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2009/10/30

今週の雑感記 学習雑誌休刊とオンデマンド

仕事から帰還ー。

来月はちょっとスケジュールに余裕があるのです。やっほう!

ここで次の自分の企画進めたり、「ケッタ・ゴール!」描いたり、サッカーしたり、遊んだり……。うきうき。

そのためにもまずイラスト仕事を終わらせねば。テキストは読み終えたので、明日から作業。

○ 老舗休刊

小学館:「小学五年生」と「小学六年生」今年度で休刊

小学館は26日、学年別学習雑誌「小学五年生」と「小学六年生」を今年度末の号で休刊とし、来春から両誌に代わって新学習漫画誌「GAKUMANPLUS」(仮題)を創刊すると発表した。両誌は1922年の同社創設と共に創刊。ピークの73年4月号では「五年生」が63万5000部、「六年生」が46万部を記録したが、近年は両誌とも5万~6万部と低迷していた。

学年別学習雑誌は創業者、故相賀(おおが)武夫氏の肝いりで創刊され、小学館の基幹事業と位置づけられてきた。同社広報室は休刊の理由を「近年、特に小学校高学年の学習環境の変化は急激であり、ゲームやスポーツなど趣味や嗜好(しこう)の多様化も進んだ。男女の性差も顕著になり、読者ニーズに必ずしも合致しなくなってきた」などと説明している。「小学一~四年生」の各誌は刊行を続けるが、内容の見直しと改革を進めるという。

また、同社は小学校高学年から中学生女子向けの月刊コミック誌「ChuChu」を、12月28日発売の来年2月号で休刊すると発表した。06年1月の創刊号の18万部をピークに、最近は5万部程度で推移していた。【棚部秀行】

毎日新聞09/10/26

ナベ先生の仕事場でこのニュースを聞き、「うわさの姫子」が好きだったとか、「あさりちゃん」も載ってたよねとか、「ドラえもん」はコロコロじゃなくて学年誌がスタートなんだよとか、いろいろみんなで話してました。

社史を見ると小学館創設年にまず「小学五年生」「小学六年生」が創刊されていて、小学生向け学習誌を出すから小学館という名前を付けたんだなあと。それがなくなっちゃうって大事件ですよ。

先週の雑感記で引用した記事の中に、小学館の赤字拡大という一文がありましたが、もうなりふり構ってられないという事か。出版不況極まれり。

少子化もあるしなあ。そういう所へ突っ込んでいこうとしている自分は、大丈夫なんだろうかと心配……。

○ オンデマンド

HP、絶版書籍のオンデマンド印刷サービス「HP BookPrep」を発表

米Hewlett-Packardは10月21日、クラウドベースのオンデマンド印刷サービス「HP BookPrep」を発表した。

HP BookPrepは、出版社やコンテンツ保有者が絶版書籍のスキャンデータをHPのクラウドサービス経由でオンデマンド印刷し、販売できるようにするサービス。現在、米ミシガン大学が保有する約50万冊の絶版書籍データが同Webサービスに用意されている。HP Labsの技術によってスキャンデータの汚れなどを自動的に取り除き、文章と図の配置や色を調整してカバーを付けた書籍を提供する。

ユーザーは同サービス内の書籍データをすべて無料で読むことができ、書籍データを印刷・製本したものを購入することもできる。例えば276ページの書籍が14.95ドル(送料別)となっている。

またHPは同日、2008年11月にスタートした同社のクラウドベースの雑誌出版サービス「MagCloud」に、米Wikiaが参加したことを発表した。MagCloudはユーザーが出版したいコンテンツをPDF形式で同サービスのサーバにアップロードすることで、印刷から販売、決済などの一連のプロセスをMagCloud側で提供するというサービス。Wikiaとの提携により、Wikiaユーザーや出版社がWikia内のコンテンツをピックアップ・編集してオリジナルの雑誌を出版できるようになる。

ITmedia エンタープライズ09/10/22

対してこちらは未来を感じさせるニュース。こういう方面から何かが起きるかも。

例えば日本の場合、大日本印刷は図書館流通センターを子会社に持ってて、ネット書店のbk1が傘下にあるわけで。

bk1で注文受けたらオンデマンド印刷してお客様にお届け、というワンストップなシステムがお手ごろ価格で使えたら、小さい出版社はコストダウンになったりしないかな。

予約とか売れ行きとかの情報も一元管理できるから、様子次第で普通の印刷に切り替えたり。在庫のリスクが減らせるだけでも、助かるんじゃないかと思うけど。

そしたら漫画家仲間で小さい出版社作って、みんなの漫画売る。ならないかなあ。

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日記・つぶやき2009」カテゴリの記事

コメント

グーグルはこんな会社に出資しています。

http://masayuki.boo.jp/wp/archives/2009/09/2101-3.html

出版社はいずれ、コンテンツをつくるだけになるかもしれませんな。

投稿: しば | 2009/10/30 12:56

そのニュースも見たよー。
エスプレッソブックマシンがいくらで買えるのか、思わず調べた。遥か彼方の数字だった……orz

こっちのニュースは商業出版の方に一歩踏み出しているんで、なんか来るのかなという期待感。

>出版社はコンテンツを作るだけ
むしろそこは不変だから、それが生き延びる鍵ではないかと思ったり。

コンテンツを作るという事では、漫画って原稿描いた時点で、版下がほぼ出来上がってるわけでしょう。時間さえあれば一人で作れるし。漫画の同人誌が盛んなのは、それもあると思うんだよ。出版までのハードルが低い。

そういう身軽さが漫画の強みだと思うので、出版のコストとかリスクとか下がれば、強みが生きてくるんじゃないのかなーと。

投稿: かわせ | 2009/10/30 16:11

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