(^^;;)
シェルの事情が語られ、最後にあの人たちが登場。
前作のキャラをどう絡めるかは、ずっと話題に上っていました。キャラクターが立ってるだけに使いどころが難しい。
ここが使いどころ。上手くはまってほしいですねー。
四巻が3/25に発売。おまけ漫画を仕事場で見ました。おもしろかったです。
○ 神のみぞ知るセカイ FLAG87 プリンセス・ダウト (若木民喜 週刊少年サンデー)
先が読めない話って、単に予想を外してるだけの場合があり、そういうのはあんまり好きじゃないんですけれど。
微妙に前と絡めて予想を外されると、おお、そんな手だったのか、と心地よい。
乙女ゲーにはまっていく桂馬は、ストーリーとは関係ないギャグシーンなのかと思ってたら、関係あった!
作者の手のひらの上で転がされて、なんかもう、最後のセリフがすごいかっこいいような気がしてきます。ぞくぞくした。
どうなるのかなー。ほんと、楽しみ。
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コメント
以前にもコメントを書いた、『ハーメルン』の一ファンです。
前回のコメントを書いてからすぐ、転勤のため引っ越したのですが、引っ越して早々一発目のヤングガンガンを見てビックリ!!「ハーメルきたぁぁぁぁぁぁ!!!」
新しい環境への不安で下がりっぱなしだったテンションが、一気に上がりました!懐かしいキャラの効果、恐るべしです。
それにしても、フルート若過ぎですね(汗)。もうちょっと老けてるかと思いましたが、15の時とほとんど変わってない・・・。
まあ、「あくまでイメージ」ってことなんでしょうし、いちファンとしても老けたフルートを見たいかどうかといわれたら微妙なので、オッケーかな、って感じです。聖女は年をとらないのだっ(?)。
この調子で、サイザーさんやライエルも出てきて欲しいな。もちろん、二人の娘のオカリナちゃんも早く見たいですしね。
投稿: ごぜん | 2010/03/15 23:36
ハーメルは魔王や天使の血を引いていて、人ではないので年の取り方が違う、フルートはホルン様同様、聖女なのでやっぱり力のあるうちはあまり見た目老けない。
クラーリィはおまけ漫画にあったように、謎の若返り魔法かなんかを習得した模様。多分、今、スフォルツェンドの女性の間では、垂涎の魔法だと思われます。
じゃあライエルはどうすんだって話ですが(笑)。
作中で年月が経った時、キャラクターをどう描くかは難しいですよね。リアルに老けさせて、「えっ、こんなにしょぼく?」というのもいやですしねえ。
投稿: かわせ | 2010/03/17 03:41
ついに前作のキャラが登場&シェルの秘密、前作のハーメルの様な事をしたのはグレート、じゃなくストリングス姉・・・でしたね(^0^;)A
アンチエイジング魔法・・・サプリやコラーゲン注射、プラセンタ点滴より即効で手術より安全なんだろうかな(^^;;)
ライエル・・・「魔女たちの●時」の出演者(40代なのに20代と思われる人等)と同じと考えれば・・・(^^;)A
オカリナちゃん・・・二次創作のサイトでハーメル&フルートの長男をストーカーまがいする一途キャラと一時チャットしていましたが・・・(^^;;)そういえばグレート、リュートの他の兄弟は登場するのでしょうか・・・気になります
*(^^)*
投稿: みゅー | 2010/03/18 21:37
>ハーメルとフルートの子供達
ケストラー似の子供がどういう風に育っているのかが激しく気になります。
>聖女の力
聖女パワーすげー!クラーリィでさえ歯が立たなかったベースの魔法を一発で押さえ込むだけある!
もしかして、近年美少女ゲームによくいる“ヒロインのお母さん”が驚異的に若いのも、聖女ぱぅわの成せる技かっ!!(得てして皆優しくて母性に溢れてるし・・・)
・・・んなアホな。
それにしても、その聖女パワーを使い切るまで使って50歳くらい(推定)で天に召されたホルン様って、偉大だったんだなぁ・・・。
>若返りの魔法
これについては、個人的にかなり妄想を膨らませています。
最終決戦前に老婆同然になりながら、最終決戦時には目元の皴が消えていたホルン様は、実はこの魔法を使っていたと考えています(勿論、フルートに心配かけないため)。
そしてクラーリィも、真の指導者である女王フルート不在のスフォルツェンドを纏めるためにエライ苦労をして(それでなくても苦労性なのに)、きっと実年齢以上に老け込んじゃったんでしょうが、それだと周囲の人たちに心配をかけてしまうし、誰かが(善意で)「やはりフルート様に戻ってきてもらうしかない!」と言い出すかもしれません。
そもそも、クラーリィがフルートをスフォルツェンドに呼び戻さないのは、ハーメルとの幸せな生活を邪魔したくないためもあるかも知れませんが、一番の理由は「ホルン様のような死に方をさせたくないため」なんでしょうし、だから、フルート必要論が出ないために、老け込んだままで公に姿を見せることができなくなったのでしょう。
だから、尊敬するホルン様と同じように、自身の辛さを隠すために、若返りの魔法を使って若返ったのだ、と。そして、やっぱり人知れず、今も無理を続けているのかな、と。
そんな風に解釈しています。
決して、「オレの美しい顔は永遠であるべきなのさっ」とか思って若返ったわけではない、と、うん、多分そうだ、多分・・・。
投稿: ごぜん | 2010/03/20 01:35
リュート、グレートの兄弟たちは、きっとどこかにいるだろうと、ナベ先生と話していますが。
出番はどうなるか。何せたくさんいますからねえ(^^;;)
投稿: かわせ | 2010/03/20 13:39