2008年のレイソル
いつもは年末に総括するんですけど、今年は天皇杯決勝まで上り詰めたので、越年。2008年のレイソルです。
今年は何と言っても天皇杯の快進撃。ああ、決勝は惜しかったなあ。G大阪の方が強いなと見てて思ったけど、一発勝負なんだから、どんな形でもいいから勝ちたかった。
なんか最後に天皇杯で大盛り上がりだったから記憶が薄れてしまってますが(笑)、Jリーグの方は勝ち点46で11位。昨シーズン(勝ち点50で8位)よりちょっと下がりました。
でもこれはシーズン前の想定の範囲内。キャンプで怪我人続出していたし、前のシーズンはJ1復帰一年目で、相手が新生したウチの事をよく分かってない間にけっこう稼いでいたから。
思ったとおり、怪我人多かったため全体の連携を詰められず序盤苦戦。
けれど、ようやくかみ合ってきたかと思ったところで逮捕者が出るというトラブルは、まったく予想外。あと、降格争いがこんなにハイレベルになって、それに巻き込まれるとは思わなかった。
そして本当に青天の霹靂だったのが、石崎監督の退任でした。
石さんが率いたこの三年は、ホントに浮き沈みが激しくて。
ガーッと勝ち続けて「もしかしてもう負けないのでは?」と浮かれていると、ズルズルと下がり始めて「もうこのまま勝てないんじゃ……」と心配になり。
Jでも屈指の運動量を必要とするプレッシングサッカーを目指した代償だと思うんですけど。
でも。
石さんの人柄、人心掌握術によりまとめられたチームは、とても素敵な応援しがいのあるチームで。
そんな浮き沈みが、まるでドラマのストーリーラインのようで、苦しい時期でさえ、それは感動的な勝利への伏線になり。
それを繰り返して何度も何度も感涙したから、天皇杯で快進撃が始まった時には、これは絶対何かの運命だと思ったほどです。
石崎監督突然の退任というシリーズ最大の衝撃。「石さんのために」を合言葉にまとまるみんな。広島戦、FC東京戦と劇的な勝利。
これで決勝戦、押しに押されて延長戦で点取って勝ったのがウチだったら完璧だった。これ以上の話考えろって言われても無理。残念ながら現実は違ったんだけど。
けれど、三年前のこの時期、まさか三年後に元旦国立で、これだけみんなが一体になって勝利を目指して闘えるなんて、とてもじゃないけど思えなかったわけで。
素晴らしい宝物を僕たちに残してくれました。
石崎監督、三年間ありがとうございました。
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