今週の雑感記 vsU-17
本日の練習試合@野球場、vsU-17日本代表は0-0のドロー。
うちも若手主体のチーム。土壇場落選を経験した、ヤナギの奮起に期待している今日この頃。惜しいチャンスもあった模様。
公式HPの試合ダイジェストはレイソル視点。ですがU-17がどうだったのかも気になります。山崎君はお休みで、比嘉君が途中出場したみたい。
U-17W杯は来月。放送あるのかな。
○ 海底牧場 (アーサー・C・クラーク 早川書房)
なつかしの「海底パトロール」は子供向けの本でしたが、新装版の文庫で読んでみました。
おぼろげな記憶によると、主人公は少年だったような気がするんだけど……。三十過ぎのオッサンだ。
子供向けの本だったから、ちょっと変えてあったのか、何か別のものの記憶と混じっているのか。もう四半世紀前のことだからなあ(笑)。
クラーク氏は、昔々静止衛星のアイディアを出して、アメリカの議会で意見陳述した、という有名なエピソードを持つ人で。科学的知見に基づいた描写の確かさと、その先見性には定評があります。
この本も五十年も前に書かれたのに、すんなり読める。増え続ける人類の胃袋を満たすには、養殖漁業しかない、という設定で、カウボーイならぬホエールボーイが活躍するお話。
実際に最近水産資源は激減していて、養殖の必要性が高まっています。鯨はもう感情的な反対論があって、さすがに無理そうですが。
逆にそういう感情的な保護論もお話に絡めてあって、さすがな感じ。
そういう世界観の話だけではなく、深海での冒険も満載で。
海底地震で海底山脈が崩れるところ、ここが子供心にインパクトがあって、よく覚えてた。
子供の心に大きな影響を与え、大人になって読んでも楽しめる、さすがの逸品でした。
○ スタートレック宇宙大作戦 NHKBS-2
本日土曜深夜(日曜日)1時15分より放送。見なくちゃ。
もう何度も見てるんですけど、手塚先生も、好きなディズニー映画を丸暗記するまで見たって言うし。
スタートレックと最初に出会ったのは、TVではなくてハヤカワ文庫のノベライズでした。
昔々、SFにはまった小学生の僕は、自分のお小遣いで本を買うことを決意し、新星堂の漫画コーナーの向かいにあったSF文庫の棚へと向かったのです。そこで。
「宇宙の戦士」とか「キャプテン・フューチャー」とか「宇宙大作戦」とかを買い……。全部タイトル買いだ! ホント分かりやすい子供だなあ。レンズマンのときにも書きましたが、心躍る単語に惹かれて、手に取っています。
その点「宇宙大作戦」という邦題は素晴らしいですね。もし原題の「スタートレック」のままだったら、「トレックってなんだろう?」と、小学生の僕は素通りした可能性大(笑)。
「宇宙」で「大作戦」なんて、どんな楽しい冒険物だろ、という僕の期待とは、ちょっと違っていたわけですが、それでもすっかりはまって。
そこから映画見てTV見て続編も見て、現代に至るのです。
おやっ? 全29回ってなってるけど、全部やらないの?
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