今週の雑感記 気がつけば熱血
ツイッターが雑感記のネタのメモ代わりになるだろうかという実験。
今週は自分の企画を進める週。ひたすら話作りをしてました。
新企画、新年早々壁に。制限枚数内に無理に入れるとダイジェスト感が。ナベ先生はそれは入らないと予言していた。師匠の言うとおりだった(^^;;) 当初行きたかった所までは断念。エピソード削って、プロット組み直す。
10/1/4
この間の仕事の時に、ナベ先生に構想話したら渋い顔してたのです。ページ数を聞いて、その長さにそのネタは入らないと予言。
しかし僕は「神のネームを切れば大丈夫!」と。いや、なんかできそうな気がしたんですよ。コンパクトにびしーっと実の詰まった話。
できなかった……。
やればやるほどダイジェスト感というか、話だけ進んでいって実感がこもってない感じになっていくのが分かって。
コンパクトにびしっと詰めたいというのは、昨今の情勢を踏まえ、そういう物が求められているに違いないという読みでもあったのです。僕やナベ先生はじっくり型の話の方が好きで作品もそうなるけれど、ネームバリューのあるナベ先生なら個性ととってもらえても、自分はまずいんじゃないかなと思って。
それでナベ先生の意見を聞かずスタートしたんですけど。どうにも上手くいかず。
つまんない物作ってもしょうがないと、早々に断念。三分の一ぐらいの所までをきちっと書くことにしました。結局いつもどおり。
漫画の相談。漫画はいろいろ難しい。おやすみなさい。
10/1/6
友達のネームの相談を受けて、朝までファミレスで話し込んでいました。話作りは難しいのです。
特に、筋まではいけても、それを面白く表現しようとする部分、漫画で言うとネームで演出考え出す所でつまりやすい。話はこれで合っているはずなのに面白くないような気がする、と自分で感じ始めてしまったらどつぼ。
そういう時は誰かと話していると、頭の中が整理されて、何が足りないのか気づいたりします。ということで、お互い様で相談したりされたりなのです。
魂はディテールに宿る。出だしを何度も直してる。何かが足りない。
10/1/7
前の日に人の相談受けていたら、今度は自分が詰まってしまった日。
じっくり型という分類は、感情移入型と言い換えることもできます。じっくり描くのはキャラクターの気持ちをしっかり見せたいからだから。
そういう種類の話は、実はあらすじはそんなに変わり映えしなかったりします。人が心を動かされるツボは決まっているので、そこを外せないから。ベタと言われちゃうのも、そういうこと。
さらに長い連載ならともかく、読み切りでオチのある話だと、寄り道している余裕もあまりないわけで。
そうすると面白いかどうかは、細かい描写とか、ちょっとした演技とかにかかってくるのです。ディテールの部分でアイディアが必要。
気がつけば熱血。最初の予定と違うが……まあ、いいか。面白いかどうかだもんね。
10/1/8
最初の予定はコンパクトにびしっと詰まった話。なので、あんまりテンション上げる気はなかったのです。破綻するから。
わいわい楽しいシーンがあって、キャラクターが動いてて、痛快アクションがあって……という予定。
しかし、そこで全体の三分の一までの所で話を作り直して。
どたばたのネタが減った上、かつ細かい所を丁寧に書こうとどんどん演技を加えていったら。
心の動きに突っ込んでいくので、なんかテンション上がってきちゃって。
始めほのぼの中ぱっぱな、いつもの展開になりました。結局好きなんですね、こういう話。
粘って全シナリオ終了ー。四話分、多分百ページぐらい。さて寝るかー。
10/1/8
正確には「四話百ページ分ぐらい」でした。
シナリオといっても、せりふは書き出してあるけどト書きはドカーンとかバキーンとか擬音だけだったりで、僕以外の人が見ても分からない(笑)。
さてここから原稿作業へ。来週どこまで進められるかなー。
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