今週の雑感記 真夜中の同志
現在大忙し中。
戦いは、まだ終わらない……。
○ダレン・シャンⅧ 真夜中の同志
ダレンシャンⅨ 夜明けの覇者 (ダレン・シャン 小学館)
資料読みが膨大で、ストップしていたダレン・シャン。一段落してきたので、再開。
9巻の訳者あとがきで、このシリーズの魅力を「先が見えないストーリー」「予想外の展開」「手に汗握る、ハラハラドキドキの連続」と挙げていますが。
作り手の視点からすると、これには二通りあって。
作者も分かんない展開と、作者は知っている展開。
前者は、とにかく予想を裏切る事を重視していて、前のエピソードを受けて、そこから捻って次の展開へ行く。作者が知らないんだから、読者が分かるはずもなく、当然ハラハラドキドキ。
後者は、作者に、オチはこうしよう、という目論見があって、ただ、すんなり行くとバレバレで面白くないから、わざと回り道して、煙幕を張って、先が読めないようにする。
僕は後者の方が好みで、嬉しいことに、この本の展開も、そうだったんですが。
素晴らしいですね。
「バンパニーズ大王」という単語が出てきた時点で、このオチは予想していたのです。というか、自分なら、絶対そうする、と思った。
ただ、回り道の仕方、煙幕の張り方があまりにも見事で、あれっ? 違うのかな? と思わされ。
そして想像以上の展開で、正体が明かされて。
そう。これが一番、燃える展開。でも、それを悟らせないのが、作者の腕。
ホントに素晴らしいですよ!
この運命にどうけりが付くのか、すごく楽しみです。
○ COMITIA82
梅木君がまた本を出します。
11/18東京ビックサイト東1ホール。会場内の配置場所は「ね-09b」の「雲形発着場」です。ちなみにお隣「すいか工務店」も、お知り合いのやんむらさんです。
あのあと、次のネームを切った梅木君。僕とおんなじ病気持ちで(笑)、ばっちり長かったわけですが。
その後さらに別のネームを切って、今回はまずそちらを本に。同じシリーズの、短めのコメディー。
今回も手伝いに行こうと思っているのですが、ちと忙しくて、心配。
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