空ノ鐘の響く惑星で 11
年末に向け、仕事つながっております。読書感想文のストックがあってよかった。
これを読んでいた時、僕は「早く、早く次を!」というテンションでした。なので感想が短め(笑)。
○ 空ノ鐘の響く惑星で 11 (渡瀬草一郎 電撃文庫)
ダルグレイ議員の招待に応じ、ラトロアへ向かうフェリオとウルク。ラトロアは国内の不穏分子を封じ込めるため、ジラーハ及び東方諸国を敵視する政策を進めていた。だが非戦派の勢力はそれをよしとせず、対話によりその流れを押し止めようと二人を招待したのだった。
同時に、使者としてラトロア入りする一行とは別に、リセリナ達も密かに入国していた。狙いはラトロアの秘密研究所にある御柱(ピラー)の制御装置「死の神霊(アービタ・スピリット)」。これを奪取し、機能停止してしまった御柱の働きを正常に戻そうというのだが……。
さあこのシリーズもあと二冊。ラスト前となるこの巻では、最終決戦に向けて、いろいろと仕込みが。
大勢出てきた登場人物達の動機、気持ちの変化を丁寧に書いています。敵であるはずの来訪者たちの心情も、ある者は良い変化を見せ、ある者はより危険な方へ。
そして三角関係に疲れちゃったリセリナは、傍から見てても危なっかしく。やがて来るクライマックスに、それがどう作用するのか。楽しみ。
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