買い物に出かけ、以前の仕事場の近所へ。
昔、古めかしいあまり流行ってなさそうなオモチャ屋さんがあったところに、ビルが建ってて。
ああ、潰れちゃったんだなあと思ってそばを通ったら、一階はちゃんとオモチャ屋さんだった!
あそこのおじさんはオモチャ屋さんを続けたかったのだ、賃貸収入だけで生きてくことにはしなかったのだ、とわかってちょっと嬉しかった。
また不景気話かと思ったら、こちらはいい話。
○ 神のみぞ知るセカイ (若木民喜 週刊少年サンデー)
お風呂でばったりネタが来た! と思ったら。
神様微動だにせず。
さすが神様、俗世の事には関心がない(笑)。
そんな神様の活躍を収めた第4巻が発売。本屋さんですごい高さに積んであった。人気あるなあ。
○ ハーメルンのバイオリン弾き シェルクンチク シェルのエチュード2 (渡辺道明 ヤングガンガン)
ブラーチェさんが「やっやめてよ姉さんッ!!」と言うところ。ナベ先生すごいこだわり。
疲れてペン先鈍ると嫌だからと一番最初にペン入れしたそうな。さらに一度貼ったトーンをはがして表情を微調整。
ギャグにもこだわり。今回の副題をレッドスコルピオンにしたかったと言ってました。前回がシェルのエチュード1なのに(笑)。
そういう細かいこだわりは、何でそこまでと理解してもらえない事もあるのですが、それが個性を生み、ひいてはお客さんが選ぶ理由になるのだと思うのです。大切。
さて、昨年後半の月刊ペースとはうって変わって、5号連続で載っていたのですが、ここで一回休み。
そして今月のイラスト仕事を終わらせた僕は、今月後半は自分の企画のために使えるのです。有意義に使わねば!
まず「ケッタ・ゴール!」を一つ進めて、それから実験的企画をもう一つ。
○ アスクレピオス 2 3 (内水融 集英社)
ジャンプで読んでいた時、ちょうど2巻分に話が進んだころ、おや、この漫画、と思ったのです。
しっかりした感情のタメを作る漫画だなと。そういうのが好き。
しかし、この漫画が最終回となった号のジャンプで、奇しくも「バクマン。」が指摘していたように、アンケート主義と話のスタイルとの相性というのがあって。
自分も体験してそして打ち切られちゃったわけですが、タメは作れば作るほど、その回のアンケート結果は芳しくない。しかしタメを作らないと、欲しいニュアンスやテンションがクライマックスで出てこない。そんなジレンマ。
ほどほどにしとくのが賢い生き方なんでしょうけど。
内水先生はどうするのかな。できれば力づくで突破して欲しいなあと思っているのですが。
○ 最初のボタン
最初のボタンを掛け違えていて、どうにもならないことってありますよね?
創作の現場でもよく起きることなんですけど、今ちょうどそういう事態が身近な所で起きていて。
大変だなあと思いつつ、自分もそろそろ最初のボタンを掛ける作業をしなければならないので、人事ではないのです。
ボタンを掛け違えてしまう場合、まず、自分が最初から間違えているという場合があります。
自分が表現したい事、しなきゃいけない事をきちっと把握してなくて、ぼやーんとしてしまう場合。
意外に自分では自分が分からなかったりして、これがまず第一のハードル。
次に、仕事相手との認識が最初からずれている、という場合があります。今身の回りで起きている、と書いたのはこのケース。
作家が描きたいものをはっきり持ってても、出版不況の現在、それがそのまま描けるとは限りません。もっと売れそうにしてくれという注文が飛んでくることも多く。
でも、売れそうなネタをとりあえずギュウギュウ詰め込んじゃうと、描きたかったものと足の引っ張り合いになってグダグダになってしまう。
とにかくいろんな困難乗り越えて、真っ直ぐ行かないといけません。実際面白い作品は、そのへんぴしっとしてると思うし。がんばれー。
さて、僕の場合は現在第一のハードル。やりたい事ははっきりしていると思うんですが、出す順番というのも、大切。
この作品に何が期待できるのかという事を、なるべく短いページ数でスポーンと伝えないと。目論見と違う期待感を持たれて、したくないのに肩透かし、という状態になってしまう。
がんばろう。
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