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2007/07/20

7/15NOAH武道館 四十過ぎても

僕にとってプロレスは、頑張る選手の生き様が表れて、落ちてる気分を持ち上げてくれるもの。

そんな7/15NOAH武道館大会は、ずらりと決戦が。

まずJrタッグリーグの最終日。第六試合、KENTA&石森vs丸藤&飯伏は、この日のベストバウトだったと思います。

さらに、石森君に感情移入していたので、勝って嬉しい。よかったなあ。

第七試合、鼓太郎&リッキーvsブリスコスは、お客さん大ブーイングの結末。最後の最後でレフェリー誤爆。カウント遅れて時間切れ。不透明決着。

リーグ戦はすごい盛り上がっていたので、ちょっと残念。KENTA&石森組とタイトル戦になりそうなので、そこで晴らしてください。

メインイベントは四天王プロレス最終章。お互いこれが最後かも、と思って臨んだタイトルマッチ、三沢vs田上。

四天王プロレスで、どっぷりプロレスにはまった僕には、感慨深い一戦。

最後は三沢さんのえげつないエメラルドフロウジョン。最近フィニッシュ厳しいですね、三沢さん。

しかし、この日の僕の大一番は、セミファイナルGHCタッグ選手権、王者秋山&力王vs挑戦者パンパース志賀&川畑。挑戦者にめっちゃ感情移入してるから!

さんざんしごかれたりとか、その後大病患ったりとか、志賀のアニキの苦労は言うに及ばず。川畑さんがね。

正直ずっとうだつの上がらなかった川畑さん。何とかしようと色々するけど、空回り感。ところが。

白GHCに敗れ、パンチになってから、ブレイク!

単にお笑い系としてキャラが立った、というだけじゃなく、プロレスの内容自体にも目を見張る進歩が。

どっちかというと不器用で、ちょっとモタモタした印象があったけれど、自信がこんなに人を変えるとは。動きの一つ一つにためらいがなくなり思い切りがよくなって、破壊力まで増しています。

年齢はもう四十二。ふつうさすがにこの歳になると、動きを維持するだけでも大変。そこでこんなに良くなるなんて。

人間頑張れば、ちょっと歳行っててもまだまだ上がれる。そんな事を体現しているここ最近の川畑さんは、僕を勇気づけてくれるのです。

というわけで、すごい応援していたんですが。

負けてしまった……。

新兵器、雪崩式ブレーンバスターで相手にダイブする新技が、初公開のためか、もたついてすんなり決まらなかったのが、惜しかった……。

実は力さんは、試合中脳震盪でダメージを負っていたようなので、あれが決まって、畳み掛けられたら、もしかしたら……。

志賀のアニキの試合後の感想は、勝機が無かった、というものだったそうですが、でもあともうちょっと頑張れば、わずかだとしても手の届く所に勝機はあったのだと信じたい……。

二人にはぜひ、一過性の挑戦に終わらせずに、次を目指してほしいと思います。がんばれ!

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