今週の雑感記 魔法使いの弟子
揺らいでいた僕は、その後立ち直ってピタリと止まり、やっぱりこういう手順で行こうと再確認。
今年は揺らいでは立ち直り、揺らいでは立ち直りを繰り返しているけれど、結果出て軌道に乗るまでは、まあ仕方ないですね。
今週末から年末にかけ、別件で忙しくなる予定なんですが、そうすると時間が足りなくなって、また不安が襲ってくることが今から予想されます。
三人ぐらいに分身できればいいんだが……。一人は遊びに行く係(笑)。
○ 玄米先生の弁当箱 (魚戸おさむ 脚本 北原雅紀 ビックコミックオリジナル)
たまねぎの皮で、だし取れるんだ……。あ、でも無農薬野菜じゃなきゃ、だめか。
最近始まった新連載。マイペースな農学部の先生が主人公の、食がテーマのお話。
魚戸先生は、こういうちょっといい話が上手いし、よく似合う。これからも楽しみです。
まだ四話目で、単行本が出ていないので、こちらは前作「イリヤッド」。アトランティスの謎に迫る、歴史ミステリー。
今回の話は、むしろこちらに近い感じ。その前の「がんばるな!!!家康」。お客さんの立場になりすぎてしまう、住宅メーカー営業マンの話。
代表作は、「家裁の人」でしょうか。
○ 魔法使いの弟子
最近、ちょっとしたはずみで憤慨。
僕は面白い物語は、魔法を使って作るんだ、と思っているのです。
漫画でも小説でも、アニメや映画やドラマでも。
ぱっと見では分からない、細かい奥深いところに、成功と失敗を分ける鍵があるのだ、という事なんですが。
それが普通のレベルではない、繊細で微妙で見えにくいものなので、ノウハウと言うよりは、魔法。それだけすごいんだ、と思ってる。
だから、そういう部分が簡単に踏みにじられちゃうのを、自分のことではなくても見聞きしたりすると、猛烈に腹が立つんですけど。
しかしこの見解には、なかなか賛同者がいなくて、歯がゆいところ。
でも、「これには魔法がかかっている!」と思える作品は、やっぱりちゃんと評価されていて、そういうのが好きな人は、世の中に確実にいる、と思うので。
自分もがんばってそういう魔法が使えるようになって、そういう作品を世に出したい、と、もがいているのです。
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