今週の雑感記 ブルマー誕生秘話
ちょっと前から進めている資料本読みですが、かなり読みました。もうかれこれ15冊ほど。
これだけ読んでも、作風がこんななので、別にリアルに書くわけじゃないんですけど(笑)。
でも、直接表現に関係なくても、バックボーンとして蓄えておく事は大切だと思うのです。
これだけ漫画やアニメや、ドラマ、映画、小説と、物語を浴びるようにして育つ現代日本では、そこから得た物だけでも、それなりに話作れちゃうんですが。
それでもちゃんと素材から仕入れて、そこからアイディア沸くようにしたい、と思うからです。
僕は、先を読ませないどんでん返しの連続、というスタイルの話より、読んで心地よいベタな展開の話の方が好きなんですけれども。
細かいところまでベタベタだと、さすがにまずいと思うので。
そこで、大筋はオーソドックスに展開していても、シーン各所では色々と工夫がなされていて、飽きさせず、個性を感じられる風にしたいなあ、と。
そのためには、出来あいのもの借りてくるんじゃなくて、素材からちゃんと自分の手で加工することを心がけねばなりません。
そこで手広く、アイディアを刺激してくれる素材集めに、奔走しているのです。
本だけではなく、CATVでタイムリーに始まったので、こういうのを録ったりとか。現代英国人による、貴族の暮らしを再現したドキュメンタリー。
さらにこういう本も読んでみました。
ブルマー誕生秘話が書かれています。トルコ風の裾を絞ったズボンがもともとみたいです。膝下ぐらいのスカートの下にこれをはいてる絵が、「ブルマーコスチューム」として載ってるんですけど、これでも当時、はしたないとされたそうな。そこからどうして、あの体操服まで行くんだろう?
……面白い本だけど、さすがに手を広げすぎたかも、と思っていたら。
○ あいこら (井上和郎 週刊少年サンデー)
そんな本を読んでいた今週、あいこらでまさにこのネタが(笑)。
「ブルマーとはね・・・そもそも19世紀の女性解放運動家アメリア・ジェンクス・ブルーマーが発案した衣服で、コルセットなどの拘束型衣服からの開放を計った衣服であり、理想と哲学に基づいた由緒正しき衣服なのだよ!!」
ほら。
個性的な漫画を描くのに、役立ってる!(笑)
やはり素材は、仕入れとこう。
ブルマーのネタは僕の作風だと出番ないかもしれないけど、クリノリンスカートはあるかも。でかくなりすぎて、椅子に座るのも一苦労だったんだって。
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