NOAH感想8月分
先月いろいろ作業に追われているうちに、プロレスの録画をためこんで、感想がおっつかなくなっていました。
という事で、一挙放出。
8/1 ディファ有明
斉藤さん、相手を肩に担いでまっ逆さまに落とすここ一番の大技、デスブランドで潮崎君に勝つ。
プロレスにはよくエンターテインメント的サイドストーリーがつくことがあるけれど、今、斉藤さんが紡いでいるのは当然そんなものではなく、一人の人間が突然降りかかってきた困難と闘う、人生という名のドラマ。斉藤さんがんばれ。
8/2 汐留日テレタワー
漫画もそうなんですけど。集まったお客さんの数とその熱を見ていると、プロレスって業界的には下がってるのかもしれないけど、コンテンツとしての潜在的な力は全然大丈夫だよなあと思うのです。見せ方だったり営業だったり、そこをなんとかすれば。
どんどん盛り上がっていく大会が、ピークに達したのはやはりメインイベント。小橋&KENTAvs潮崎&伊藤。小橋さんと歴代付き人のカード。
以前、三沢さんとその付き人たちというタッグマッチがありました。付き人は師匠に似るのでしょうか。あちらはクールなひらめきタイプ(太田君を除く。笑)、こちらはひたすら熱いです。
しかしそんな中で、師匠の小橋さんが一等熱く、大人気ないレベルに達しています。そうでなくっちゃ。素敵。
8/22 神戸サンボーホール
バトルロイヤル。出場したのはJrの選手。
バトルロイヤルは、たいていうっかりとちゃっかりの交錯する楽しい試合になるんだけど。
タイトルマッチが決まっている、KENTAvs青木は別世界。お互いすごく意識した対決。場外で青木君、KENTAの腕破壊。タイトルマッチが楽しみ。
8/23 京都KBSホール
田上&小川vs斉藤&佐野。小川さん、巧みに誤爆を誘い、すかさずスクールボーイで丸め込んでフォール勝ち。上手い。職人芸。
潮崎vs青木。ヘビー対ジュニアのシングルマッチ。当然でかい方が有利なんだけど、青木君には腕攻めというしっかりした攻撃パターンがあるので、あわやという場面を作り出す。タイトルマッチ、楽しみだなあ。
8/29 ディファ有明
青木君好調をキープ。めまぐるしい切り替えし合戦を制して、腕ひしぎで石森君からギブアップを取る。
金丸&鼓太郎&平柳vsKENTA&マルビン&伊藤。普通にジュニアの激しい6人ダッグと思っていたら、なぜか試合中平柳君がKENTAをロープに磔に。試合後椅子を持ち出して、痛めている左腕を殴打する暴挙に。
そこに救出に現れたのは、Jrタッグ挑戦が決まっている中嶋&宮原。外敵のはずの健介オフィス勢がベビーフェイスとして盛り上がっています(笑)。
メインで杉浦さんを下した森嶋君、タッグタイトルへ挑戦をアピール。シングルにも行くと。それに答えた斉藤さん。「俺にはやらなきゃいけないことがある」言葉に重みがありすぎです。鬼気迫る表情。どうなるのだろう。
タイトル戦線、すごい盛り上がってるなー。というわけで、Jrタッグ選手権とヘビーの挑戦者決定戦のある9/12の感想に続く。
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