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2007/06/12

6/8NOAH横浜文化体育館 波乱続き

ちょいと肩こりが出たりのお疲れで、頭の働きが鈍っていたので、今日はもうこれ以上頑張っても進まないなと、仕事放り出してのんびり観戦モード。

6/8NOAH横浜文化体育館大会は、波乱続きでありました。

まず最初の波乱は、第5試合、志賀&川畑vs高山&杉浦。

白GHCのチャンピオン、パンパースがGHCタッグに挑戦したいと言い始め、そこで高山&杉浦組と対戦、と聞いたときには、悪いけど正直無理じゃろ、と思ったんですが。

高山組が、じゃあ白GHCを賭けろと要求、結局ベルトを持ってこなかったときには、まあそうだよな、と思ったんですけど。

勝っちゃったよ!

試合はパンパースの奇襲から始まるも、あっと言う間に形勢逆転、志賀のアニキが捕まって、もう終わりそう。

杉浦さんのデンジャラスなジャーマンを連発で食った志賀のアニキ、カメラが寄ったその表情はうつろで、もう無理っぽい。

そこでフィニッシュに行こうとした杉浦さんのオリンピック予選スラムを、アニキ強引に丸め込み!

無理矢理勝ちだけ拾った格好だけど、まあ、これしかない。逆に勝ちにこだわる執念に、GHCタッグチャレンジは単なるネタではなく本気なのか、と感じます。

そして第6試合、三沢&小川vsテリー&マルビンでは。

小川さんがリッキーから取った試合自体は驚かないけど、その後勝ち名乗りを受け、花道から引き返してきてテリーを急襲、マスクまではいだのにびっくり。

あまりNOAHでは見ない事態。小川さんもやる気満々です。

第7試合、丸藤vs村上は、飛び掛るような大外刈り3連発で、村上選手の勝ち。

試合開始前の奇襲、流血戦は想像の範囲内。でも村上選手はNOAHでいまいちいい試合が出来てない。どうしても受けが弱いので、途中からへろへろになってしまう。

この日もジャーマンを受けたら、ガクッとペースダウン。でもそこから猛然と反撃、一気に試合を決めた、その勢いにびっくり。

そしてメインがGHCタッグ選手権、王者秋山&力皇vs挑戦者ディーロ&ブキャナン。

戦前挑戦者組に対して、「でかいのに力強さがない」という感じの評判が立ってましたが。

的外れなのを心配していた。確かにNOAHに来る久々の大型外国人の新顔、そう見られちゃうのも分かるけど、この二人の持ち味は職人肌のところだから。

持ち味理解してもらえなくて可哀想、とすっかり判官贔屓モードに入っていたオイラ、挑戦者組を応援。

勝つとしたらパワーで圧倒、という形じゃなくて、試合の流れをつかんで一発勝負だよな、と思って見ていたら。

ディーロさんの、場外机上への柵越えスーパーダイブを食らった秋山さん、脇腹負傷。ここから脇腹集中攻撃、流れをつかむ。

この日波乱続きだっただけに、このまま行くとメインもかなと期待したんですが。

さすがチャンピオンタッグの底力、ドカンと力皇さんの無双で防衛。惜しい!

そして試合後。

パンパースが本当にタッグに挑戦しに。

で、あっさり却下(笑)。でも、ここですんなり引き下がったら、無理矢理勝った意味がない。さて、どうするんだろう?

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