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2008/05/17

今週の雑感記 SAKURA-ment

土曜日、FC東京戦勝利の勢いを借り、朝まで粘って作業をひと段落。話のアウトラインを作る。がんばった。

しかし、終わった途端、足りない部分に気付いたので、そこから手を入れてかないと。がんばれ。

手伝い仕事に何日か。

バイク通勤だったんだけど、そういう日に限って、五月とは思えない寒い日で。凍えながら走行中、ヘルメットの中で鼻水たれそうになって、大弱り(笑)。

最近ライトノベルの感想を書いているけど、これにどれだけの需要があるのかと、ふと思う。でもまあ、何の感想書いても、流行を素通りする性格だから、需要は疑問符付きか(笑)。

むしろ自分の備忘録として重要なので、今日もメモメモ。

○ トウヤのホムラ (小泉八束 富士見ファンタジア文庫)

古来より神様を奉る一族に生まれた男の子が、なんと二千年前の神様の生まれ変わりだった、というお話。

ところが、その力に恐れをなした大人たちにより、男の子は軟禁状態にして育てられ、すっかりひねてしまった、というのがこの話のミソ。

最初はちょっとさめた感じで書かれている少年の、溜め込んでいた積年の恨みは半端ではなく、神様として覚醒していくにつれ、一族に対する復讐心がどんどんあらわになって行く。

それに対して、一族の次期当主候補として、少年を使う少女。切れ者で感情を表に出すことなく、理詰めで動いているんだけど。

ちらちらと垣間見せる彼女の本音。どうやら昔から、彼の事を想っているらしい。

どっちへ転がっちゃうんだろう、という危うい緊張感が、ピンと張られた糸のように作品を貫いています。

そんな背すじの通ったお話でした。

○ SAKURA-ment ~真夏の桜に約束を~  (和井契 富士見ファンタジア文庫)

よかった。

オカルト研究家の親戚の叔母さんが作ったホムンクルス(人工生命体)の女の子の世話を押し付けられた主人公。その女の子がとにかく主人公になついてる。

実は主人公は、小さいころに悲しい事故で心に傷を負っているんだけど、ヒロインと暮らして心通わせていくうちに、その傷が癒されていく。そして……というお話。

最初小学生、途中で急成長して中学生の容姿になるヒロイン。お兄ちゃんと慕っている従姉妹の双子の女の子達。設定を見ると萌え萌えな展開に流れても不思議じゃないんだけど。

真面目な話と半端になると、良くない。そっちに流れずに、主人公とヒロインの心の交流、お兄ちゃんを心配している双子達と、ひたすら情緒の部分を書き切ろうとがんばっているのに、好感度大。

その情緒に揺り動かされ、読後、心がしっとりする作品でした。

○ αだより (新井素子 コバルト文庫)

「ブラック・キャットⅢ キャスリング後編」に収録された、「星へ行く船」シリーズの番外編。

これが最後のエピソード。最後まで読んだぞ。20年来の宿題を済ませた気分で、充実感(笑)。

新しいのをいろいろ読もうとしているんだけど、他の20年来の宿題を済ますのもいいかも、と思っている今日この頃。

○ 露天掘り

最近、身の回りでもラノベ流行り。

ところが。

みんなは、アニメになったとか、評判を聞いたとか、そういうところから読んでいるんだけど。

これを機会に、今まであまり読んでこなかったこのジャンルの全体を把握しよう、と思った僕は、一つの作品を追っかけるのではなく、まず浅く広く掘る事にまい進中。ある程度広げて、それから深く掘る予定。気分は露天掘り。

こういう所が、流行を素通りする性格。みんなの話題に追いつくのは、まだまだ先になりそうです(笑)。

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