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2007/04/06

vsFC東京レビュー&マリノス戦展望

「タニ、タニ! 下がったらだめだぞ! 下がったらだめだぞ!」

試合序盤、ピッチサイドの集音マイクが拾った、石崎監督の声。

僕は謝らなくてはいけません。

大谷君、ごめんなさい。もっとやられると思ってました。

試合前の展望で、石川選手の完封は難しそう、と書きました。イメージは、スピードで大谷君が振り切られている姿でした。しかし、実際は。

ご承知の通り石川選手は前半だけで交代。

原監督の試合後コメントでは、石川選手の腰痛について触れていたので、そんなに調子悪かったのかな、と思いきや、映像で見る限りそんな様子は分からない。序盤ゴールライン際のやばい突破もあったし。

しかしそれ以降石川選手のサイド突破は影をひそめ、前半終わりごろには左サイドや中央でプレーする姿も。

追い出した! スピードを恐れず高い位置で当って、トップスピードに乗らせずに完封!

FC東京とウチはよく似たチームです。システムは同じ3トップ。センターにポスト役、トップ下がFW兼業、右サイドがスピード系突破型で裏狙い、左サイドは中に入ってくるタイプと、この日は奇しくも選手の特徴まで共通項が。

高い位置から激しくプレスしてボールを奪い、素早く攻撃にという狙いも同じ。完全ガチンコ勝負だったのです。

それで向こうの一番の武器を完封したのは大きいよ! 逆にFC東京は、ウチの今一番の得点源菅沼君に、張り付いていながらシュートを許してしまったわけで。このサイドでの明暗が、勝負の分岐点。

大谷君ありがとう! この調子でお願いします。そして菅沼君もぜひこのペースで。シーズン34点取ってくれても全然OKですよ!!

と、幸せな試合を振り返った後。

さて、それでは次節横浜マリノス戦の展望。因縁の対決でございます。

でも実はその辺、もうあんまりこだわりないんですよ、オイラ。だって、結果として降格をきっかけに改革に成功して、今素晴らしいクラブになってるわけで。

多分あの調子なら、いつか誰かがやらかしてたと思うし、あのタイミングじゃないと石崎監督にオファー出せなかったかもしれないと思うと、これはきっと運命だったんですよ。

あの辛い経験も、そんな大らかに受け入れられちゃう。それぐらい今幸せ。

しかし、それじゃあテンション上がってないのか、と問われれば、それはむしろ逆。

なぜなら。

弱っている敵に情けをかけず、確実に息の根を止めるのは勝負の鉄則だから!!

……と、序盤調子の上がらないマリノスを見て、息巻いてたんですが。

ここ何試合か、2トップに変更して調子上がってきたみたい。おや?

困りますよ。元々タレントはいるから、噛み合ったら、ちゃんと強いですよ?

では今度は別の理由で。

驚異の芽は育つ前に確実に摘み取るのも、勝負の鉄則だ!!

ナビスコ杯の対戦もこれからあるし、最初にガツンと!

というわけで、偵察したんですが。

早野監督、結構コロコロ変えてくるから、読みづらいんだよな。とりあえず、良い流れのままのメンバーで来るとして。

マリノスは個の能力が高い選手が揃ってるんで、まずはそこに注意。坂田選手とか、山瀬兄とか。

向こうのコンビでは、右SB田中隼磨→FW大島というホットラインが機能しそうな気配なので、この試合でも左サイドの頑張りは重要。

あとセットプレーは、とにかく空中戦に強い人が多いので、要警戒。

そして何と言ってもこの試合の勝負の肝は。

CB中澤、栗原、アンカー河合という、でかくて強くて厳しい人が揃っている中央のトライアングルとの対決と思われます。

さすがのフランサさんでも、やりたい放題は出来ないと思うので、回りのみんなの素早いサポートとフォローが絶対必要。先に動いて人数かけて崩したい。さてどうなるか。

とにかく先手必勝!! 負けないぞ!!

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