今週の雑感記 猫の地球儀
なぜかコメント機能と干渉してしまうので外しておいたサイト内検索を、復活させられないかと色々試してみましたが。
やっぱりだめなので、Googleの検索窓を取り付けてみました。
妙に余白があるんだけど、直し方が分からない……。
(am1:00 ついに分かった! ばんざい!)
先週ばっさり斬られてから、ずっと続くネーム週間。
ここが天下分け目の関が原。
今日も駄目出しされたけど、ここでめげずに頑張って、ワンランクレベルを上げないと、完成しない。
しかし、頭がオーバーヒート気味……(笑)。
そんな今週、読んでいたのがこちらです。
○ 猫の地球儀 (秋山端人 電撃文庫 2000/1)
ネーム週間と同時にSF読書週間。煮詰まった時、気分転換にちょっとずつ。
ちょっとずつ読んでたはずなのに、いつの間にか読み終わってるのは、煮詰まってばっかりの証拠……。
この小説は、人間の死に絶えた宇宙コロニーに住んでいる、猫とロボットの話です。
異世界風味に描写が味付けされてるけど、読んでればすぐ、ここが宇宙コロニーだという事に気付く。ところが登場人物達には、中途半端な知識しかない。
読者が神様視点になってるわけですが。
この、「答を知っている事から生じる面白さ」について、しばし熟考。
こうなれば成功、というのは分かっているのに、そうならないかもしれないハラハラ感とか。
サラッと出てきたエピソードが、実は重要なポイントであることがパッと分かって、来た来たとドキドキする感じとか。
上手く作れると、話の先に期待感を抱かすことが出来るよなあ、と。
他にもキャラクターの立て方とか、色々と参考に。
しかし最初、猫の話だし、なんか可愛い感じだし、と油断して読んでたら、最後にガツンとやられて、ちょっと悔しい(笑)。
テーマからしっかり作りこまれた、面白いお話でした。
ネームはジリジリとしか進まないのに、読書は進む。
次何読むかな。
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