今週の雑感記 キキの恋
先週神様待ち宣言しましたが。
待っているだけではいけません。自ら迎えに行かなくては。
というわけで、散歩を敢行。ネタが出やすいのは、机にかじりついている時ではなくて、歩いている時とか、風呂入ってる時とか。血行よくなるから?
池袋まで、買い物ついでに往復2時間の大遠征。
来ましたよ。
ケッタ・ゴール!激闘編第23話のネタが。
なんかどんどんアイディア沸いてくる。神様、そっちじゃありません(笑)。
一応必要な分も何とかまとめたので、確定申告終わらしたら、企画作業に復帰。
○魔女の宅急便その3 キキともう一人の魔女 (角野栄子 福音館)
大人になるという事は、自分自身と向き合わなくてはいけないという事で。
その中には向き合いたくない、醜い自分もいるわけで。
それをひっくるめて、本当の自分に出会わなければいけないのです。
13歳の満月の夜に旅立ったキキも、もう16歳。
ずいぶん大人になったなあ……。
○ 魔女の宅急便その4 キキの恋
とんぼ……。
お前という奴は……。
女の子との色恋沙汰には興味ないような振りしといて……。
というわけで、おいしいところをちゃっかり頂いたとんぼ君は置いといてですね(笑)。
これで四冊読んだんですが、面白かったです。いい意味で驚きがありました。
児童書という事で使う単語は平易なんですけど、それを組み合わせて素敵な文章にする文章力とか。
読みやすいように見えて、物凄い深い内容が隠れてたりとか。
想像力を掻き立てられます。
そういうのは売る事だけ考えたら、必ずしもいらない要素かもしれません。
漫画と小説でちょっと違うかもしれないけど、長いこと仕事として成立させるためにお話作ってるから、どうしてもそういう事は考えてしまう。大勢の読者を釣り上げるための仕掛けとポイントは、絞られてくると思うし。
でもそこで、あえて深い所まで、アイディアとか工夫とか心配りとか、作者の思い入れを詰め込む事で、それが読者の心に響いて、ずっと心に残る作品になるのではないか。
後々読み返しても楽しめる物になるんじゃないか。
ちょうど手塚作品も読み返してたんで、そんな事を思いました。
そういう部分でお客さんに信用してもらえて、買ってもらえる作品が作れるといいですねえ。そういう商売のサイクルになるのが理想。頑張ろう。
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