NO.6 #4
いろいろ作業に追われているうちに、一コマ漫画のストックが切れ、補充する余裕もなく。
そういえば確か去年のこの時期も、「Nano-matic」に追われてネタ切れ状態だったなー。それで作業中の絵を上げてたんだ。仕事以外になんかすると、やっぱりきつくなりますね。
あー、ごろごろしたいー、と切実な嘆き。そんなこと去年も思ってたなーとブログながめていたら。
ちょうど去年の今頃、滑った推理物の企画を書き直したいと書いている。これがめぐりめぐって「アンナ・アップルトンの冒険」に。おお、一年がかりだったんだ。
さて、一コマ漫画がないので最近読書感想文多めなのですが、こちらのストックもそろそろ切れそう。
○ NO.6 #4 (あさのあつこ YA! ENTERTAINMENT)
西ブロックに密かに出てきては快楽を買うNO.6の高官を策にはめ、情報を聞き出すために捕らえた紫苑一行。彼が語った話によれば、市長直轄の極秘のプロジェクトで、矯正施設に謎の設備ができたという。
沙布の行方は依然分からず、矯正施設に入り込むしかない。しかし矯正施設のセキュリティは磐石で、紫苑やネズミがゲートをくぐることさえ難しい。可能性があるとしたらただ一つ、「清掃作業」。西ブロックの住人が呼ぶところの「人狩り」……。
だんだん緊張感が増してきましたよー。
西ブロックの住民達は、その劣悪な生活環境のため、他人を思いやる優しさなんかすっかり忘れてしまっているのですが。
そんな人達が純粋な紫苑に触れて、だんだんと揺れ動いていく様が書かれています。
前回あとがきに書いていたのはこういう事だと思うので、これが事件が大きくはじけたときに、どちらに転がっていくのかが楽しみです。
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