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2006/12/30

2006年のレイソル

ふふふ……。

やりましたよ……。

とうとう念願の……。

新カテゴリー「レイソル2006 昇格への道」!!

多くなり過ぎた「サッカー」カテゴリーの記事を整理する時に、泣きながら「レイソル2004・2005 降格への道」を作った時の希望。一年で昇格して、新カテゴリーを作ること。

見事成就した!!

いやー、今年のレイソルはホントによかったですよねー。ハラハラしたけど(笑)。

という事で最後に、今年のレイソルについて、まとめておきたいと思います。

皆さん覚えておられるでしょうか。

昔々、「レイソル日本一プロジェクト」という、三ヵ年計画があったことを。

て、今年が実はそれから三年目。日本一になるつもりが、まさかJ2で闘うことになるなんて、傍から見れば大失敗。

でも。

僕はレイソルは今年、日本一になることより大切なものを手に入れた、と思うのです。

それは、チームとサポーターの一体感。

掛け声だけではない、本物の。

一心同体。

一年でこんなに劇的に変わるなんて、びっくりですよ。第四クールのあのふらつきっぷり、去年だったら当然ブーイングもの。罵声が飛び、応援拒否が起き、きっつい横断幕が出て、あげく暴動ですよ。

でもホントは、そんな事してもどうしようもないんだよね。ちょっと鞭入れて勝てるほど、サッカーは甘くないんですよ。

それでもサポーターの気持ちとしては、そうやって吐き出すしかなかった。

よそのチームでもよく見かける光景。

サッカーには、人を熱狂させる魔力があるから。よその国では本物の戦争になったことがあるぐらい(笑)。

だから、選手は必死に勝利を求める。だからサポーターも必死に勝利を願う。そしてクラブも。でも。

ホントはプロのクラブは、そっち向いてちゃ、駄目だと思うんですよ。

サッカーというスポーツは、相手があって成り立つわけだから。頑張ったからって、絶対勝てるとは限らない。

しかもリーグ戦を考えたら、勝者は一チームだけで、残りは全部敗者。勝利だけ求めていたら、その想いは裏切られる事の方が、圧倒的に多い。

なのに客から金取ってるわけで(笑)。

だから、プロのクラブがお客さんに提供するのは、勝利ではないのだ、と思うのです。

応援出来るチームを作り、応援出来る試合を見せること。

よくある事態ですけど、金で勝利を買うような補強をして、サポーターが愛してるチーム功労者のベテランをバンバン切り、「プロだから勝つためには仕方ない」を免罪符に人情不在のチームを作って、あげく負けたら、そりゃ不満爆発。

勝っても負けても、いやむしろ負けた時こそ、応援出来るチームを作る事が、実は一番大切なのではないか。

それを今年レイソルは手に入れた。

チームのために残ってくれた選手。昇格させるためにJ2に来てくれた選手。

そしてクラブは地元密着を打ち出し、ファンサービスに力を入れ。

そしてこの一体感を作り出すのに大きかったのは、情報発信量が、格段に増えたことでしょう。応援するためには、親近感大切だから。特に一気にブログ増やしたのは大ヒット。

負けた直後のチームの様子とか、クラブの雰囲気とか知っちゃったら、こっちとしても「何やってんだよ」となじってる場合じゃないですからね。自然、「下向くな!」という気持ちになるってもんですよ。

今年得たこの雰囲気を大切に、無くさない様にしながら、来年以降も、こつこつチーム作ってって欲しいです。

そしたらちょっとぐらい負けが込んでも、僕のチームに対する愛情は、びくともしませんよ!

さて、今のところ、僕の考えてたコツコツ補強プランの通りに、補強が進んでいるみたいで、かなりウキウキなんですが。

発表された契約済み選手リストを見ると、あとは主にレンタル組の人がどうなるのかですね……。まずユキヒコさんが完全移籍で契約完了。ばんざい!

そして。

チームとサポーターの一心同体のために尽力してくれた、広報種蔵さんが退社されました。

取材に行った時に、施設内を案内してもらったなあ。お疲れ様でした。

種蔵さんの抜けた穴も、来年に向けた凄い補強ポイントだと思いますよ?

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