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2006/12/22

今週の雑感記 魔女の宅急便カレンダー

人間、辛い時、それをこらえるためには、夢が必要です。

というわけで、腰痛悪化させ寝不足に苦しみながらの作業中、「これを持ってけば、劇的な良い展開が待っているに違いない!!」と自分に言い聞かせ頑張ってたわけですが。

「劇的」は無理でした(笑)。

まあ普通に、一歩前進。そしてやっぱり、年越し決定。

とりあえず、まず体力回復から。なんせ打ち合わせの途中でガス欠してたから(笑)。

でれでれと漫画でも読むかと思ったら、今週は合併号でサンデー、マガジンが休みの週。年末だなあ。

○ あじさいの唄 (森 栗丸 ビッグコミックオリジナル)

普段読み切りエピソードが中心の「あじさいの唄」が、殿様暗殺事件というどでかい引きを見せていたため、非常に気になってて。

事件は未然に防がれた。

殿様自身の手によって……。

殿様凄い切れ者だった。

「この玉は何と申すものかの?」というところですでに、暗殺者の正体見抜いてたって事だよね?

ちなみに暗殺者は、しゃぼん玉屋さんに扮していたわけですが。

しゃぼんの語源はポルトガル語。ちょっと調べてみたところ、鉄砲伝来の頃日本に持ち込まれ、当初は高価な珍しい物だったそうな。それが江戸中期、オランダから輸入されるようになって、1677年に「玉屋」と呼ばれる、行商のしゃぼん玉屋さんが現れる。

殿様は「しゃぼん玉。おう、これがそうか」と言ってるから、この漫画はその頃が舞台という事ですね。

学生の頃の歴史の勉強は、さっぱり身が入らず、落第寸前まで行ったんだけど、こういう生活史には結構興味があることに、最近気付いた(笑)。

○ 魔女の宅急便 2007年カレンダー

年末という事は、そろそろ来年のカレンダーを購入せねばならず、今年買ったのは、これ。

例年はジブリ作品集のカレンダーで、いろんな作品の絵がついてるやつを買ってたんだけど。

ハウル、ゲド、と続いたことにより、僕の中でのジブリ作品の外れ率が高まって、なんかもったいないような気がして。今年は単品で行くか、と。

魔女の宅急便のカレンダーは、今年からラインナップに加わったそうです。実は公開からもう17年たった今でも、グッズがよく売れてるロングセラーなんだそうな。

確かに、間口が広くて作りがしっかりしてる作品だから、年月経っても色褪せない。何度観ても、クライマックスで盛り上がれるし。

カレンダーに使われてる絵も、雰囲気あって、いいシーンが並んでる。

公開時にどばっと売るには、派手な作りとプロモーションかも知れないけど、長く愛してもらえるのは、こういう作品だと思います。

「魔女の宅急便」のように、夢があって共感出来て、すっきり見れるしっかりした作りの良作をまた見たいけれど、でもジブリはでかくなり過ぎて、もう大作主義じゃないと、回らないのかな……。

カレンダーの表紙がいい絵で、これで飾っておきたいぐらいなんだけど、年が明けたら、当然真っ先にめくらないといけないんだよねえ(笑)。

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