7/1NOAHディファ有明 大逆転勝ち
試合が終わって、二人が喜んでいる様子を見たら、ちょっとジーンときた。
Jrタッグリーグ戦が開幕した、ディファ有明大会。その最初の試合、ロメロ&青木組vsダニエルソン&リチャーズ組。青木選手が粘りに粘って、逆転勝ち。
四人の中で、キャリアが一番短くて、捕まりそうだなと思っていたら、案の定。開始直後は五分に渡り合っていた青木君、途中から防戦一方。
しかもパートナーのロメロ選手が、場外でしたたか叩きつけられて、助けに入れない。
そこでがっちり決まった逆エビ固め。ダニエルソン選手の腰もしっかり落ちていて、こりゃもう終わっても仕方ないぐらいの掛かり具合。
必死に粘る青木君だけど、リング中央ロープは遠く。
でも、こらえる。
ひたすら、こらえる。
頑張りすぎて、腰壊すんじゃないか、と思うぐらい、耐えに耐え、粘りに粘って、ロープエスケープに成功。この試合一番の見せ場だったのでは、と思います。
一番の危機を脱出して、ロメロ選手につなぎ、試合はそこから混戦に。最後はロメロ選手の腕ひしぎ逆十字がずばりと決まって、大逆転。青木君もダニエルソン選手に腕十字を極め、カットを阻止、勝利に貢献。
頑張って頑張って大逆転、というのはプロレスの醍醐味の一つです。
このカードは特に事前の因縁や煽りのない、普通に組まれたリーグ戦の中の一戦だったんですが、試合の中の頑張りだけで、僕の心にジーンと響いたのです。
思い入れが無い状態で、これだけのめり込める試合もなかなかありません。いやー、いいもの見た。
地上波で見た友人曰く「ああ、なんか頑張ってましたね、青木君」。どうもカットが入ると、あの大逆転の感動が薄いようで、もったいない。
| 固定リンク
「プロレス」カテゴリの記事
- 小橋さんの引退とNOAHの凋落(2012.12.26)
- 5/8NOAH有明コロシアム シリアスな闘い(2011.05.24)
- 2/19NOAH 暗雲漂う(2011.03.04)
- 2/16NOAH もう一歩上(2011.02.25)
- 2/11健介オフィス 若いモンに託す(2011.02.19)
コメント