G大阪戦はボール二個分の差であったと思った件&ナビスコ杯vsマリノス展望
勝ったチームの監督が、「試合をコントロールできた」と言い、選手が「ボールを持たせたほうがいいと思った」と言うと、そりゃあ何か相手がすごい格上な印象を持ちますが。
確かに、マグノ・アウベス&バレーの2トップは破壊力があり、遠藤&二川のダブル司令塔は油断するとすごいパスを通し、山口&シジクレイのCBコンビに単純な放り込みは効かないな、とは思いましたが。
負けてそんなこと言われちゃって「きー、悔しい!」という気持ちはあるんだけど、降格前のG大阪戦と言えば、押されに押されてハラハラしながら見ていた記憶。
それに比べたら、だいぶ近づいた。
この試合に関して、一番単純なところで言うと、ボール二個分の差だったわけで。
二川選手のロングシュートが、本人が最長不倒と言っているように、次にまた入るかどうか分からないシュート。
それに対して後半に永井君の放ったロングシュートは、ボール二個分ほどの外れ。逆になってた可能性もある。
そうすると、「試合をコントロールできた」という発言が、「前半終了間際の失点はまたか、という感じ」のところで苦虫噛み潰して終わるわけですよ。
フランサさん頼りと言っても、じゃあそこを狙われ、潰されていたのかと言うとそうでもなく。
シュートシーンがちょっと少なめだったのが、印象悪くしてるんだと思います。そこで。
フランサさんが潰されているわけではないので、追い越して前方でスルーパスを受ける形だけではなく、ボランチがフォローして落しからのミドルシュートを増やす。とか。
菅沼君からファーに抜けてくクロスがあったので、そこで逆サイドからドカンといったら、向こうはいやだろな。とか。
ちょっとした伸びしろはまだまだあると思われ。
確かに向こうの方がしたたかで強かったけど、今後の努力次第で十分届く範囲内。そこまでは来てる。
大丈夫! 次ホームだから、行ける!
次勝て!
さて、水曜のナビスコ杯。予選リーグ最終戦。一応4-0以上の大差で勝てば、よそ次第で抜けられるんですが。
それより俄然気になることができました。
CBが……。
去年から、どうもサッカーの神様が、わざとドラマチックな演出しているのではないか、という気がしてならないのですが……このタイミングで近藤君負傷。
代表合宿選出が、まるで伏線のよう。そんな演出いらない(嘆)。
全治3週間だそうですが、6月1週目に試合がないのがせめてもの救いです。という事で、古賀さんも出場停止で一気に手薄になったCB。
岡山さんがそろそろ戻ってくるのか、それとも誰かがリーグ戦初出場になるのか……。アルセウさんを下げる説もありますね。
もしかして、ここで組んだCBコンビが、神戸戦のスタメンかもしれない。
パンゾー君の相方は誰だ? そこに大注目。
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コメント
かわせさん、こんばんは。
>去年から、どうもサッカーの神様が、
>わざとドラマチックな演出しているのではないか、
>という気がしてならないのですが……
全く同感です。
明日のナビスコ、そして神戸戦、
石崎監督がどうDFラインを構成するのか、
非常に楽しみですね。
単に勝ち負けだけを追いかけるだけでなく、
こういう状況でのメンバー編成を
サポーターにも考える楽しみを与えてくれた
神様に感謝しなくちゃね(笑)。
投稿: いとちゃん | 2007/05/22 23:59
近藤君が元気に筋トレしている写真がHPに載っていて、とりあえずちょっと安心。しっかり直して欲しいです。
ナビスコの布陣は、3バックもあるような話で、さっぱり読めません。誰が出てくるんでしょうか。
投稿: かわせ | 2007/05/23 00:35