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2009/09/02

空ノ鐘の響く惑星で 3

下の本の前巻の感想記事に、ちょっと走り始めたら体重落ちたと書いていますが、その後仕事をはさんだりで、案の定停滞気味。というより、ちょっと戻った……?

今週からまた仕事ウィークで、そんな不規則な生活の中に、どうやって規則正しい運動習慣を挟みこむかが課題。難しい……。

○ 空ノ鐘の響く惑星で 3 (渡瀬草一郎 電撃文庫)

レージクの策略により、追われる身となったフェリオ。同様に追われた外務卿ラシアン・ロームと共に王都を脱し、その領地へ逃げたと思われていた。しかしフェリオはその逆を突いて、少数の仲間と共に王都に潜伏。囚われた人達の救出を謀り、密かに王宮へと忍び込む。

けれどそれさえもレージクの策略のうちだった。幽閉されていた正妃を探り当てたものの、そこに忍び寄る暗殺者の影……。

小説でも漫画でも、僕が物語を読む時に、その物語を面白いと感じるかどうかの要素の一つに、キャラクターの扱い方があります。しっかりと丁寧に描写されている方が好み。あと、キャラに優しい手触り感。

フェリオと行動を共にしているウルクは、ウィータ神殿の司祭で、子供の頃の一時期フェリオと過ごした幼馴染。十年ぶりの再会、なんとフェリオは男の子だと思っていましたが、美しい女性へ成長しました。

懐かしいなと思っていただけのはずだったのに、再会して以来ウルクは、フェリオにどんどん心惹かれ、恋心を抱いていきます。しかし、この手のお話の常として、主人公のフェリオは、その辺にバッチリ疎い。気付く気配がまったくありません。

物語の本筋も盛り上がっているのですが、こういうサイドストーリーも気になるところ。どうなっちゃうのかなー。

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