7/18NOAH武道館 四天王プロレスではなく
疲れたときはプロレスだ。録画で何度も見ちゃった。すごかったなあ……。
7/18NOAH武道館大会。メインイベント、GHCヘビー級選手権、王者森嶋猛vs挑戦者力皇猛。
この団体には、全日本プロレスの頃から続く、「四天王プロレス」の伝統があって。
それは死力を尽くしたタフガイマッチ。受けの強さを前面に出して、危険な攻防を繰り広げ、死線をかいくぐるようなロングマッチ。
何で人間がここまで出来るんだろう、何でここまでがんばれるんだろう、という魂を揺さぶるような戦い。それに揺さぶられちゃって、プロレスファンになったわけですけれど。
この試合は、その「四天王プロレス」ではなかった。
30分越えが当たり前のタイトルマッチで、試合時間13分24秒。
しかし、猛烈に濃い13分24秒。
まずこのサイズの日本人レスラーのぶつかり合いというのが、めったにない。それを前面に出した大迫力マッチ。
最初のショルダータックル合戦からして、音が違う。会場にどよめき。途中のラリアット合戦、力さんの張り手、森嶋君の圧殺刑。一発一発、その威力のものすごさ。
力さんのぶちかましを森嶋君がヒップアタックで迎撃した時なんて、首が折れるかと。
途中から、これは短期決戦になるな、と思いながら見ていました。いかに頑丈な二人とはいえ、攻撃力が半端じゃない。身体が持つはずない。
かくしてその予想通り、森嶋君のものすごいラリアットから、腕を高く突き上げるアピール付きの、完全無欠の岩石落しで決着。
ほんと、すごかったなあ。
ヘビー級の先輩達がすごすぎて、この二人はいろいろ苦労していたけれど、とうとう自分達の別ブランドをおったてたんだなーと思いました。あっぱれ!
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